Men's wear      plat du jour

今日の気分と予定に、何を合わせますか。 時間があれば何か聴きましょう。

Magic Sam

2013-01-14 | Blues
 スイスからいらしたという方と話をしていたら、日本の方が体感的に寒いと言います。
空気中にふくまれる湿気が多い感じがするそうです。
冬はあんなに寒そうなイメージの国より寒いっていうのですから、困ったものです。

すぐ後に神戸からいらした方も、今年は早くから寒くなってねぇ、と仰います。
うちが出かける頃は、和らいでいて欲しいです。

先週天気予報を見ていたら、北海道全体が-27℃くらいにおおわれている日がありました。
寒いのを通り越して、危険な感じがします。
しかしどんなに外が寒くても、その分暖房が完備されていますからとスイスの人も言ってました。
東北の人も、「関東の家は断熱材みたいなものが薄く感じるけど、むこうはもっと寒さに対応した構造」と言います。

去年、どこかの教授みたいな人が「地球は温暖化でなく、もっと永いスパンでみれば冷えつつある」と語っていました。
こう書いているだけで、寒くなってきます。



今年最初に聴いたのは、年末に波平君が忙しい中くれたマジック・サムのライブ盤です。
1969年12月に亡くなる、五カ月前の演奏だと書いてありました。
ライナーに「This night, he was on fire.」とあるように、鷹の爪団なら「キレキレのピュルンピュルン」だと言いそうな出来です。

フレディ・キング、ジュニア・パーカー、B・Bキング、ボビー・ブランドの持ち歌を交え、昔出たアン・アーバーでのライブでもやっていたものも多いですが、とてもギターが一人とは思えない所が何箇所もあって、波平君が言うようにどちらかといえばジミヘンです。

冒頭は寒い話でしたが、書いているだけで熱くなってくるような内容です。

ところで名前にマジックと付くので、「マジック・寒」というマジシャンかと勘違いした人がいます。
私のハンカチ芸を見過ぎたせいでしょうか。



Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする