生活保護の申請をしたけれど、
何らかの原因があり、申請を取り下げるということが時々あります。
わたしは今回、初の取り下げを経験しました。
40代のAさんは、
車を持っていた方でした。
過去にもブログで触れたかと思いますが、
生活保護を受ける場合、自動車などの、
いわゆる資産となるものの保有は認められません。
生活保護の大前提として、
その人の、持っている資産を全部使い切って、
それでも生活できない場合しか、適用されません。
ただし、その人が自立しそうな場合、その自立を促すことにつながるようであれば、
一定の条件のもと、資産の保有を認める場合があります。
Aさんは現在無職なので、自動車を持つ理由がなく、基本的に保有は認められません。
ただし、すぐに就職して自立するため、しばらく保有を認めてほしいと訴えがあったため、
しばらくは保有を認める予定でした。
しかし、もし何ヶ月も就職が実現しない場合は、
売却、廃車などの処分をしてもらわねばならないことも伝えていました。
申請時からAさんは、そこがずっと引っかかっていたようで、
就職できない日がずっと続いた場合、処分しないといけなくなることに、
「納得がいかないな~」と不満そうにつぶやいていました。
申請してから1週間後、
Aさんから「よく考えてみるから、1週間考えさせてよ」と言われ、
待つことちょうど1週間。
改めてAさんに、申請をどうするか確認したところ、
「就職が見つかりそうだし、もういいよ。車手放したくないし。」
と、生活保護の申請を取り下げるとの返事をもらいました。
おそらく現時点で、Aさんは生活保護を受けられる経済状態ではあると思います。
ただし、本人に受ける意思がない以上、こちらが強制して受けさせるものでもありません。
世の中には家計が苦しくても、努力して生活しておられる方もいるわけですから。
あくまで申請行為であり、受けるのはその人の意思です。
なので、Aさんから辞退書を書いてもらいました。
近々取り下げの処理が完了する予定です。
Aさんが無事就職し、これからまた相談に来ることのないよう、願うだけです
何らかの原因があり、申請を取り下げるということが時々あります。
わたしは今回、初の取り下げを経験しました。
40代のAさんは、
車を持っていた方でした。
過去にもブログで触れたかと思いますが、
生活保護を受ける場合、自動車などの、
いわゆる資産となるものの保有は認められません。
生活保護の大前提として、
その人の、持っている資産を全部使い切って、
それでも生活できない場合しか、適用されません。
ただし、その人が自立しそうな場合、その自立を促すことにつながるようであれば、
一定の条件のもと、資産の保有を認める場合があります。
Aさんは現在無職なので、自動車を持つ理由がなく、基本的に保有は認められません。
ただし、すぐに就職して自立するため、しばらく保有を認めてほしいと訴えがあったため、
しばらくは保有を認める予定でした。
しかし、もし何ヶ月も就職が実現しない場合は、
売却、廃車などの処分をしてもらわねばならないことも伝えていました。
申請時からAさんは、そこがずっと引っかかっていたようで、
就職できない日がずっと続いた場合、処分しないといけなくなることに、
「納得がいかないな~」と不満そうにつぶやいていました。
申請してから1週間後、
Aさんから「よく考えてみるから、1週間考えさせてよ」と言われ、
待つことちょうど1週間。
改めてAさんに、申請をどうするか確認したところ、
「就職が見つかりそうだし、もういいよ。車手放したくないし。」
と、生活保護の申請を取り下げるとの返事をもらいました。
おそらく現時点で、Aさんは生活保護を受けられる経済状態ではあると思います。
ただし、本人に受ける意思がない以上、こちらが強制して受けさせるものでもありません。
世の中には家計が苦しくても、努力して生活しておられる方もいるわけですから。
あくまで申請行為であり、受けるのはその人の意思です。
なので、Aさんから辞退書を書いてもらいました。
近々取り下げの処理が完了する予定です。
Aさんが無事就職し、これからまた相談に来ることのないよう、願うだけです