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けっこういい加減になぐり書き!

主に1日の〈聴いた・読んだ・こんな事あった!〉を備忘録代わりに書いています。

「三国志入門」 宮城谷昌光

2022-04-11 | 本と雑誌
4月11日・月曜日。

天気は下り坂という予報通り、今日は朝からどんより曇り空で、先ほどから小雨が降り始めました。
気温は昨日が暑かったのもあってか、平年並みの気温にもかかわらず、ちょっと肌寒く感じます。着る物の調節が難しいです。

帰宅するまで、本降りの雨にならない事を願うのみです。








さて。

今日は昼休みにブログ更新です。



最近、読書していません。というか、出来なくなっています。
加齢による老眼のせいか、それとも慢性的な眼精疲労のせいか、とにかく文字を読む(見る)が辛くて、あれほど好きだった読書をする事が苦痛になっています。
新聞でさえ読まない事が多くなり、7月の更新時に解約しようか考えているぐらい...。

この新型コロナ禍によって、外出自粛している状況なので、本当ならばその長い自宅時間は読書するのに最適なのですが、いやほんと全くその気にならないのです。(読書に限らず、音楽やDVDも聴いたり観たりする気にならないですが・・・)
未だ続く新型コロナ禍のせいて、心身共に疲れて来たせいでしょうかね...うーん。(涙)


そんな状況の中。
先週、夜眠れない時があった際に久しぶりに読書して、1冊読み終えました。
約半年ぶりです。そんなに読んでいなかったのか・・・。(汗)

以前購入したまま放置されている多くの作品の中から、小説ではなく読みやすそうな作品を選んで読んだのは、

『三国志入門』 宮城谷 昌光 著  文春新書



三国時代と三国志の時代の違いとは。外戚と宦官の争いが後漢王朝を衰弱させた。ことばの力によって大国・魏を創った曹操。薄情な劉備がなぜ蜀の皇帝になれたのか。若さに満ちた政権を率いた呉の孫権。「水魚の交わり」「泣いて馬謖を斬る」…物語を彩る名言。英雄たち亡き後の三国志の世界…中国歴史小説の第一人者が雄大な世界へいざなう。
(内容紹介文より)


1年前に購入していた作品。
宮城谷作品としては、小説とは違って比較的読みやすい文章で、スラスラと読み進める事が出来ました。
ただし〈三国志〉好きにとっては、特に目新しさ等は無く、内容的には物足りなさを感じます。

万人向けの〈三国志〉入門書としてみれば、十分ではないでしょうかね。
〈三国志〉について興味ある・知りたいと思っている初心者には、わりと取っつきやすくてちょうどよい内容だと思うので、この先〈三国志〉の世界にハマるorハマらない、その見極めの為に読むには最適は本かもと思います。



こうして、約半年ぶりに読書して、再び読書熱が戻って来る事を期待です。
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「新・水滸後伝」下巻 田中芳樹

2021-10-16 | 本と雑誌
10月16日・土曜日。

今日は曇り空で、先ほどから予報通り雨が降り出しました。10月に入ってからは秋晴れが続いていたので、本当に久しぶりの雨です。
そして、今日を境にこれまでの夏並みの暑さも終わり、一気に気温が下がっていよいよ秋本番になるみたいです。
急な気温変化に気を付けなくてはいけません。








さて。

今週は忙しくなった上に、病院通いが3回あったり、何かとバタバタして疲れました。
おかげでブログ更新もサボってしまいました...。

再びサボり癖が付く前に、頑張って昼休みに更新です。


「新・水滸後伝」の上巻に続き、下巻を読了しました。

『新・水滸後伝』下巻  田中 芳樹 著   講談社文庫



「この国は亡ぼさせねえぜ」新天地を築く梁山泊の一党に襲いかかる敵、敵、敵!人心沸騰の逆転劇、歴史伝奇小説
様々な戦いを経て、ついに一堂に会した梁山泊残党。彼らは新天地を求めて宋の国を飛び出し、大洋を隔てた島へと渡る。その地に理想の国を築こうとするも、圧倒的な数の兵力を率いる金軍、さらには巨大な惨禍を巻き起こす呪術を操る妖人・薩頭陀が島を襲った。好漢たちは固き志を胸に強大な敵と対峙する!
(内容紹介文より)



秋の夜長、眠れないのもあって、3日で読了しました。

あの有名な「水滸伝」の後日談。
この「後伝」の存在は知っていたものの、原本の翻訳版を入手する機会がなく今まで読んだ事は無かったので、脚色が入った小説とはいえ楽しみでした。

