昨年の秋、ゲーリー・クーパーの新しい写真集が発売されました。
ラルフ・ローレンが言葉を寄せていたりで、アパレル的な観点から編集されたのでは、と事前に勝手な期待が高まりました。
内容は以前お嬢さんが出したものと重複する部分も多く、期待したほどではありませんが、好きな方でしたら是非揃えたいところでしょう。
Assoulineから出ている小ぶりなアステアの写真集もそうですが、せっかく作るのに今ひとつピリっとしません。
もっといい写真があるでしょう、とつい言いたくなってしまいます。
消化不良というか、隔靴掻痒というか、歯痒い思いがつのります。
古のスターたちのポートレイトを見ていますと、現在だったら合わせないようなシャツにもタイを締めたものがあります。
現代と違って、人前でタイなしという選択肢の方が珍しい時代だったのでしょう。
それをなぞっているわけではありませんが、やはり他人が合わせそうもないシャツにまで一応タイを締めずにおれない病気にかかっています。
左の若い頃のコーディネイトなんかかなりのものですが、その後も今日の目で冷静に眺めると、これはどうかと思うものも少なくありません。
クーパーに思い入れのない人が見たら、これいいんですかと絶対突っ込まれそうなのがあります。
でも、そんなの問題ありません。なにしろゲーリー・クーパーですから。
パラマウントやゴールドウィン、コロンビアといった1930年代から40・50年代の良いところを集めたら、本当はさぞかし良いものが出来上がるのではないかと想像しています。
ラルフ・ローレンが言葉を寄せていたりで、アパレル的な観点から編集されたのでは、と事前に勝手な期待が高まりました。
内容は以前お嬢さんが出したものと重複する部分も多く、期待したほどではありませんが、好きな方でしたら是非揃えたいところでしょう。
Assoulineから出ている小ぶりなアステアの写真集もそうですが、せっかく作るのに今ひとつピリっとしません。
もっといい写真があるでしょう、とつい言いたくなってしまいます。
消化不良というか、隔靴掻痒というか、歯痒い思いがつのります。
古のスターたちのポートレイトを見ていますと、現在だったら合わせないようなシャツにもタイを締めたものがあります。
現代と違って、人前でタイなしという選択肢の方が珍しい時代だったのでしょう。
それをなぞっているわけではありませんが、やはり他人が合わせそうもないシャツにまで一応タイを締めずにおれない病気にかかっています。
左の若い頃のコーディネイトなんかかなりのものですが、その後も今日の目で冷静に眺めると、これはどうかと思うものも少なくありません。
クーパーに思い入れのない人が見たら、これいいんですかと絶対突っ込まれそうなのがあります。
でも、そんなの問題ありません。なにしろゲーリー・クーパーですから。
パラマウントやゴールドウィン、コロンビアといった1930年代から40・50年代の良いところを集めたら、本当はさぞかし良いものが出来上がるのではないかと想像しています。