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きのうを思い、きょうを実感し、あすに想いを馳せよう。
若年性或いは老人性痴呆症にならない為にもね?

差損を押し付けられ、尚献金とは、何かがある

2009年01月11日 | Weblog
「陸山会」所有マンション 自民、売却価格に疑義(産経新聞) - goo ニュース

 平成6年12月、陸山会=小沢一郎がマンションの一室を買い、小沢一郎の所有物とし、12年数ヶ月所有した後、都内の建設業者に1300万円で売り、その建設業者は1180万円で売り出していた。・・・・この差損は少なくとも120万円。・・・・これが資金管理団体への寄付行為(贈与)に当たり「政治資金規正法違反」だという。

 件の物件の使用目的は、外国人秘書(例の朝鮮人女性秘書のことか)の居宅。平成14年1月から5年9ヶ月賃貸しし、483万円の家賃を受領。

 さらに不思議なことに、小沢一郎さんに押し付けられた建設会社は、平成17,18年に亘り200万円の献金までしているという。・・・・この建設会社は少なくとも320万円の損害を被り、小沢一郎さんは320万円の不当利得を得たのです。

 ・・・・しかし、こんなことって「特別の事情でもない限りやりませんよねえ」。実に怪しげな話題だと思います。どんな裏があるんだろうか興味は尽きませんね。

 8日の衆院予算委員会で追及した自民党の葉梨康弘議員は、建設会社が被った差損について、「プロの業者なら、安く買って高く売るのが普通だ。献金という意識があったかどうか分からないが、経緯を明らかにすべきだ」と小沢氏側の説明を求めた。

 まあね、こういうことができるのは広域暴力団と小沢一郎さんぐらいのもんでしょう。・・・・ねえ、民主の皆!?。


 葉梨康弘衆院議員のプロフィール:

 1959年10月12日生、東京教育大付属駒場高校、東京大学法学部卒。1982年警察庁入庁。在インドネシア日本国大使館一等書記官、警察庁少年課などの要職を歴任。
 義父の私設秘書を経て、2003年第43回衆院議員総選挙で茨城3区より出馬初当選。自民党畜産酪農対策小委員会委員長、農林部会部会長代理を歴任。
 

城ヶ島の雨

2009年01月11日 | Weblog
 城ヶ島の雨  詞:北原白秋 曲:梁田貞(やなだ ただし)


 雨は降る降る 城ヶ島の磯に

 利休鼠の 雨が降る

 雨は真珠か 夜明けの霧か

 それとも 私の忍び泣き

 舟は行く行く 通りやのはなを

 濡れて帆あげた ぬしの舟

 ええ 舟は櫓でやる

 唄は船頭さんの 心意気

 雨は降る降る 日はうす曇る 

 舟は行く行く 帆が霞む


 我が静岡にも、北原白秋先生が作詞した著名な曲に「ちゃっきり節」というのがあります「蛙(けえろ)が鳴くんで雨ずらよ」という方言のお囃子がとても印象的なのであります。しかし、白秋先生は日暮れの学問派(これは市民権を得た表現ではないかも知れません、私の亡父が宿題をぎりぎりまでやらない私をそう揶揄していた)でもあったようです。

 ・・・で、白秋先生は結構多情でもあられたようです。

 インターネットから拾ったネタですが、この『城ヶ島の雨』という作品の縁起というのは、

 大正元年(1912年)白秋は人妻との恋愛事件を起こし、その夫から告訴され獄舎行きとなった。この事件の痛手は深刻にて、社会の激しい非難により、名声一時失墜したともいう。人生の苦悩が優れた作品を生み出すことはよくある事例ですが、白秋も例外ではなかったようです。示談成立後、大正2年5月、その女性と共に三浦市三崎町に移り住み新生を求めました。「城ヶ島の雨」はこの時期の作品。

 
 歌謡という観点で言えば、この詞にメロディーをつけた梁田貞氏の才能の方が寧ろ光ると私は思います。

 
 この曲想は、北原ミレイさんの歌う石狩挽歌とか矢代亜紀さんの歌う舟歌に少なからず影響を与えたと思います。

 
 利休鼠(りきゅうねずみ):利休色のねずみ色を帯びたもの。(広辞苑)