梁山泊の好漢の生き残りが、李俊を中心に新しい国を建てるまでの物語。
とにかく文体が軽妙で堅苦しくなく、目まぐるしい展開で、かつ最強最悪な呪術(妖術?)師が出て来たりと、飽きさせる事無く、上下巻スラスラと読み進む事が出来ました。

まあ、ちょっと軽妙すぎて、内容の深みという点では物足りなさを覚えましたが、可もなく不可もなく、楽しく読む事が出来たので良かったです。



久しぶりに2冊続けて読んだせいか、早くもちょっと読書熱が冷めて来ているのが・・・。(苦笑)
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「新・水滸後伝」上巻 田中芳樹

2021-10-11 | 本と雑誌
10月11日・月曜日。

今朝、空には雲が多くて、やっと真夏の気温が下がってくれるかなと思っていましたが、日中は太陽の陽射しもしっかり出て、またも暑い1日になりました。
ほんと真夏が続いています...。







〈読書の秋〉という事で、少しずつ読書する気持ちが戻って来たのもあって、1冊読み終えました。

読んだのは、これ。

『新・水滸後伝』上巻  田中 芳樹 著   講談社文庫



「弱きを救い、強きをくじく」夢破れし梁山泊の者たちが再び悪政に挑む!痛快無比の大活劇、歴史伝奇小説
中国古典の大作『水滸伝』の後日譚として、17世紀に陳忱が描いた『水滸後伝』。幾度となく読み返し、その魅力を知る田中芳樹が、原典の面白さはそのままに、よりエキサイティングな物語へと再構成。全く新しい傑作『新・水滸後伝』を生みだす!
十二世紀の中国、北宋末期。腐敗する朝廷を倒さんと立ち上がった梁山泊集団は遼国を討ち、方臘の乱を鎮圧するも多くの好漢を亡くし崩壊した。それから数年、変わらず悪政がはびこる中、散り散りになった生き残りたちが、不思議な縁に導かれ再会。過酷な運命に涙を飲んだ者たちは熱き心を胸に再び蜂起する!
(出版社内容紹介文より)



先月、通販サイトからのお勧めメールでこの作品を知り、即決、購入しました。

作家に関しては、他の作品でその名前だけは聞いた事がありましたが、作品に関しては全く読んだ事が無く、期待と不安の両方がありました。
でも、読書熱もちょっとずつ復活して来たのもあり、かつ、あの個人的に大好きな「水滸伝」の後日談、生き残った梁山泊の好漢達の物語という事で、ワクワク感が止められず、珍しく購入後すぐに読みました。(まあ、それでも一ヶ月はズレたけれど)

思っていたよりも、あっさりしていて読みやすく、小説を読んだという感じはなく、あっという間に上巻を読み終えました。


感想は下巻読了後まとめて。
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「信長になれなかった男たち」 安部龍太郎

2021-09-23 | 本と雑誌
9月23日・木曜日。

〈秋分の日〉の今日、ちょっと雲が多いですが、太陽の陽射しが気持ち良い秋晴れが続いているこちら。
朝晩は秋らしくなりましたが、日中はまだ夏といった感じです。(汗)








さて。

この数日、何故かなかなか寝付けないのもあって、その時間を利用して久しぶりに読書タイムを楽しみました。(読書ネタを書くのはいつ以来だろう?4ヶ月ぶりかぁ)

今回、3夜かけて読んだのは、

『信長になれなかった男たち 戦国武将外伝』 安部 龍太郎 著  幻冬舎新書



戦国時代には英雄、豪傑がキラ星のごとく現れ様々な物語の主人公になっているが、歴史に名を乗したのはほんの一握りのスーパースターにすぎない。信長・秀吉・家康の活躍の陰には、敗れ去った多くの武将たちがいた―。戦国初の天下人を目指した三好長慶。琵琶湖を押さえ栄華を極めた浅井長政。ローマ法王に使節団を送った蒲生氏郷等々…。規格外の変革者・信長と彼らを分けたものは何だったのか。丹念な現地取材を経て直木賞作家が辿り着いた、下克上の世を生き抜いた戦国武将たちの束の間の栄光と挫折の生涯
(内容紹介文より)



1年ぐらい前に購入したものの、未だに読書自体する気持ちにならない状態が続いているので、そのまま放置されていた本の中の1冊。
小説ではなく、気楽に読める内容だったので、寝る前にちょこちょこ読むのにはちょうど良かったです。

