日曜日。
そこそこ天気も良く、暖かい1日でした。
出かけようかと思いましたが・・・朝から睡魔が襲い、ついつい部屋でゴロゴロとしてしまいました。(汗)
落ち込んだ気持ちのままではいられない!というわけで、徐々に精神状態も復活してきました。
こんな時は、笑いで元気を取り戻そうと思い、購入したまま大震災の影響で観る気持ちになれなかったDVDを観ました!
『Mr.BOO!/ ミスター・ブー』です、ハイ。
私の記憶が正しければ・・・当時読んだ某ミリタリー月刊誌の中の映画コーナーの、今月の新作紹介の中で、評価☆5つで紹介されていたのが、この『Mr.BOO!/ ミスター・ブー』でした。
あの頃は、中学生。
香港映画のコメディ、と聞いて「う~む」と思ったものの、気になりました。
しかし、当然のように金銭的な理由もあって、映画館まで観に行く事はありませんでした。
そして、それから数年後。
TVでこの『Mr.BOO!』が放映されて、やっと観る事が出来たのですが、
「めちゃ面白い!!」
それ以来、この私、『Mr.BOO!』シリーズに、そしてマイケル・ホイにハマってしまう事になるわけです。(笑)
今回、DVDを購入して、こうして映画を観るのは、20年ぶりぐらいでしょうか。
いやぁ、今観ても、これ、本当に面白いです。(個人的には、前に記事にした『アヒルの警備保障』が最も好きですが)
何度も何度も観たおかげで、ストーリを覚えているにもかかわらず、それでいても面白くて笑ってしまうのです!
映画は、確かに時代を感じさせます。もう30年以上前の作品ですからね、仕方ありません。
でも、当時しっかりとハマってしまった私としては、古臭く感じなかったです。(現在のコメディ映画の方が、何かあざとらしくて笑えないぐらい・・・)
ホイ三兄弟、最高です!
有名な?調理場での格闘シーン、カーチェイスの場面等、これでもか!と出て来る笑いのネタ(基本的に小ネタが多い)が、今回観ても、あまりにくだらなくて爆笑してしまいました。
古典的な笑いが満載で、素直に笑えるのが最高です。
以前の『アヒルの警備保障』の記事の時にも書きましたが、やはり、マイケル・ホイの日本語吹替えをやっている、広川太一郎さんの存在が大きいと思います。
あのアドリブ満載(らしい)の台詞回しがあってこその、面白さだとつくづく思います。
この『Mr.BOO!』は、サミュエル・ホイとリッキー・ホイの声を、当時人気絶頂だったツービートの2人、ビートたけし&ビートきよしがやっていますが、懐かしかったです。
ただ・・・当時も思ったけど、2人共ヘタクソで声が合っていないのが残念。やはり、富山敬さんと安西正弘さんじゃないと、しっくり来ないですね。(今更仕方ないのですけど)
『Mr.BOO!』・・・昔のまま、充分に楽しめて笑わせてもらいました。
いやぁ~満足でした。
お薦めです。
3月になりましたね。
暖かくなり春を感じていたのに、3月になった途端に、またも寒の戻りで寒くなってしまいました。
今日、最高気温7℃って...。(涙)
さて。
この私、香港映画である[Mr.BOO]シリーズが大好きな男です。
ホイ3兄弟が出演する、ドタバタ喜劇が本当にたまらなく好きで、80年代にTV放送がある度に熱心に観たものです。
特に、「Mr.BOO!」「Mr.BOO!インベーダー作戦」「Mr.BOO!ギャンブル大将」そして、「新Mr.BOO!アヒルの警備保障」の4作は、マイ・フェイバリットとも言える作品です。
時代は流れ・・・今では、昔の映画はTVで放映される機会はほぼ皆無となり、当然のように[Mr.BOO]シリーズも、この20年ぐらい全く観る事はなく、かつレンタル店でも置いていないので観る事が出来なかったのですが、この2月にDVD・デジタル・リマスター版で発売される事を知って、大歓喜!!
5年ぐらい前?に、、Mr.BOO!シリーズのDVDボックスが発売されたものの、高価すぎてさすがに手が出ず、泣く泣く断念した覚えがありましたが、今回はバラ売り・1枚1500円!という、嬉しい価格じゃないですか。
もちろん、上記の4作品は、早々に予約して、手に入れました。
さっそく観ました!
まずは、「新Mr.BOO!アヒルの警備保障」です。
個人的に、トータル的に、この作品が1番好きだからです。
いやぁ~面白かったです!!
