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絵画指導 菅野公夫のブログ

大好きな絵とともに生きてます

手のデッサン指導

2012-07-20 | デッサン会
手のデッサンの指導です。

 

直す前と直した後を見比べてください。

光が左から来ています。その場合は、左側の輪郭は弱くした方が良いでしょう。
立体感を出すために、人差し指のところで大きく面が分かれます。
明暗を大きく二つに分けるという考え方です。

床に手がついているなら、右側に影ができます。
その影のできかたで、床との関係が生まれます。

また、デッサン会の2分間クロッキーでメンバーが描いたものを私が手直ししてみました。

 

指も丸い物ですが、一本づつ角柱の意識で面で分ける。
2分なら、このくらいに掴むとよいということを下に軽く描いて示しました。

いきなり、一本づつ指を描くと、全体の形が狂います。
まず、全体の形を掴んで、指を描く前に、関節をつないだ補助線を描きます。
カーブした補助線がわかりますか?これを入れてから、描くと描き易いです。
私は親指と人差し指の関係だけを描くつもりでやることが多いです。
それが正しく描けると、他の指は必然的に、この位置に来るということが決まります。




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