内容は、小説ではなく戦国武将エピソード集です。
そこまで面白かった(楽しめた)というわけでは無かったけれど、登場した武将に関する記述がいずれも短くて読みやすかったのもあって、飽きずに読み終える事が出来ました。
まあ、久しぶりに読書を楽しむには良かったです。


ふと思えば、ここ数年、安部龍太郎と宮城谷昌光作品しか読んでいない気がする...。



これからの〈読書の秋〉に向けて、これをきっかけにして、読書熱が復活すると嬉しいのですけど、さてどうなるか。
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「孟嘗君と戦国時代」 宮城谷昌光

2021-05-03 | 本と雑誌
5月3日・月曜日。

〈憲法記念日〉の今日、こちらは朝から晴れているものの、気温は低めなのか、室内にいると肌寒くてファンヒーターが(弱)で稼働中です。
朝方もえらく寒かったし、5月とは思えないです・・・。







さてさて。

只今ゴールデンウイーク真っただ中ですが、コロナ禍で感染者も増加一方の危険な状況なのもあり、自宅で大人しく過ごしています。
しかし、今に始まったわけじゃないけど、テレビ番組が・・・ワイドショーもバラエティ番組もあまりにつまらなさすぎるし、新型コロナ関連の話題ばかりでしんどい&ストレスになるし、せっかくの休みにもかかわらず、テレビの前でダラダラ時間潰しも出来ないです...。(汗)


そんなわけで、気分が読書に向かい、久しぶりに1冊読了しました。


『孟嘗君と戦国時代』 宮城谷 昌光 著  中公文庫



古代中国の大国、斉に生まれた孟嘗君は「鶏鳴狗盗」の故事で名高い。多様な力が国と人とを動かす波瀾の時代に、智慧と誠実さを以て燦然と輝く存在であった孟嘗君を通して戦国時代を読み解く。書き下ろしエッセイ「回想のなかの孟嘗君」を付す。
(内容紹介文より)



新刊案内メールが届き、それでこの作品の存在を知って、即購入しました。文庫化されないと、個人的にはやはり手が出ません。(苦笑)

宮城谷作品としては、小説と違って内容的に読みやすかったので、1日で読み終えました。
読んで、大して新しい内容があったわけではなかったので、読み応えという点においては明らかに物足りなかったものの、まあ気楽に読めて良かったです。


こんなコロナ禍で外出自粛しなくてはいけない状況の中、自宅で読書時間を楽しむのにちょうど良かったです。




さて、昼から何をして時間を潰そうかな・・・。
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「三国志名臣列伝 後漢篇」 宮城谷昌光

2021-03-07 | 本と雑誌
3月7日・日曜日。

今日もまた、朝からどんよりと曇り空になっているこちら。まだ昨日の方が、晴れ間も見えて良かった気がします。
気温もそこそこで、暖かさに慣れて来た身体にとっては、ちょっと肌寒く感じるぐらいです。

休みの今日も、新型コロナ禍のため外出自粛(元々外出する気ゼロだけど)で、家でダラダラして過ごしています。





さてさて。

昨日、1冊読み終えたので、今回は久しぶりに読書ネタです。
(相変わらず備忘録代わりの文章ですけど・・・)


「三国志名臣列伝 後漢篇」 宮城谷 昌光 著   文春文庫



後漢末期。宮廷では皇帝の外戚と宦官に権力が集中、民は疲弊した。肉屋・何進の美貌の妹が後宮に入り、皇帝の寵を受けて皇子を産む。何進は異例の出世をし大将軍となるが、常に己れの分をわきまえ、新興宗教団体・黄巾の徒が起こした反乱に立ち向かう。王朝衰亡のこの時期に輩出した七人の壮烈な生涯を描く短篇集
(内容紹介文より)



先月下旬に、この作品の文庫本化に気づいて、慌てて購入しました。

夜寝る前に、一人ずつ読んでいき7日で読み終えました。長編を読む気にならないので、短編集で良かったです。
まあ、それそれの人物に対して、もうちょっと書き込んでもなぁ・・・という物足りなさがありましたが、短編なので仕方ないですね。

これといった感想は無いですが、いつもながらの宮城谷作品で、安心して読む事が出来ました。



気付けば、読書(小説)ネタは「義貞の旗」以来で、何と約10ヶ月ぶりでした。
いやぁ、そこまで小説を読んでいなかったとは、我ながら本当にビックリです...。(汗)
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「義貞の旗」 安部龍太郎

2020-05-16 | 本と雑誌
5月16日・土曜日。

昨日からの雨は、昼過ぎにやっと止みました。けっこうまとまった雨になりましたね。雷も鳴ったし・・・。
昨日は気温が上がらずひんやりしましたが、今日は平年並みに戻り、雨のせいか蒸し暑くなりました。ちょっと身体を動かしただけで、うっすら汗かいてしまいました。(汗)


雨・・・5月も中旬、後半月ほどで梅雨に入ってしまうのを、嫌でも感じる1日でした。





さて。

先月。
宮城谷昌光『呉漢』を読み、久しぶりに読書熱が戻って来ている間に!と読み始めた小説を、やっとの事で読み終えました。

『士道太平記 義貞の旗』 安部 龍太郎 著   集英社文庫



倒幕の機運が高まる鎌倉末期。新田義貞は、壱岐に流されていた後醍醐天皇方として挙兵し、大塔宮護良親王、楠木正成、足利尊氏らとともに、ついに鎌倉幕府を滅ぼした。しかし、天皇新政もつかの間、反旗を翻し始めた足利氏の追討のため、義貞は自らの義に従って出陣するが…。帝に忠節を尽くし続けた義貞。歴史の表舞台を駆け抜けた太平記の雄の劇的な生涯を描ききった安部版「太平記」第2弾。
(内容紹介文より)



感想。

う~ん、決して面白くないわけじゃないのですが、個人的には今ひとつでしたね。
なので、最初の方は順調に読み進みましたが、途中からイマイチ小説の世界に入り込めなくなってなかなか読み進まず・・・読んでいて気持ちが盛り上がりませんでした。
約550Pが長く感じました。(汗)

恐らく、個人的に他の武将、例えば以前読んだ同じ安部龍太郎の『道誉と正成』の主人公・楠木正成のように、子供の頃から大好きだったわけでなく、新田義貞に対してそれほど興味が無いというのが大きいかも知れません。
昔、楠木正成絡みの本を読みまくっていた時、一緒に描かれる事が多かった新田義貞の印象があまり良くないのがいけないのでしょうねぇ。
今回読んでも、そこまで印象変わらなかったですし・・・。


今回は小説の内容うんぬんよりも、個人的な新田義貞に対する感情?で、このような読後感になったのだと思います。(汗)
あしからず。

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「呉漢」(下) 宮城谷昌光

2020-04-16 | 本と雑誌
4月16日・木曜日。

昨日今日と、春らしい青空が広がっています。気温も20℃ほどまだ上昇して、実に過ごしやすい陽気になっています。
でも明日からしばらくの間、天気ぐずつくみたいです。やれやれ・・・。

今日は仕事休みですが、外出するのを控えて、自宅でダラダラ過ごしています。
食料品の買い出しに行かないといけないけど、この状況でスーパーに行くのはちょっと勇気がいるので、どうしようかなと悩んでいる最中です。
明日の仕事帰りにしようかな。

新型コロナ感染拡大のせいで、日々ストレス溜まる一方で、どうにも気が滅入ります...。





読み終えました。

『呉漢』(下) 宮城谷 昌光  著   中公文庫



雲に梯子をかけることはできるだろうか――。王莽の圧政に叛旗を翻す武将たちとの十四年半にも及ぶ数々の戦い。その中で誰よりも早く、誰よりも誠実に戦い、光武帝・劉秀のゆるぎない信頼を得た呉漢。天下の平定と光武帝のために、すべてを捧げた武将の戦いの生涯を描く
(内容紹介文より)




「呉漢」上下巻。
上巻に比べると、ちょっとばかり下巻は盛り上がりに欠けた感じありでした。呉漢ではなく、光武帝・劉秀が目立ったというか何というか。
それでも十分楽しんで読めましたが、ちょっと物足りなかったです。



昔の作品に比べたら、読みやすかったです。
相変わらず人名や地名等はなかなか覚えきれず大変でしたけど、これは仕方ないです。

作者の近年の作品同様、昔の作品、例えば「晏子」や「重耳」等を読んだ時のような、深い感動・余韻が残る読後感が味わえなかったです。
読みやすくなった分、昔の作品のような重厚感が薄れているのが影響しているのかも。
まあ、これは個人的な取り方ですのであしからず。


