全7回でお送りしてきた豊橋鉄道3100形の「いま」。
しかし、7回の記事を書いている間に、3101、3106、3107の3両が過去帳入りした。
見慣れた電車が消えていくのは寂しい。
しかし、「最後の姿」を見ることはできた。その意味では「ギリギリ間にあった」と思う。
今回は番外編として、豊橋鉄道3100形の前身となった名古屋市電1400型の保存車を紹介したい。
現存する1400型の保存車は赤池の「レトロ電車館」こと「市電・地下鉄保存館」に1421、そして伏見の名古屋市科学館にトップナンバーの1401がそれぞれ保存されている。
今回は名古屋駅から近く、訪問しやすい1401を見てみる。
名古屋市科学館北側のスペースに復元された安全地帯と共に屋外保存されているが、定期的に塗装されていることもあって、保存状態は大変良い。
正面に回って撮影してみた。
現役時代の姿をよく残している。
豊橋へ行った3106の正面と比較すると、どこが変わったのかが一目でわかり、興味深い。
1937年に製造され、1974年3月30日の路面電車全廃の日まで走り続けた1401。
廃止時は大久手電車運輸事務所(車庫)に所属し、金山橋・市立大学病院、矢田町四丁目・昭和町、大久手・安田車庫前の3路線19.8kmを走っていた。
廃止後、名古屋市科学館にて保存され、その後展示場所が移動したものの、車両そのものに変化はなく現在に至っている。
車体に近づいてみると、車体側面の広告スペースには由来を記した板が入っている事に気づく。
これだけ見ていると、今にも動き出しそうな感じすら受けるが、ここには架線もなく線路もない。
名古屋の路面電車が姿を消してから既に30年が過ぎた。
今もなお、名古屋市電の名車はここに鎮座し続けている。
補足:
豊橋鉄道3101~3109となった名古屋市電1465~1471、1473、1474の最終配置は全て高辻電車運輸事務所(車庫)。
しかし、7回の記事を書いている間に、3101、3106、3107の3両が過去帳入りした。
見慣れた電車が消えていくのは寂しい。
しかし、「最後の姿」を見ることはできた。その意味では「ギリギリ間にあった」と思う。
今回は番外編として、豊橋鉄道3100形の前身となった名古屋市電1400型の保存車を紹介したい。
現存する1400型の保存車は赤池の「レトロ電車館」こと「市電・地下鉄保存館」に1421、そして伏見の名古屋市科学館にトップナンバーの1401がそれぞれ保存されている。
今回は名古屋駅から近く、訪問しやすい1401を見てみる。
名古屋市科学館北側のスペースに復元された安全地帯と共に屋外保存されているが、定期的に塗装されていることもあって、保存状態は大変良い。
正面に回って撮影してみた。
現役時代の姿をよく残している。
豊橋へ行った3106の正面と比較すると、どこが変わったのかが一目でわかり、興味深い。
1937年に製造され、1974年3月30日の路面電車全廃の日まで走り続けた1401。
廃止時は大久手電車運輸事務所(車庫)に所属し、金山橋・市立大学病院、矢田町四丁目・昭和町、大久手・安田車庫前の3路線19.8kmを走っていた。
廃止後、名古屋市科学館にて保存され、その後展示場所が移動したものの、車両そのものに変化はなく現在に至っている。
車体に近づいてみると、車体側面の広告スペースには由来を記した板が入っている事に気づく。
これだけ見ていると、今にも動き出しそうな感じすら受けるが、ここには架線もなく線路もない。
名古屋の路面電車が姿を消してから既に30年が過ぎた。
今もなお、名古屋市電の名車はここに鎮座し続けている。
補足:
豊橋鉄道3101~3109となった名古屋市電1465~1471、1473、1474の最終配置は全て高辻電車運輸事務所(車庫)。