全く色褪せず、昔観た時の面白さのままでした。もうたまらんですね。(笑)
この[Mr.BOO]シリーズは、誰が何て言っても、やっぱり主役でもあるマイケル・ホイです!広川太一郎さんの吹替えは正に絶品!久しぶりに大笑いさせてもらいました。
後は、リッキー・ホイのとぼけた演技が、これまた笑いを誘います。
1番のハンサム男、サミュエル・ホイは、スマートな役柄もあってそこまで印象には残らないのも、全く昔と同じ感想です。
このシーンの次は、このシーン・・・と、ストーリー展開を全く忘れていなかったし、台詞も覚えていましたからね。(笑)
こうして20数年ぶりに観て思ったのは、やはり、マイケル・ホイの吹替えをやっている、広川太一郎さんのアドリブ気味のハチャメチャな吹替えが、このシリーズの肝であり、面白さを倍増しているという事!!
これは間違いありません!
それは、吹替えでなく字幕で観たらよくわかります。(少々つまらないです・・・)
それほど、この吹替えはインパクトが強くて、面白いです!
昔観た時に耳にしたいくつかの台詞を、今でもしっかり覚えていたぐらいですからね。これには、我ながらビックリしました!(苦笑)
しかし、その広川太一郎さんも、サミュエル・ホイの声の富山敬さんも、すでに他界されてしまっている・・・そう思うと、時代の流れを感じると共に、とても残念でなりません。
「新Mr.BOO!アヒルの警備保障」
正直言って、広川太一郎さんの吹替えによって面白さを倍増していますが、純粋に香港映画として観ても結構イケている喜劇作品だと思います。
この作品までの、マイケル・ホイのパワーは凄かった!
つくづくそう思います。
後3作品。
観るのが楽しみです。(笑)
随分と前に、CDショップで“DVD3枚で3000円”に釣られて、ついつい購入した映画DVD。(このパターン多いな、私)
購入したのはいいけれど・・・なかなか観る気分になれず、先送りになってしまいましたが、昨夜眠れなかったのを機会に、やっと1作品を観ました。
観たのは...
『トロピック・サンダー 史上最低の作戦』
映画公開時に、ちょっと観に行こうかな~と思っていた映画です。
普段は、昔見た懐かしめの映画DVDを購入する事が多い私ですが、これは珍しく新しい方(3年前)の映画です。
監督は主演も努めるベン・スティラー。他に、ロバート・ダウニー・Jr、ジャック・ブラックや、ニック・ノルティなども出演しています。
パッケージに書かれてある紹介文を書くと...
カゲキ過ぎ!爆笑サバイバル・アクション・コメディ!
アクション超大作『トロピック・サンダー』撮影のため、ジャングルの奥地へと連れ出されたアクションスターのダグ・スピードマン、お下劣コメディアンのジェフ・ボートノイ、演技派俳優カーク・ラザラスらハリウッドのトップスター3人組。しかし、何も知らない彼らが降り立ったのは、本物の戦場だった!
そのようなストーリーです。
で、感想。
さすがにハチャメチャすぎて、かつグロさもあって、どうも感情移入出来なかったです。
外国映画(外国人)の笑いのセンスには、理解しがたい事がけっこありますが・・・この映画でも、やはりついていけないですね。素直に笑えないのです...。
見所は?!と言われても、さすがに「う~ん」と唸ってしまいます。色んな映画のパロディがあったり、意外な超有名俳優が全く姿を変えて出演していたぐらいでしょうか。
そんな情けない感想しか言い様がない、そんな内容でした。
好き嫌いがハッキリする映画だと思います。
こんな、やりすぎ感満載&B級感丸出しの映画が大好きなファンの方々も多いとは思います。
私もハチャメチャな映画は好きなのですけど、さすがにこれは満足出来ませんでした。
ハチャメチャでもスッキリしない・・・ちょっと残念な映画でした。
DVDが1000円だったからまだ良かったものの、それ以上の値段だったら後悔していた事でしょう。(汗)
日曜日。
今朝からまとまった雨でしたが、昼過ぎになって降ったり止んだりの状態になっています。
天気予報を見ていたら・・・今週は火曜日辺りから急激に寒くなるとかで、それを思うと今から嫌になります...。(涙)
さて。
このところ、写真に頼ったブログ記事が続いているので、ちょっと反省?している私です。(笑)
今回は、久しぶりのDVD鑑賞記事です。1ケ月ぶりかな?観たのは、映画『シン・レッド・ライン』です。
