つれづれなるままに聴いたジャズ

  よるの雨の音は

さびしい胸にともしびのように

   ともる



 

ペチュニア

2013-07-14 14:59:39 | ジャズ


  夏になると家々の庭で必ず見かけるのがこのペチュニア。鮮やかな色彩、小さなパラソルのような愛らしい花型の人気者。

  どんどん茎を伸ばして枝を広げるので、ハンギングバスケットやつり鉢植えにすると、鉢から花がたれてみごとに咲き広がる。

  花は赤やピンク、白、青紫色などの単色咲きのもののほか、覆輪(ふくりん)咲き、絞り咲きなどさまざまある・・・


  ナス科

  英名:COMMON GARDEN PETUNIA
  別名:つくばねあさがお


  花言葉:心の平安



   今日聴いたジャズ・・・


   HOUSTON PERSON・・・「SOFT LIGHTS」


 
   本作は、1934年11月10日、サウスカロライナ州フローレンス生まれ、アメリカ合衆国のジャズ・テナーサックス奏者、
   音楽プロデューサーでもあるヒューストン・パーソンのリーダー・アルバム。

   メンバーに、ラッセル・マローン(g)、リチャード・ワイアンズ(p)、レイ・ドラモンド(b)、グラディ・テイト(ds)、
   パーソンのアルバムではお馴染みのアーティストを迎えた、クインテット編成。

  ※ ヒューストン・パーソンは、スウィングやハードバップのジャンルで演奏しているものが多く、特にソウルジャズにおいてよく
   知られている。

   これまで聴いてきた彼のアルバム同様、気心の知れた仲間と共に伸び伸びと、リラックスして楽しんで演奏している姿が目に浮かぶ
   ような作品に仕上がっている。それぞれが持ち味を生かしているし、とくにラッセル・マローンがメンバーにいると、アルバム全体が
   ぐっと魅力的なものになる、不思議なギタリストだと思う。そういえば、ダイアナ・クラールのアルバムでも同じことがいえる。

   全10曲、スローテンポで展開されていて、ともすればうるさくなりがちな曲も、このメンバーでは寛いで聴ける。
   
   昨夜、偶然にもペーター・ノーダール・トリオの「THE NIGHT WE CALLED IT A DAY」を聴いていたら、本作にも同曲が入って
   いた。トリオとはまた違ったよさがある。

   ラストのヒューストン・パーソンとラッセル・マローンのデュオ「IF」がまたとてもいい。二人によって綴られるこの曲は繰り返し
   聴きたくなる・・・そんなステキな一曲♪


1・HERE’S THAT RAINY DAY・・・2・I ONLY HAVE EYES FOR YOU・・・3・IT MIGHT AS WELL BE SPRING・・・
4・DO NOTHING TILL YOU HEAR FROM ME・・・5・AT LAST・・・6・THE NIGHT WE CALLED IT A DAY・・・7・IT SHOULD’T
  HAPPEN TO A DREAM・・・8・I’LL BE AROUND・・・9・HEY THERE!・・・10・IF・・・



     HOUSTON PERSON(ts)
     RUSSELL MALONE(g)
     RICHARD WYANDS(p)
     RAY DRUMMOND(b)
     GRADY TATE(ds)



      1999年4月27日録音・・・