森岡 周のブログ

脳の講座や講演スケジュールなど・・・

現実に突き戻される、その時間はスピーディー

2008年02月07日 23時59分54秒 | 過去ログ
アムステルダムからの帰国便は、とってもすいており、
シート3席どころか、下手すれば、前後も含め6席ぐらいを占拠できた。
おかげで、横になって寝ることもでき、
楽なフライトだった。

いつもなら、カウンターで、
非常口か、一番前をリクエストするのだが、
今回は、カウンターでのチェックインでなかったため、
それがリクエストできなかった。
時代は電子化である。
こうなれば、ビジネスクラスに変更させていただきました!
なんてことはもうないのかも。
そのときのうれしさは相当なんだが。
けれども、今回ばかりは一番前にしなくてもよかった。

帰国後、少し眠り、
採点に追われ、大学院の研究費の管理に追われ、
そして会議に追われ、と怒涛の現実化の時間経過であり、
それはそれは、アムステルダムの自由とは大違いな意識となった。
こんな日本の会議づめが好きな人もいるような感じだが。
権力を好む人たちはそうなのかもしれない。
こっちは1分1秒争うが、その時々の感情の起伏があるため、
研究室にひっきりなしに来る学生たちには、
愛想のいいときと、悪いときの、運があり、
かわいそうな感じもする。
学生は見ていないようで観ている。

彼らの脳も前頭葉と辺縁系が双方向に葛藤しあっているのだろう。

今日は、再来週から始まる3回生の評価実習の挨拶電話をした。

good study, good jobを祈る。

結局、あすからの現職者講習会の講演準備はできず、
明日の新幹線となるか、
そのままホワイトボードにぶっつけ本番か、
後者のほうが情報を絞り、ライブ感あってよいのかもしれない。

講習会は学会単独講演とは違い、チームアプローチなので、
自らの欠点を誰かが補う、というシステム機能が創発するので、
逆に情報を絞ることが大事なのかもしれない。

昔の僕は、情報を圧倒していた。

今は、そういう肩の力は抜けてきた。

いい意味で大人になったのか、
悪い意味でアグレッシブが欠如してきたのか、

それは、他人が評価することである。

わかることは、かわること。

かわることは、成長すること。

それこそ、神経可塑性である。

さて、少し眠り、早朝に「新富士」に向けて出ることにするか。

ラクにいこうぜ! と「ゆず」が耳元で歌っている。

3回生のみんなも、ラクにいこうぜ!

悲壮感なんか捨てて。

4回生のみんなは、まだラクには行かないでください・・・・・願。


社団法人日本理学療法士協会現職者講習会

2008年02月07日 10時37分48秒 | 過去ログ

日本理学療法士協会現職者講習会

日 時:平成20年2月8日(金)~10日(日)

講 師:宮本省三(高知医療学院 理学療法士)  

          沖田一彦(県立広島大学 理学療法士)  

     内田成男(富士リハビリテーション専門学校 理学療法士)  

     森岡 周(畿央大学 理学療法士)  

     中里瑠美子(都立大塚病院 作業療法士)  

     原  修(JAリハビリテーション中伊豆温泉病院 理学療法士)  

     寺林大史(慶應義塾大学月が瀬リハビリテーションセンター 理学療法士)

会 場:富士リハビリテーション専門学校    

     〒417-0061 静岡県富士市伝法2527-1

講義内容:「リハビリテーションのための脳・神経科学」

       「リハビリテーションのための認知神経科学」を講義予定