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私の頭の中のキオクを綴っていくつもりです・・

2020年3月21日ダイヤ改正(1)

2020年03月08日 |   ┣ ダイヤ改正2020

3月21日改正が公式に発表されています。

「乗務員不足による減便」が、これに先立ち発表されており、それを受けたものということになります。

要点をまとめておきます。

 

・竹下営業所の開設

「46番」に竹下営業所行きが新設され、アサヒビール前行きは廃止。

竹下営業所は、「竹下」の先で踏切を渡って五十川方面には行かずに、踏切を渡らずに直進して少し進んだところ。

南側には広大な青果市場跡地があり、ここにできる「ららぽーと」の中にバスターミナルが整備される計画。

 

竹下営業所開設に伴い、雑餉隈営業所は雑餉隈車庫に“降格”。

「車庫」と「営業所」の関係についてはこちらの記事を参照。

 

降格に伴い、雑餉隈まで行かない便が増え、「41番」には板付行き、「44番」には那珂五丁目(かつての青果市場前)行きが新設。

ただし、板付、那珂五丁目と竹下営業所の間にはバス路線は設定されず。

また、「420番」は朝片道1本だけの運行となり、「麦野三丁目」は一日一本だけのバス停に。

「46番」の雑餉隈営業所行きは廃止に(「46-1番」には雑餉隈車庫行きが残る)。

一応、伏線は回収できたが、あまり心ときめくものではなし。

 

なお、40番台全般についてはこちらの記事も参照。

 

・「21番」廃止

勝馬行き、国民休暇村行き、国民宿舎行き、養護学校前行き…など、多くの行先を擁したかつての幹線で、一般道路経由の「21番」は全廃止となり、「21A」に志賀島小学校前発着便が増える。

「21番」と「21A」のバランスの変遷についてはこちらの記事を参照。

 

香椎「2番」のルート変更

千早駅~香椎浜車庫間のルートが、「香椎参道経由」から「香椎浜一丁目、香椎浜海岸通り、イオンモール香椎浜経由」に変更。

12年前にこの記事この記事で提案したルートにもやや被る。

かつては1時間に4往復運行されていた香椎参道踏切手前の交差点を曲がるバスが朝数本だけになってしまうこと、香椎浜海岸通りと千早駅がバス路線で結ばれること、など、時代の流れを感じさせる出来事ではあります。

 

・「14番」廃止

茶山、七隈地区の幹線であり、かつては一大勢力を誇った「14番」がついに廃止。

そこから派生した「114番」「140番」も縮小。

梅林地区からは都心直通便がなくなる。

これを機に「140番」を「14番」に改番したらよかったのでは?とも思います。

 

・「1-7番」新設と「507番」減便

「507番」として都心と直通する便が大幅に減り、姪浜駅南口発着の「1-7番」がメインに。

1-7番」は番号としては“復活”となる。

なお、「507番」は、「527番」への改番は行われず。

 

・扇町行きの縮小

扇町行きは「202番」「203番」が廃止、「17番」も大幅減となり、「HMI」は大きく低下。

 

・「42番」に天神山行き新設

既に系統数が多いところに、さらに天神山行き(女学院経由と女学院非経由)が追加され、「YKF」に拍車がかかる。

 

・バス停の新設

「62番」が松尾~山田間で「山田西」に立ち寄り。

ただし、「山田西」のバス乗り継ぎ拠点は予定より整備が遅れていることから、当面は「山田“北”」的な場所に停車。

 

また、三十田橋→田隈新町間に「次郎丸中学校前」が新設。

三十田橋問題についてはこちらの記事こちらの記事を参照。

 

・バス停の改称

九大前 → 箱崎三丁目

九大北門 → 東箱崎小学校

ヤフオクドーム前 → PayPayドーム

TVQ前 → テレQ前

九電体育館前 → 浄水通り

御幸町 → 千早六丁目 (3号線上の「御幸町」は変更なし)

東入部 → 東入部第一

入部幼稚園前 → 東入部第二

天神福ビル前 → 天神大和証券前

天神コア前 → 天神ソラリアステージ前(福ビル街区)

 

九大前」はようやくというかついにというか。

箱崎三丁目行きは「1番」ではなく「70番」とかにしてもよさそうな気も。

ドームの名前が変わるたびにバス停も改称するのは面倒なので、いっそ単に「ドーム前」でもよいのでは?と以前書きましたが、「九州医療センター」のほうがドームには近いという状況の整理をしないままで、機械的に改称だけをしている印象も。

「テレQ前」は表記は変わっても読みは変わらず、「大神神社前」とは逆のパターン。

「福ビル前」は、“レガシー”的に残すのかと思っていましたが、意外に執着はないようで…(笑)。

 

・その他

「303番」は「333番」に改番で、「特快303番」は「特快333番」に(特快は百道ランプ経由から西公園ランプ経由に)。

十の位の「3」の意味を考えてしまいます(笑)。

 

16番」「13番」「113番」に六本松行きが新設、「114番」と「140番」の別府駅前行きは2年で廃止。

 

「特快17番」は廃止で、荒江四角まで各停の「快速17番」が新設。

 

キャナルシティラインバス」は「快速」が廃止。

全体の本数も減で、七隈線の博多延伸まで持つのか?という心配も。

(つづく)



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4 コメント

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Unknown (RS485)
2020-03-11 09:19:57
はじめまして。21番についてですが、志賀島系統を「21から21Aに」振り替えて3号線経由の21番自体は雁の巣レクリエーションセンター発着に変更になるので「全廃止」という表現は少し違うのではないかと思いますがいかかでしょうか?
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Unknown (週末のみ39快ユーザー)
2020-03-31 22:01:58
こんにちは。37-1ができた時以来のコメントです。
竹下営業所、私は「なぜそんなとこに?」って印象ですね。
いずれららぽーとができるにしても「営業所行き」がたった数本って。

板付住民なので「始発」ができるのはありがたいですが、それ以南の住民にとって
いきなり本数が25%削減って痛いですね…。
板付-営業所間の回送は板付中央公園-弓田町のルートのようですが、
板付終点が交差点のすぐ手前なので強引な右折になってるようです。
板付(下り)・東那珂(下り)・東光町(上り)などバス停が交差点すぐ手前にあるのは
はるか昔から路線があった名残でしょうか。

46(46-1)番は行き先が1つ減って1つ増えて1つ改称。
何か気づきますか?笑
博多駅から乗るときの行き先は
・竹下営業所
・雑餉隈車庫
・井尻四ツ角
・福岡女学院
・徳洲会病院
って。
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Unknown (soramame)
2020-07-12 22:18:45
RS485さん、コメントありがとうございます。
お返事が遅くなりすみません。
おっしゃる通り、全廃止という表現は誤りです。
ご指摘感謝です。
21番の雁の巣レクリ行きですが、バスの行先表示で行先の部分に「雁の巣レクリエーションセンター」とあると、つい21Aだと勘違いしてしまいそうになります。
返信する
Unknown (soramame)
2020-07-12 22:18:53
週末のみ39快ユーザーさん、コメントありがとうございます。
お返事が遅くなりすみません。
バス停が交差点すぐ手前にあるのははるか昔から路線があった名残というのは、たしかにあると思います。
清水町のように対応が行われたところもある一方、依然強引な右折が行われているところもまだ各所に残っていますよね。
でも修猷館前とか山王一丁目のように、かなり早い段階で対応が行われたところもあって、このへんは警察との交渉如何よるのでしょうかね??
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