INSIDE SORAMAME

私の頭の中のキオクを綴っていくつもりです・・

イミカヨミカ(47)

2013年12月13日 |   ┣ イミカヨミカ
(つづき)
福岡市早良区の「入部幼稚園前」バス停。
かつての「入部派出所前」である。

英字表記は“IRIBEYHOCHIENMAE”であり、ここから正しい「読み」にたどり着くのはなかなか難しい。
地名も、「いりべ」ではなく「いるべ」が正式。


周囲はこんなにのどか。
向こうに見える山のふもと、室見川に沿って昭和バスが走っていた時代も遠くなりつつある。


郊外行き乗り場。


行先のバリエーションがここまで減ってしまいました…。


都心方面行き乗り場。


それでもまだ、通勤時間帯に都心行きの路線のバリエーションがこれだけあるというのは、かなり恵まれているほうではないかと思われる。
(つづく)

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« チラシのオモテ(92) | トップ | く・ふ・う(54) »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Tokyo Chikushi)
2013-12-13 08:30:48
私の祖父は「入部」の生まれ。明治30年代ですが。
はっきり「いるべ」と言っていました。
昭和40年頃には、「いりべ」という読みもかなり行われていて、私自身どちらが正しいのだろう、とず~っと思っていました。
「いりべ」ではなく「いるべ」が正式、とのこと、ちょっと安心しました。でも、何をもって「正式」というのかも曖昧なままですよね。
地名は漢字だけで残っていくので、その「読み」は案外疎かになってしまい、過去の文献などに当たってみてもわからないことが多いです。万葉仮名あたりまで遡らないとわからないかも…

それにしても「YHOCHIEN」の1つ目の「H」は、どういう趣旨で入っているのでしょう?
Unknown (soramame)
2013-12-13 12:26:32
Tokyo Chikushiさん、こんにちは。

行政上の地名「東入部」「西入部」は、読みが「ひがしいるべ」「にしいるべ」となっていることから、一応「正式」と書きましたが、あくまで形式的なものであり、絶対的に「正式」かはわかりません(笑)。
たしかに、「いりべ」と呼ぶ人も多いですよね。

「ほしぐま」と「ほしくま」など、一応、「正式」な読みはあっても、必ずしもそれに定まっていないケースも多いですよね。

あと、読みは一緒でも、アクセントが前か後か2つのパターンがあるところなどもあり(この付近だと、「野芥」「田隈」など)、「読み」は奥深いですね。

>それにしても「YHOCHIEN」の1つ目の「H」は、どういう趣旨で入っているのでしょう?

王貞治の「OH」のように、“のばす時には「H」を使う”という認識が作成者にあったと思われます。
ただ、それだと「H」は「O」の後に来ないといけないのですが。

コメントを投稿