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東証大引け 続落、米中懸念で心理悪化 国内株概況 2023年9月8日 15:26 (2023年9月8日 15:35更新)

2023-09-08 16:04:07 | 日記
東証大引け 続落、米中懸念で心理悪化
国内株概況
2023年9月8日 15:26 (2023年9月8日 15:35更新)

8日の東京株式市場で日経平均株価は続落し、前日比384円24銭(1.16%)安の3万2606円84銭で終えた。米アップル製品の中国での使用制限などを背景に、米中の対立が激しさを増すとの懸念が広がった。投資家心理を冷やし、幅広い銘柄が売られた。

日経平均は午後に下げ幅を480円近くまで広げた。東エレクが一時4%超下落し、全体を押し下げた。米中対立で中国景気の回復がさらに遅れるとの警戒から、中国経済の影響を受けやすいファナックや安川電、資生堂などの下げも目立った。

今週は株価指数先物・オプション9月物の特別清算指数(SQ)の算出に絡む思惑的な買いが入っていた面もあり、週末を前に短期筋とみられる手じまい売りも広がった。

半面、日経平均が3万2500円近辺まで下げると値ごろ感からの買いも入り、下値を支えた。ホンダは株式分割考慮後の上場来高値を更新した。医薬品株の一角も買われた。

東証株価指数(TOPIX)は続落し、前日比24.36ポイント(1.02%)安の2359.02で終えた。JPXプライム150指数も続落し、前日比10.90ポイント(1.04%)安の1040.95で終えた。

東証プライムの売買代金は概算で4兆572億円。売買高は16億3807万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は1508と、全体の約8割を占めた。値上がりは277、横ばいは49銘柄だった。

ダイキンやファストリ、テルモ、オリンパスが下落した。一方、アドテストや第一三共、塩野義、アサヒが上昇した。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

日本株、海外勢3300億円買い越し 業績上振れ期待高まる グローバルマーケット 2023年9月7日 21:30

2023-09-08 05:32:43 | 日記
日本株、海外勢3300億円買い越し 業績上振れ期待高まる
グローバルマーケット
2023年9月7日 21:30

海外マネーが日本株に回帰しつつある。東京証券取引所が7日に発表した8月第5週(8月28日〜9月1日分)の投資部門別売買動向によると、海外投資家の買越額は3300億円超と2カ月半ぶりの大きさとなった。

外国為替市場で円安が進行するなか、日本企業の業績上振れ期待が高まっていることが買いの背景にある。

米国株、ダウ反発し57ドル高 ディフェンシブ買いもアップルの下げは重荷 ナスダックは続落 米国・欧州株概況 2023年9月8日 5:26

2023-09-08 05:30:03 | 日記
米国株、ダウ反発し57ドル高 ディフェンシブ買いもアップルの下げは重荷 ナスダックは続落
米国・欧州株概況
2023年9月8日 5:26

【NQNニューヨーク=戸部実華】7日の米株式市場でダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに反発し、前日比57ドル54セント(0.2%)高の3万4500ドル73セントで終えた。前日までの2日間で400ドル近く下げた後で、ディフェンシブ株を中心に買いが入った。半面、米金融引き締めの長期化観測は根強い。中国政府の規制強化への懸念からスマートフォンのアップルが売られ、投資家心理の悪化につながったことも相場の重荷となった。

米国の物価高止まりへの懸念が根強く残るなか、国内外の景気の先行き不透明感が意識されやすかった。業績が景気に左右されにくいディフェンシブ株に買いが入った。バイオ製薬のアムジェンが2%上昇し、医療保険のユナイテッドヘルス・グループや製薬のメルク、医薬・日用品のジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)も高い。アナリストが投資判断を引き上げた外食のマクドナルドも買われた。

ダウ平均の上値は重く、下げに転じる場面もあった。朝方発表の週間の米新規失業保険申請件数は21万6000件と、ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想(23万件)を下回った。2023年4~6月期の単位労働コストの改定値は速報値から上方修正され、前期比2.2%上昇と市場予想(1.9%上昇)も上回った。市場では「コアインフレは高止まりしそうで、追加利上げ観測を高める」(LPLファイナンシャルのクインシー・クロスビー氏)との声が聞かれた。

米長期金利の先高観があるうえ、中国政府による米ハイテク企業を対象とした規制強化への懸念もハイテク株売りにつながった。スマートフォンのアップルは続落し、3%安で終えた。同社のスマホ「iPhone(アイフォーン)」を巡り、中国政府が政府系機関や国有企業に対しても使用を禁じることを検討していると伝わった。市場では「規制対象が他の米ハイテク企業にも広がるとの不透明感がくすぶった」(オアンダのエドワード・モヤ氏)との見方もあった。

ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は4日続落し、前日比123.639ポイント(0.9%)安の1万3748.832で終えた。エヌビディアが2%安、クアルコムが7%安となるなど、半導体関連株の下げが目立った。