森岡 周のブログ

脳の講座や講演スケジュールなど・・・

臨床実習指導者研修会

2006年11月27日 23時16分27秒 | 過去ログ
第36回 臨床実習指導者研修会
プ ロ グ ラ ム
会場:関西医科専門学校
【12月2日(土曜日)】
 12:30 受付開始
 13:00 開会
 
 13:10 講演Ⅰ 「実習システムから再構築する技術領域からの教育方法」
       講師:中川 法一 先生(関西医科専門学校)
 
14:10 休憩
 14:20 講演Ⅱ 「実習施設の特性と指導のポイント」
       講師:日 正巳 先生(吉備国際大学)
 
15:50 休憩
 16:00 講演Ⅲ 「臨床実習教育の社会化機能
-応用行動分析学による内発的学習意欲を高める方法-」
       講師:中川 仁  先生(佛教大学)

 17:30 ワークショップ①
       グループ紹介
 18:30 事務連絡後終了 解散後 懇親会予定

【12月3日(日曜日)】

  9:00 ワークショップ② <グループ討議1>
 
 9:30 講演Ⅳ 「臨床教育における今後の展望」
       講師:林  義孝 先生(大阪府立大学)

 10:30 休憩
 10:40 講演Ⅴ 「最新脳科学が教える臨床実習教育」
       講師:森岡  周 先生(畿央大学)

 12:10 昼休憩
 13:00 ワークショップ③ <グループ討議2>
 14:00 ワークショップ④ <グループ発表>
 15:00 終了式 

主催:社団法人 日本理学療法士協会

またまた自転車操業化

2006年11月27日 23時08分43秒 | 過去ログ
土曜は光脳イメージング研究会,まだ新しい研究会なので今後の方向性をどこに置くかがこの会の今の重要な課題かな。
十一先生の研究アルゴリズムに脱帽する。
圧倒的な臨床思考能力とそれに伴うリサーチ能力だ。
これでこそ,京都大学。
機械ありきの研究でない。

シンポは色々まだまだ問題がありそうだ。

日曜は近畿学会にはじめて参加する。
2つのセクションを聞いたが,デザインを組む時の吟味がまだまだ足りない。
データは取ればいいのではない,とるまでの仮説手続きが大事なんだ。
そのことに気づかせないといけないが,どうすればいいのか。
そこまではかまっていられない。

学会をなめたらいかんぜよ。

今日はAM演習授業。
そのなかでも,ある一人の学生の意見に光明が。
パーキンソニズムの治療では,二次的合併症の予防にのみ関わる問題点がうきぼりに。
「脳のリハビリテーション」なくして前進なし。

うれしかった,そのことに気づいてもらって。
しかし,実習を思うと,そればかり教育できないのも事実。
解釈能力を養わないと,先入観のみのバイザーにしてやられる。
難しい。
臨床実習教育の本態が何なのかがわからん。
新しい科学的解釈が加われば,それに対して壁を作ろうとする古臭い考えはいつまでも続くのだろう。

「理学療法士はいつまでたっても理学療法をやるから理学療法士なんだ」
もうそれ以上の創造はないのか・・・

昼休みの演習が続く続く。明日も,明後日も続く続く。
弁当も学生に買ってきてもらい,5分でかきこむ。

13時より卒論ゼミ,まず8名の予行を行った。
みんなよく出来てるが,坂本さん,パーフェクト。
久しぶりに素晴らしいプレゼンを聞かせてもらいました。
近畿学会のみなさんに聞かせてあげたい。
「学生」ですよ。

明日は12名ですね。

16時すぎに終わり,そのまま3回生ゼミへ。
今日はワーキングメモリの研究成果を中心に取り上げた。
くさってもnatureの論文であることを感じた。
10年経過してもgoodな論文はgoodである。

18時に終わり,そのまま卒論指導の継続。

そして,そのまま残ると,自分の仕事ができないと思い,22時過ぎに退散。

今,帰宅し,これからデスクに向かうが,最近後頭部が痛い。
なんか,不安だが,年末までまっしぐら。

母親のことだけがしっくりこない。

母親のためにだけ2週間だけでも生きることができるのなら,今すぐに認知神経リハビリテーションを始めるんだが・・・ どうすればいいんでしょう。

そのままリハビリはストップしたままだ。

手技と思われるのが腹立たしい。