絵画指導 菅野公夫のブログ

大好きな絵とともに生きてます

加須のIさん 50号制作

2016-06-09 | 絵画指導
加須のIさんが、今年の県展に向けて描いた50号です。



昨年に続けて、箱をテーマに描きました。

まだ、絵を始めて二年半なので、このような静物画のような物からデッサンの勉強のつもりで取り組ませています。

ただ、私のアドバイスは、机の上に何かを並べて描くというありふれた静物画ではなく、
外に出て、風景の中にある静物の組み合わせの方が、当たり前でない新鮮な感じがすると勧めました。

これをやっていると、風景画に移行するのもスムーズだと思います。

絵は構図が重要です。主役脇役の設定などを考えたときも、このパターンの方が組み立てが楽です。

いきなり風景を描かせると、平凡なただの風景になりがちです。
風景画もただの情景描写だけでなく、そのなかに魅力あるポイントが欲しい気がします。

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加須のIさんは、初めて描いた40号で、県北展で特選、県展もこの絵で二年連続入選しました。全くの素人でしたが、基本デッサンを半年やって、静物画で40号を一枚、50号を3枚描きました。

ーーー私の通信指導ーーー

基本デッサンは、トイレットペーパーから始めて植物のデッサンまで約半年でやります。
その後は、絵の希望があれば、すぐに40号に挑戦させます。東京のFさんもそれをやりました。

基本デッサンの後は、石膏デッサン、人物デッサンと進んでいきます。
方法は、クロッキーと描き込みと模写を取り入れます。

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