STRONG 遠藤 創造と破壊 銀幕の隙間でひとこと。

映画 TV CM 映像の現場で、いい効果やビジュアルを作り出しながら
ここで喋ったりぼやいています。

つながる 仕事。

2011-04-24 16:28:02 | 職業としての映像

作品が終了して、3日目である。
本日は、日曜日で業者や取引先がやっていないので、休日といたしました。

旅から旅への地方ロケ三昧で、溜まりに溜まった洗濯物を相手に格闘中である。

午前中に「操演」の仕事で一度家を出たが、一通りの仕掛けを仕込んで午後3時に帰宅。

時間があるという事は、実に素晴らしいことだ。


さて 話しは変わるが、先日も当ブログで紹介したように今回の作品には「見習い君」が一名ついていた。

当ブログを通じて、小生の元にコメントを出してきて、今回の現場に入る事になった。

彼の年齢は、35歳だ。

年齢を見れば?当然の事だがいままでにいろいろな経験をした後、この業界に入ろうと決心した訳だ。

通常の業界ならば、当然採用になる年齢ではない。

オマケに業界でのスキルはゼロ。

実を言えば、この業界でも本来なら採用は無いだろう。

しかし、チャンスだけはあげたかったので、「ボランティアというカタチで良ければ来なさい」と言ったら来た。

彼もこのブログを覗いているだろうから?あまり言いたくはないが、この時点で「ヤル気」を感じる事が出来る。

「とりあえず、無償でも良いからヤッてみたい。」ということだからだ。

しかし ココまでは、いままでにも数名の人間がチャレンジしている。なかには、かなり中途半端なカタチで逃げ出したヤツもいる。

今回の見習い君は、能力的にはまったく期待はずれな部分もあったが、ひとまず作品を最期まで全うしてくれた。

コレが出来そうで、なかなか出来ない。 そこは、評価して良い。

しかし、年齢を重ねている分「言い訳」が多いのが玉にキズ。

今回の作品を通じて約2ヶ月間を見て来て、次回作も使ってみようと思っている。

しかし 次回作からは、コチラもギャランティを支払う分、さらにキビシイ事を言わせてもらう。

お金を頂き始めたからには、プロとして仕事を要求させてもらう。

覚悟は、いいかな?次はひと味違う小生を見てもらう事になりますぞ。


本日の講釈は、ココまで。








最新の画像もっと見る

コメントを投稿