また、戦争映画かぃ!(苦笑)
昔、レンタルで借りて観た記憶がある映画で、DVDを店で見つけて、懐かしくなってついつい購入してしまった作品です。
映画の舞台は、太平洋戦争時のガダルカナル島。
その日米の最前線で戦う、米陸軍兵士達の、様々な人間模様が描かれています。
監督は、テレンス・マリック。映画界では有名だそうですが、この作品しか観た事がないです・・・。
主演というか主役は、やはりジム・カヴィーゼルでしょうか。監督同様、この俳優さんもよく知らない・・・。
これまた主役とも言えるショーン・ペンが、存在感のある演技で、さすがに“らしい”雰囲気を出しています。
軍人の権化のようなトール中佐を演じる、ニック・ノルティも、けっこう印象に残ります。
後・・・観ていて、ふと「この俳優、ジョージ・クルーニーに似ているなぁ~」と思っていたら、DVDのパッケージを観たら名前がありました。
ジョン・トラボルタなんかもちょっと出ていたりします。(苦笑)
この映画『シン・レッド・ライン』の感想を一言で言えば、長い!171分の長尺ですが、その時間以上に長く感じてしまいます。
ほんと、とにかく長い・・・どこか冗長でダルく感じてしまうという、ちょっと残念な作品です。
思えば、レンタルで観た時も、同じ様な思いをしたのを覚えています。(学習能力が無い男...)
映像は見事なまでにキレイです。特に“静”の場面は、本当に美しいです。
ただ、普通に映画を楽しみたい、ごくごく平均的な映画好きの私には、とっつきにくいというか、監督が表現するこの作品の世界を理解するのは難解すぎます・・・。
どこか芸術作品のような雰囲気。そんな映像が醸し出す独特の雰囲気が、この私には馴染めませんでしたね。
戦争映画でありながら、映像に戦争という[狂気]を感じない、そのためどこか戦争映画ではない・・・そんな映画『シン・レッド・ライン』でした。
上手く文章に出来なくて、何か中途半端で意味不明な文章になってしまったなぁ...。(汗)
暑さに負けて?CDショップでキャンペーンやっていた〈DVD3作品3000円〉に釣られて、ついつい映画DVDを購入してしまいました。
最近の映画にはイマイチ食指が動かず、昔観た映画で久しぶりに観てみたいな~と思った映画を3作品チョイス!
早速、その中の1つ、『がんばれ!ベアーズ』を観ました。
1976年に大ヒットしたという、この『がんばれ!ベアーズ』です。
確かに、あの当時、テレビで放送される度に観ていた記憶があり、いや好きでしたね。
内容は、弱小少年野球チーム「ベアーズ」が、色々とありながら成長?していく物語です。
ハッキリ言って、私が小学生時代同級生と組んでいたチームの方が圧倒的に強かっただろうな・・・そう思うようなチーム状態の「ベアーズ」です。
まあ、この映画、野球の上手下手がテーマじゃないので、それはそれでいいのですけどね。(笑)
飲んだくれの監督を演じるウォルター・マッソーが、なかなかいい味出しています。
それに何と言っても、女の子なのに「ベアーズ」にエースピッチャーとして加入する、テータムですよ!そうテータム・オニールです!
映画『ペーパー・ムーン』時よりもちょっと大人になって(3年後?)、相変わらずチャーミングで魅力的です。
こう書くと、お前ロ○○ンか!と言われそうですが、そんな事はありません。(笑)
映画自体は、今観ると、そう楽しくはなかったなぁ・・・と。それは恐らく、私自身がいいオッサンになったからでしょうね。
子供の頃にあった純粋な気持ちが、もはや無くなってしまったと言うか...。
そう思うと、歳は取りたくないなぁ、と思ってしまいます。(汗)
しかし、この『がんばれ!ベアーズ』、大ヒットしただけあって、それなりに面白く充分に楽しめると思います。
親御さんが、お子さんと一緒に観るには最適な映画かも!
昔観た時の楽しさは感じなかったけど、DVD1000円ならば、充分満足です。
テータム、可愛い!(おいおい、やっぱり・・・笑)
後。
当時は全く気づかなかったのだけど、「ベアーズ」のライバルチームの監督で嫌な奴を演じていたのが・・・何とヴィック・モローじゃないですか!
本当に知らなかったので、今回観てビックリしました!!
えっ、誰だって?
有名なTV映画(ドラマ)の、あの『コンバット!/COMBAT』の主演の1人であるサンダーズ軍曹ですよ!(余計わからん?)
