今日聴いたジャズ・・・
SARAH VAUGHN・・・「BRAZILIAN ROMANCE」
御三家の中でも抜きん出た抜群の声量と暖かい歌声、、さまざまな分野を自分のものにしてしまう
懐の深さを持っていた、ヴォーカリスト、サラ・ヴォーンのリーダー作。
1990年4月3日に亡くなっているので、亡くなる約3年ほど前に録音された作品。
プロデュースはセルジオ・メンデスが担当、アレンジはドリ・カイミが担当するなど、充実した一枚。
全10曲中、ミルトン・ナシメントが3曲(1、3、6)、ドリ・カイミが4曲(2、7、8、10)、
ダニーロ・カイミが一曲(5)、フェルナンド・レポレスも一曲(9)、さらに、セルジオ・メンデスも一曲(4)を提供している。
「LOVE AND PASSION」では、ミルトン・ナシメントがヴォーカルで参加。
アルバム一枚の印象としては、「I LOVE BRAZIL」より、ややおとなしい感じを受けるけれど、彼女のブラジルものとしては、
たくさんのミュージシャンが参加して、聴きごたえのある作品に仕上がっている。
1・MAKE THIS CITY OURS TONIGHT・・・2・ROMANCE・・・3・LOVE AND PASSION・・・4・SO MANY STARS
5・PHOTOGRAPH・・・6・NOTHING WILL BE AS IT WAS・・・7・IT’S SIMPLE・・・8・OBSESSION・・・9・WANTING MORE
10・YOUR SMILE
FEATURING:
GEORGE DUKE(key)
HUBERT LAWS(fl)
TOM SCOTT(ts)
PAULINHO DA COSTA(perc)
ERNIE WATT(as) 他
1987年1、2月録音
コスモス畑