コズモと読んでください COSUMO

株式、債券、為替、投資信託を主に

東証大引け 続伸、米中経済に期待感 TOPIXは連日で年初来高値更新 国内株概況 2023年9月15日 15:34

2023-09-15 21:42:16 | 日記
東証大引け 続伸、米中経済に期待感 TOPIXは連日で年初来高値更新
国内株概況
2023年9月15日 15:34


15日の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、前日比364円99銭(1.10%)高の3万3533円09銭と7月3日以来の水準で終えた。前日の米株高や中国景気に対する不安感が和らいだことなどから投資家心理が上向き、幅広い銘柄が買われた。外国為替市場で円安・ドル高基調となっていることも支えとなった。

14日の米株式市場で主要3指数がそろって上昇した流れを引き継ぎ、主力の大型株を中心に買われた。同日発表された8月の米小売売上高が市場予想を上回ったことで米国の消費が想定以上に堅調との見方から輸送用機器株などが買われた。足元の原油高から資源株も上昇した。

15日発表の中国の8月工業生産高が市場予想を上回ったことも日本株の追い風となった。松井証券の窪田朋一郎シニアマーケットアナリストは、「円安による業績改善期待に加え、日本企業の業績を左右する米国と中国の景気が底堅いとの期待感が投資家心理を上向かせた」とみていた。

東証株価指数(TOPIX)は続伸し、22.81ポイント(0.95%)高の2428.38で終えた。連日の年初来高値更新で、およそ33年ぶりの高値水準となる。JPXプライム150指数も続伸し、10.89ポイント(1.04%)高の1061.17で終えた。

東証プライムの売買代金は概算で5兆6708億円で7月28日以来の水準。売買高は23億9054万株だった。東証プライム市場の値上がり銘柄数は1227、値下がりは553、変わらずは55だった。

傘下の英半導体設計アーム・ホールディングスが上場したソフトバンクグループ(SBG)株が買われた。トヨタ、デンソー、東エレク、KDDI、パナHD、TDKも高い。半面、日東電、セブン&アイ、JALは売られた。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

日経平均株価の6ヶ月チャートです。(一目均衡表とストキャスティクス)


日経平均株価の6ヶ月チャートです。(一目均衡表と売買高)※すごいことに通常の倍です。※

米国株、ダウ反発 アーム上場受け市場心理が改善 米国・欧州株概況 2023年9月15日 5:01

2023-09-15 05:21:09 | 日記
米国株、ダウ反発 アーム上場受け市場心理が改善
米国・欧州株概況
2023年9月15日 5:01


【NQNニューヨーク=戸部実華】14日の米株式市場でダウ工業株30種平均は3日ぶりに反発し、前日比331ドル98セント高の3万4907ドル51セント(速報値)で終えた。英半導体設計のアーム・ホールディングスの上場が好調な滑り出しとなり、投資家心理の改善につながった。朝方発表の米経済指標を受けた買いも入り、景気敏感株を中心に買いが広がった。

ソフトバンクグループ(SBG)傘下のアームは14日に米証券取引所ナスダックに上場した。初値は56.10ドルと、公開価格(51ドル)を10%上回った。スマートフォン向け半導体の設計に強みを持ち、最近では人工知能(AI)やクラウド向けなど成長市場でのシェア拡大が期待されている。市場では「投資家心理の改善につながり、他のAI関連株やハイテク株への投資意欲を高めた」(ミラー・タバックのマシュー・マリー氏)との見方があった。

朝発表の8月の卸売物価指数(PPI)の前月比の上昇率は0.7%と、ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想(0.4%)を上回った。8月の小売売上高も前月比0.6%増と市場予想(0.1%増)を超えた。ただ、いずれも原油などエネルギー高の影響が大きく、来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)で米連邦準備理事会(FRB)が政策金利を据え置くとの見方は変わらないと受け止められた。

欧州中央銀行(ECB)は14日の理事会で10会合連続の利上げを決めたものの、利上げの打ち止めを示唆したとの見方が広がった。中国でも景気刺激策の観測が改めて浮上したことも、米株式相場の支えとなった。

ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は続伸し、前日比112.468ポイント高の1万3926.053(速報値)で終えた。