妻の希望が昨日ようやく実現した。
昔の美術が再現されてあるとのこと。
新婚旅行で行ったイタリアで見た絵画が見られるとのことだった。
しかし、本物ではない「偽物」で何が楽しめるのか。
私は特に興味が湧かなかった。
ただ、日々旅行に行きたいという気持ちはあった。
だから、行きたいところが出たということに対しては、とてもよかった。
美術館には、イタリアだけでなく、スペインやフランスなどの
絵画もたくさん展示されていた。
しかし、やはりコピー商品。湧き上がるような興奮は全くなし。
では、なぜこのような美術館が評価されるのか。
それは、コピーする技術だった。
陶板に写して焼成することで、2000年以上は持つらしい。
本物はどうしても劣化・風化するため、
これは文化の保存に貢献する貴重な技術なのだそうだ。
そういうことであれば、確かに価値は高い。
素晴らしいことだ。
また妻とどこかへ行きたいものだ。