子供の頃、ある意味、私のヒーローだった、ヴィック・モローです!
『コンバット!』では有名なものの、映画ではその姿を滅多に観た記憶が無かったので、脇役とは言え重要な役で、こんな大ヒットした映画に出ていたのを知って、何だか嬉しかった私でした。
それだけでも、DVDを買った甲斐があったってものです。(笑)
前々から欲しかったものの、なかなか廉価でDVD化されず、観たくても観れなかった映画『戦争のはらわた/CROSS OF IRON』が、限定盤で発売されました。
当然、購入しましたよ。
昔、観た時の印象がもの凄く強烈に残っている映画なので、観るのが楽しみでした。
ただ・・・購入前に、レヴューを観ていたら、多くの方々が今回のDVDは字幕がとんでもなく不出来だとあり、何かガッカリ気分でしたが、仕方ない・・・と割り切って?購入しました。
第二次大戦中のロシア戦線を舞台とした、ドイツ軍部隊の物語。
名誉欲が強い上官と、歴戦の部下との確執を描くと共に、様々な人間模様、そして戦争・人間の残酷さを描いた映画です。
監督は、バイオレンス作品の巨匠!と言われるサム・ペキンパー。
主演といってもいい反骨の下士官を演じるのは、あのジェームズ・コバーン!私、個人的に好きです!ポールの『BAND ON THE RUN』のアルバムジャケットにも登場しているし。(笑)
私の中では、「荒野の七人」や「大脱走」のイメージが強いですが、この映画でも凄いです。存在感バツグン!!
実に男らしくて、文句なしにカッコいい!
最後に、問題の字幕ですが・・・やはり、指摘されているように、何か変でしたね。会話が会話らしくなっていないというか、確かにもの凄く違和感を覚える、ちょっとイライラする字幕でした。
まぁ、映像を楽しむのならば、この字幕の酷さにも耐えられますが・・・もうちょっとマシな字幕にならなかったのかとは思います。
字幕はともあれ、映画自体は、昔見た時の衝撃そのままで、こうして観れて大満足でした。
(しかし、ほんと、戦争映画ばっかりだな...)
やはり、戦争はいかんです。
気温は高めで暖かいものの、どうやら天気は下り坂みたいです。
明日は久しぶりにまとまった雨だとか・・・。
この間。
知り合いと、ふとした事から映画『大脱走』の話題となり、この映画が大好きなもので独りついつい語ってしまいました。
今思うと恥ずかしい・・・。(汗)
そんな事もあってので、久しぶりにDVDで『大脱走』を観ました。
また戦争モノかい!という声が聞こえてきそう。(苦笑)
第二次世界大戦時、脱走不可能と言われたドイツ軍の捕虜収容所から、捕虜になった連合軍将兵が集団脱走を計画、実行する、という内容です。
言わずと知れた有名な映画なので、私があーだこーだ言うのもおこがましいです...。(笑)「大脱走/THE GREAT ESCAPE」
1963年の映画なので、約半世紀前の映画ですか。
初めて観たのは小学生の頃。
以来、何度観たことでしょう。飽きませんね。
何と言っても、私にとってこの映画は、スティーヴ・マックィーン!
個人的に、マックィーン大好きなので、たまりません。
マックィーンの逃走シーンは、いつ観ても手に汗握ってしまいます。
今思うと、他にもリチャード・アッテンボローとか、ジェームズ・ガーナー、チャールズ・ブロンソンやジェームズ・コバーン等、私が知っている俳優が出ているので、最近の映画と違って親近感を持てるのもあり、妙な安心感?があります。
監督が『荒野の七人』の監督なので、マックィーンはともかく、ブロンソン、コバーンが出演しているんだろうなぁ。(と勝手に想像)
この映画のテーマソング「大脱走マーチ」は、誰もが一度は耳にした事があるのではないでしょうか。
そういえば、Blurが演奏していたなぁ。(懐かしい)
173分の長尺ですが、中だるみなく、それを全く感じさせない素晴らしい映画です。
脱走にすべてを賭ける、男達のドラマがそこにあります。
これは名作と言って過言ではないと思います、ハイ。
レンタル店で、レンタル落ちのDVDが安く売っているコーナーのワゴンを覗いて見たら、映画『ブラザーズ・グリム』のDVDがワゴンの中に入っていました。
以前観た時に面白かったので、ついつい購入してしまいました。DVDのパッケージに書いてあるように、
“世界中で最も愛され、永遠に語り継がれるグリム童話の誕生秘話が遂に明かされる!!”
と、グリム童話で有名な、グリム兄弟が活躍するファンタジー・アドベンチャー映画です。
そのグリム兄弟を演じるのが、あの今を時めくマット・デイモンと、惜しくも亡くなったヒース・レジャーです。
そして監督は、鬼才テリー・ギリアムとあっては、一筋縄ではいかない映画なのは間違いありません。
映画館で観た時は、確かに面白かったです。
しかし、こうして改めてDVDでじっくりと観てみたら・・・そうでもなかったです。(汗)
映画館のスクリーンじゃなく、TV画面だからかなぁ・・・。
部分部分は楽しめたのだけど、映画全体で見たら、どこかイマイチ感がありました。
ダークすぎるかな・・・。
まぁ、安かったので、DVD購入して損をした気にはなりませんが、最初観た時の印象と全く違ったので、何とも複雑な心境です。
ちなみに、決して悪くはありません。
それなりに楽しめます。
だんだんと冷え込んで来ますね。
今からこの調子だと、本格的な冬が思いやられます。
たまにのんびりと映画(DVD)を観ました。
これが、けっこうまったりとした時間を過ごせて、リラックス出来るのです。
観る映画にもよりますが。
ジャック・レモンが好きなので、随分と前に、彼が出演している映画のDVDを買い揃えようと努力した・・・ものの、見事に失敗。
そんなに揃わなかったです。(飽きっぽい)
その時に購入したDVDを、やっと今回観たわけで・・・。
映画『あなただけ今晩は』 ジャック・レモン&シャーリー・マクレーンという、あの大好きな名作『アパートの鍵貸します』のコンビによる映画!!
そして監督も同じビリー・ワイルダーだし、やはり、期待するじゃないですか!!
しかし、感想は、
う~む・・・イマイチ。
それなりに面白いのは面白いのだけど、何て言うか、スッと入り込んで来ないのです、これが。
ほんとジャック・レモンはジャック・レモンだし、充分に魅せてくれるものの、あと1つ何かが足りない・・・うん、足りない。
後、シャーリー・マクレーンがちっとも可愛くないのだ!これが痛かったです...。
役柄ってのもあるだろうけど、ちょっとね・・・所々は魅力的だったけど。(涙)
そして、最後のあのオチもどうかなと思ってしまうし。
悪くはないものの、何度も観たいとは思わない作品だったなぁ。
買って後悔はしないけど、ちょっと残念でした。
今回はDVD鑑賞記です。
スタンリー・キューブリック監督、1987年作品の『フルメタル・ジャケット』!
相変わらず、戦争モノです...。(笑)
昔、劇場で観た覚えがあります。
もしかしたらそれ以来かも?内容、あまり記憶無かったし。
ベトナム戦争時の、海兵隊の人間性を無視した新兵訓練、そして戦場での狂気を表現した作品で、さすがに見応えは充分。
記憶としては、新兵訓練の場面と、最後の狙撃兵との戦闘シーンのラストだけは覚えていました。
後、エンドクレジットで流れる、ローリング・ストーンズの「黒くぬれ!」も覚えていました。
しかし、台詞が凄い!
字幕用に日本人向けに手を加えられた言葉じゃなくて、ほぼ直訳らしく何とも意味不明で、かつスラング連発!の会話が繰り広げられたりするのだけど、それが何ともリアルです。
主役はマシュー・モディーン。
今となってはほとんど見なくなったけど、80年代はよく見た俳優さん。優男タイプで、私の中では、フィービー・ケイツ?が出ていた『プライベート・レッスン』(だったっけ?)の印象が強いかも。あっ、90年代の戦争映画『メンフィス・ベル』の機長役も印象に残っているなぁ。
この映画では、屈強という海兵隊員のイメージとは雰囲気違うけど、それなりに存在感あり。
存在感といえば、戦場でM60機関銃?を腰だめで撃ちまくる“アニマル・マザー”役のアダム・ボールドウィンの方が凄い!
映画『ランボー』でS・スタローンが同じくM60を撃ちまくるシーンがあるけど、全然迫力が違うもんな!(笑)
殺人者になるべくトレーニングされる、非人間的なプロセスを描くベトナム戦争映画
という紹介文にあるように、正にその通りの映画です。
色々、考えさせられます。
観終わって、余り後味がよいとは言えない映画です...。
後。
この新兵訓練のシーンを見ると、昔ファミコン用ソフトであった「ファミコン・ウォーズ」のCMを思い出します。(苦笑)