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中間貯蔵施設 受け入れ表明 調査と建設は別? ・ 道路と川の災害相談

2023年08月18日 | 政治

 

本郷町と美川町から災害箇所の相談があり、川の浚渫や道路整備について現地で立ち会いました。その後、錦町の家の掃除とお墓参り、庭の掃除をしてきました。雨が降り出し少々濡れましたが、母もお参りができて安心したようでした。夜ランは、人影の少ない公園でゆっくりゆっくり早歩きしました。暑さもこれまでよりいくらか和らいでいるように感じました。

8月初めに突如沸いた上関町への使用済み核燃料の中間貯蔵施設建設問題で、今日、上関町では臨時町議会が開かれ、町長は「貯蔵施設の調査を受け入れる」と表明しました。まずは、町民や周辺自治体への住民説明がなされないまま、議会だけでこんなに短い間に受け入れを決定してもいものかと、まず疑問を持ちました。さらに町長の言葉は「貯蔵施設建設と調査は別問題」だと言い逃れをしています。調査をして建設を断る事ができるはずもありません。札束で頬を叩くようなやり方や調査費1億数千万円(年間)に目が眩む地元にも情けなさを感じます。

「核のゴミ」と「使用済み核燃料」の違いを私ははっきり知りませんでした(私の認識不足でした)が、この度上関町で計画されている施設は、核のゴミではなく、原発で出た燃料を再処理(プルトニウムとウランでMOX燃料を生成)する前の核燃料です。今はフランスへ送りMOX燃料を逆搬送して高浜・伊方原発などで使われているそうです。国はその処理をフランスに依存するのではなく、国内で処理する六ヶ所村の再処理工場建設を計画しています。しかし、いつまで経っても完成せず、中間貯蔵施設がどんどん一杯になっているのが現状です。こんな危険な核燃料を日本のあちこちに持って回ること自体が信じられません。国や電力会社、地元上関町も長いスパンの大問題をもっと真剣に考えるべきです。


  
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