つれづれなるままに聴いたジャズ

  よるの雨の音は

さびしい胸にともしびのように

   ともる



 

francesco cafiso new york quartet/ new york lullaby

2016-09-12 15:37:17 | ジャズ



               今日聴いたジャズ・・・



      FRANCESCO CAFISO NEW YORK QUARTET・・・「NEW YORK LULLABY」




      本作は、1989年 5月24日 イタリア、シチリア島のヴィッドリアという小さな町で生まれた、アルトサックス奏者、


      フランチェスコ・カフィーソのリーダー作。



      デヴィッド・ヘイゼルタイン(p)、デヴィッド・ウィリアムス(b)、ジョー・ファンズワース(ds)というベテランたちと綴る


      カルテット作品。



     録音当時、弱冠16歳。。イタリア盤で既に3枚のアルバムをリリースしているけれど、本作が初スタジオ録音作となる。


     全9曲、カフィーソのアルトはサウンドが素晴らしく、テクニックも自然で即興のアプローチにも成熟したものを感じる。



     「イタリアで見つけた宝石」(ウィントン・マルサリス)


     「これほど若くて才能にあふれたプレイヤーは見たことがない」(ハリー・アレン)


     ベテラン二人が上記のように評価しているとうり、私自身、本作を聴いた時は驚きを隠せなかった。


     これまで聴いた彼の作品の中で本作が最も気に入っている。



     TOTAL TIME:71 捨て曲なしの9曲。聴きごたえ十分の一枚。

1・LULLABY OF BIRDLAND・・・2・REFLECTIONS・・・3・POLKA DOTS AND MOONBEAMS・・・4・MY OLD FLAME
5・ESTATE・・・6・WHAT’S NEW・・・7・IMAGINATION・・・8・WILLOW WEEP FOR ME・・・9・SPEAK LOW



            2005年6月23、26日 NYにて録音



            FRANCESCO CAFISO(as)
            DAVID HAZELTINE(p)
            DAVID WILLIAMS(b)
            JOE FARNSWOTH(ds)




      男郎花(おとこえし)


      相逢うて相別るゝも男郎花 (高浜 虚子)