約4ヶ月ぶりに読書しましたが、これで以前のように読書熱が戻るといいのですけど、さてどうなるか。

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「呉漢」(上) 宮城谷昌光

2020-04-08 | 本と雑誌
4月8日・水曜日。

今日も実に気持ち良い青空が広がった、春らしい陽気の1日となりました。
いやぁ~、好天が続いています。
嬉しいです。

昨日。
こちらでは緊急事態宣言が出ましたが、特に何も変わらない1日でした。さすがに職場は、ただならぬ雰囲気になっていましたが...。






さて。

今回、久しぶりに読んだ本について書きたいと思います。

老眼が酷いのもあって?いやほんと、最近は全くと言っていいほど、読書をしていませんでした。
記事を遡ってみたら、前回は昨年末以来みたいです。今年になって1冊も読んでいなかったとは・・・これには我ながらビックリしました。(汗)


そんな状況だったものの、新型コロナウイルスによる外出自粛等の影響で、自宅にいても時間を持て余すようになったのもあって、ちょっと読書欲が戻って来たのもあり、手に取って読み始めたのが、この作品。

『呉漢』(上) 宮城谷 昌光 著    中公文庫



ただの小石が、黄金に変わることがあるだろうかーー。貧家に生まれ、一生、地を耕して生きて行くと思っていた呉漢は、運命の変転によって、天下統一を目指す劉秀の将となるが……。三国志の時代よりさかのぼること三百年、後漢を建国し、中国統一を果たした光武帝に最も信頼された武将の生涯を描く
(内容紹介文より)



いや~、久しぶりの宮城谷作品です。
単行本を買えないので、文庫本化されるのを待っていましたが、やっと文庫化されたので早速購入して読む事が出来ました。
まぁ、それでも購入してから読み始めるまで2ヶ月過ぎてしまいましたが。(汗)
(今年購入した本は、この「呉漢」2冊だけなんだなぁ・・・)


さすが、宮城谷作品!
読書に関して、けっこうブランク?があったにもかかわらず、読み始めたら面白くて止められず、寝る間を惜しんで3日で読み終えました。


下巻を読み終えてから、簡単に感想を書きたいと思います。
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『婆娑羅太平記 道誉と正成 』 安部龍太郎

2019-12-28 | 本と雑誌
12月28日・土曜日。

今年も後4日になりました。

今日は朝から晴れ間が広がり、風も無かったのでわりと過ごしやすい1日でした。
我が職場でも、一応形式上?は今年の〈仕事納め〉ではありましたが、まあ年末年始など関係ない職場なので、年末年始は完全に休めるわけではなくて仕事が待っています。
世間では、今日から9連休!という方々もいるみたいですが、たまには9連休を経験してみたいものです...。




さて。

今年になって、ほとんど本を読んでいません。
慢性的な眼精疲労が目が辛いのに加えて、それが原因なのか老眼が一気に加速してしまったようで、文字を読むのが辛くなってしまっているのが読書していない(出来ない)理由です。本当に辛い・酷いです...。(涙)

でも、そんな状況だったものの、目の辛さに耐えながら約一ヶ月かけてやっとこさ1冊読み終えました。

『婆娑羅太平記 道誉と正成』  安部龍太郎 著    集英社文庫




時は鎌倉末期。後醍醐天皇率いる軍勢が挙兵し、倒幕の機運が高まっている。強い者につく変節漢としてののしられても己の道を貫いた「バサラ大名」佐々木道誉。そして、天皇への忠節を貫いて華々しく散り、愛国の士としてもてはやされる「悪党」楠木正成。この国の未来を案じ、乱世を治めるべく闘った両雄の行く末は―。この国の礎が築かれた南北朝史に熱き一石を投じる大シリーズ、堂々開幕!!
(内容紹介文より)



何を隠そう(隠してない)、子供の頃から楠木正成ファン?だった私。子供の頃(小学生時代)は、織田・豊臣、徳川と言った戦国時代よりも南北朝時代(+源氏平家)の方に興味がありました。
なので、楠木正成に関して凝り固まったイメージが形成されているのもあってか、読んでいて所どころ引っかかる感じはあったものの、それなりに楽しめました。


小説自体は、作者の他の作品同様、読みやすくて面白く読む事が出来ました。
強いて言えば、タイトルにあるように、楠木正成だけでなく、もう一人の主役・佐々木道誉の存在も大きかったので、楽しみにしていた分、ちょっと物足りなさがあったかなという感じもありましたが、概ね満足です。



眼精疲労どうにかならんもんかなぁ...。(涙)

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