SOCCER NISUTA

なせば成る!!!!
レアル・マドリードについて書いていきます。

バルテズ、帰路に着く?!

2007-04-30 18:52:27 | 海外and国内NEWS


2006FIFAワールドカップでフランスを準優勝に導いた後、トゥールーズに移籍しようとして断られ昨年10月5日に現役引退に踏み切り、2ヶ月後の12月に2部降格の危機に瀕するナントにピンチヒッターとして現役復帰した元フランス代表ファビアン・バルテズが、28日にサポーターと問題を起こしました。

ナントのピンチヒッターとして冬の移籍期間に現役復帰したバルテズでしたが、調子は優れず、チームは第34節が終了した段階で最下位と最悪の状況。
降格圏内から脱出する為にも、負けられなった28日のレンヌ戦に0-2と敗れチームに不穏な空気が漂う中、試合後にナントサポーターがバルテズの車に危害を加え、バルテズ自身に罵声を浴びせるという事件が発生。
怒ったバルテズが強力なパンチをサポーターに食らわせ、暴動事件に発展しそうになったところを仏警察が食い止めて事無きを得ました。
バルテズは29日に行われたミーティングに参加せずに故郷であるトゥールーズに帰った模様。


ジダン「お前も引退しろよ!」
バルテズ「う~ん…」


レアル、ビルバオに圧勝で次戦のセビージャ戦へ

2007-04-30 09:47:51 | レアル・マドリード


リーガ・エスパニョーラ第32節が29日行われました。

レアル・マドリードはアウェイのサン・マメ・スタジアムでチームの歴史上初の降格の危機にあるアスレティック・ビルバオと対戦、直前に行われた試合でバルセロナとセビージャが勝利したため、勝ち点3を取らないと優勝争いから脱落してしまうレアルのカペッロ監督は、シーズン中に長期離脱を強いられ、最近復帰したシシーニョとベッカムを先発で起用しました。

スターティングメンバー

アスレティック・ビルバオ
GK 13 アランスビラ
DF 2 エシュポジート
DF 5 アモレビエタ
DF 6 サリエギ・スマラガ
DF 16 ゴンサレス
MF 11 ガビロンド
MF 15 イラオラ
MF 19 ムリージョ
MF 24 マルティネス
FW 17 エチェベリア
FW 23 アドゥリツ
選手 レアル・マドリード
GK 1 カシージャス
DF 4 ラモス
DF 5 カンナヴァーロ
DF 11 チチーニョ
DF 38 ミゲル・トレス
MF 6 ディアッラ
MF 7 ラウル
MF 8 エメルソン
MF 23 ベッカム
FW 10 ロビーニョ
FW 17 ファン・ニステルローイ
MF 10 ジェステ
FW 20 ウルサイス
FW 9 リョレンテ
控え MF 20 イグアイ
MF 14 グティ
FW 19 レジェス

前半戦
前半11分ごろまでアスレティック・ビルバオペースで試合が進みましたが、前半13分、ベッカムのフリーキックをセルヒオ・ラモスが頭で合わせて0-1。負ければ優勝争いから脱落するという状況のなかでレアルが先制点を獲得。
対するビルバオも前半22分、エチェベリアの決定的シュートがレアルを襲いますがボールは枠を超えて危機一発
前半28分、再びビルバオにチャンス。アドゥリスのパスからイラオラが抜け出しカシージャスと1対1になりますが、シュートは枠外へ。レアルは2度ビルバオの決定力不足に助けられました。

前半30分、レアルも反撃を開始。キャプテン、ラウルのセンタリングをベッカムがヘッドで合わせますが、アランスビラにセーブされゴールならず。
前半34分、エメルソンとのワンツーパスで抜け出したシシーニョのセンタリングをファン・ニステルローイがヘッドで合わせて0-2。空中戦で勝るレアルがビルバオの守備陣を圧倒しました。





後半戦

ビルバオが反撃に出る前に試合を決定付けたいレアルは後半4分、シシーニョのシュートをアランスビラが弾いたところをファン・ニステルローイが豪快に決めて0-3
その後、試合に大きな変動はありませんでしたが、後半16分にカペッロ監督はファン・ニステルローイに代えてイグアインを投入。次戦のセビージャとの大一番に向けてエースフォワードを休ませました。

後半19分、イラオラのシュートをカシージャスがセーブ。後半29分、ベッカムがフリーキックの位置に文句をつけてまさかの警告。大一番である次回のセビージャ戦へは累積で出場できなくなりました。後半30分、カペッロ監督はロビーニョに代えてグティを投入。
後半35分リョレンテがヘディングシュートを決めて1-3。ビルバオが待望の1点を手に入れますが、もはや後の祭。
3分後の後半38分、カウンター攻撃からグティが抜け出しアランスビラと1対1の状況でループ気味のシュートを決めて1-4。レアルが堂々の勝利を収めました。



―― ベッカムの新たな髪型について
「うん、まぁ…いいんじゃないかな、ああいうのも…」


総括
これまで何度も期待を裏切ってきたレアルでしたが、今回はサポーターに希望を残す勝利を与えました。
次戦はセビージャとの大一番、勝てばUEFAチャンピオンズリーグ本大会からのエントリー出場圏内に浮上する上、バルセロナの結果によっては首位に立つこともできます。
残り6試合、レアルの対戦相手はセビージャ、エスパニョール、レクレアティーボ、デポルティーボ、サラゴサ、マジョルカとあなどれないチームばかり。

対するバルセロナはビルバオ同様降格の危機に瀕するバスク地方のソシエダ、バルセロナが苦戦したセビージャとライバル関係にあるベティス、UEFAチャンピオンズリーグ圏内を目指すアトレティコとの試合が続きますが、その後は比較的楽な相手
セビージャはレアル、デポルティーボ、サラゴサ、ビジャレアルなどの厳しいチームとの対戦。
つまり、レアルとセビージャは残り6試合で格下とは呼べないチームと戦うのに対し、バルセロナは今後のソシエダ、ベティス、アトレティコとの3連戦を終えると、格下と呼べるチームとの対戦した残らないこととなり、日程的に有利となるのです。
レアルにとってこれほどの逆行はありません。次戦のセビージャ戦もベッカムなしで挑まなければならず、とても厳しい状況です…。

アスレティック・ビルバオ1-4レアル・マドリード
前半13分、セルヒオ・ラモス(レアル)
前半34分、ファン・ニステルローイ(レアル)
後半4分、ファン・ニステルローイ(レアル)
後半35分、リョレンテ(ビルバオ)
後半38分、グティ(レアル)



アメリカではこのヘアーが大ブレイクするよ!