Men's wear      plat du jour

今日の気分と予定に、何を合わせますか。 時間があれば何か聴きましょう。

Junior Wells + そらまめ

2009-12-13 | Blues
 今日はブルース・シンガー/ハーピストのジュニア・ウェルズです。
画像の盤「Blues hit big town」は、ウェルズ19歳のファースト・レコーディングを含む歴史的なものとCDのライナーにあります。
大先輩たちのマディ、L・マイヤーズ、O・スパン、W・ディクソン、O・ペインがバックにつくセットと、エルモア・ジェームス、L・マイヤーズ、ジョニー・ジョーンズ、D・マイヤーズ、F・ビロウがつくセットと2パターンあります。
いずれにしても豪華なプレイヤーに後押しされるようにハイトーンのヴォーカルと、L・ウォルターの後釜としてマディ・バンドに参加することになるハープの腕前を披露します。



このCDでは三曲のデモと、三曲の別テイクを含む17曲が聴けます。今となっては典型的なシカゴ・ブルースの音が記録されていて、気持ち良いくらいです。
このあと柔軟性を発揮し時代の音を消化して、「Messin' with the kid」などのヒットを連発していきます。そして1965年の「Hoodoo Man Blues」でバディ・ガイと共にモダン・ブルースのスタイルを提示しました。
以後もロックであったり、ファンクであったり吸収して二人三脚でいろいろな盤を残しています。



昨日散歩していたら、八百屋の店先に早くもそらまめが並んでいるのを見つけました。まだ小ぶりですが鹿児島産とのことです。

イタリアでもフィレンツェの人は豆をよく食べると言われます。
うちも負けずに春から梅雨頃まではそらまめ。そのあと枝豆と半年は豆を食べ続けます。特にそらまめは天候に左右され易いのか、年によって作柄や並ぶ時期に変動が大きいように感じます。出来が良い年だけなのか箱で売られていることがありますが嬉しいですね。
ほんの少しだけ強めの塩茹でにして、ビールも一段と美味しくなります。

いつか皆で飲んでいる時に、「そらまめってなんかお父さんの足みたいな臭いするよね」と長年抱いていた感想を一応遠慮がちに述べると、不味くなったと顰蹙でした。

初めて鞘ごと焼いたそらまめを食べたのは、京都の店だったと思います。
種類はいつも少ないのですがレディースのBARBAを家内が買う店の近所にあったので、たまたま入りました。

静かですが話してみると面白いご主人で、昔の結婚生活の話やあれやこれや聞かずとも話してくださった。以来半年に一度京都へ行くたびに寄りました。お手伝いの青年もシャイなのですが、ミュージシャンなのでライブで東京によく行くと言います。ただ小柄なご主人が、ずっと軽く乾いた咳をしていたのが気になってました。
数年前半年ぶりに行くと店が閉まっていて、療養中の張り紙があったような.......
その後完全に閉店していますが、店の名を「酒歩」といいました。

Comment (1)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« Mckinley Mitchell | TOP |  Arlo Guthrie »
最新の画像もっと見る

1 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
残念 (pwa)
2009-12-14 01:03:18
連投すみません。ジュニアウェルズも鬼籍の方ですね。
今から、15年以上前でしょうか、シカゴに単身旅行時にJ.Wがライヴに出ていたのですが、遠方、疲労(もったいない)、危険地域で断念しました。残念な思い出です。
返信する

post a comment

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

Recent Entries | Blues