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きのうを思い、きょうを実感し、あすに想いを馳せよう。
若年性或いは老人性痴呆症にならない為にもね?

東京の暴発事故との相関は?

2007年12月15日 | Weblog
佐世保銃乱射の馬込容疑者、周囲は「変わった男」の印象(朝日新聞) - goo ニュース

 所謂、キチガイに刃物或いはキチガイメディアに言論の自由ということが大いに問われる事件である。

 先ごろ、東京で起こったさる医師が実弾の装填されていたライフル銃をうっかり放置して、暴発した結果2歳児が命を落としたという事件が報道されていたが、その後日談として5歳の兄が銃をオモチャにして、その弟が犠牲になったとかの報道がなされていた。国民の知る権利があるとはいえ、『不慮の暴発死』だけ報道されれば、十分でなかったのかとも思えます。私などは、それ以上報道することが『公序良俗』に叶うのかという素朴な疑問を持つ一人です。

 というのは、この種の事件は報道のあり方を一つ間違うと必ずちょうちんを付ける不届きな輩が出てくるからです。この辺で、専門家も永い冬眠から醒めて、凶悪事件の報道のあり方と連れション事件の相関関係を真剣に研究してもらいたいものです。

 とにかく、この事件を起こした犯罪者については、情緒的な問題点について警察に通報もされていたようである。そのとき警察側もまともな対応をしていれば、事件は未然に防げたかもしれない。「人権弁護士がいかに弁護しようとも精神異常者に猟銃の所持許可を与えてはならない」というのが鉄則であるはずである。しかも、散弾銃3丁もの所有が認められ、犯人は無職38歳であったという。妻帯者であったかどうか定かではないが、ここでも警察の甘さが露呈している。

 彼は、合法的に散弾銃を所持していたと早々と発表するのも結構であるが、良識ある住民の通報に対しても柔軟に対処すべきであったろう。

 この犯罪はテロの原点だと思う。犯罪者は覆面したまま女子供であろうと容赦はしない。そして犯罪に何の前触れもない。だから、ある一定数が銃器の脅威と取り扱いに慣れた自衛隊とか警官上がりの人材を各企業は雇い入れ、不測の有事の際に最良の対処ができるように万全を期すべきなのですよ。

 そういう意味で東国原宮崎県知事の『徴兵制失言』は有意義なものだったと思います。