今日聴いたジャズ・・・
FRANCESCO CAFISO NEW YORK QUARTET・・・「NEW YORK LULLABY」
本作は、1989年 5月24日 イタリア、シチリア島のヴィッドリアという小さな町で生まれた、アルトサックス奏者、
フランチェスコ・カフィーソのリーダー作。
デヴィッド・ヘイゼルタイン(p)、デヴィッド・ウィリアムス(b)、ジョー・ファンズワース(ds)というベテランたちと綴る
カルテット作品。
録音当時、弱冠16歳。。イタリア盤で既に3枚のアルバムをリリースしているけれど、本作が初スタジオ録音作となる。
全9曲、カフィーソのアルトはサウンドが素晴らしく、テクニックも自然で即興のアプローチにも成熟したものを感じる。
「イタリアで見つけた宝石」(ウィントン・マルサリス)
「これほど若くて才能にあふれたプレイヤーは見たことがない」(ハリー・アレン)
ベテラン二人が上記のように評価しているとうり、私自身、本作を聴いた時は驚きを隠せなかった。
これまで聴いた彼の作品の中で本作が最も気に入っている。
TOTAL TIME:71 捨て曲なしの9曲。聴きごたえ十分の一枚。
1・LULLABY OF BIRDLAND・・・2・REFLECTIONS・・・3・POLKA DOTS AND MOONBEAMS・・・4・MY OLD FLAME
5・ESTATE・・・6・WHAT’S NEW・・・7・IMAGINATION・・・8・WILLOW WEEP FOR ME・・・9・SPEAK LOW
2005年6月23、26日 NYにて録音
FRANCESCO CAFISO(as)
DAVID HAZELTINE(p)
DAVID WILLIAMS(b)
JOE FARNSWOTH(ds)
男郎花(おとこえし)
相逢うて相別るゝも男郎花 (高浜 虚子)