昨日今日明日

きのうを思い、きょうを実感し、あすに想いを馳せよう。
若年性或いは老人性痴呆症にならない為にもね?

愚民国家シンドローム

2006年04月17日 | Weblog
東シナ海航行禁止公示 「日本の主権を侵害」 安倍長官、中国側に懸念伝える (産経新聞) - goo ニュース

 ここで、問題としなければならないのは、日本の主権を中国が侵犯しているという現実があるにも拘わらず、どうして「日米安保条約」が機能しないのかと素朴な疑問を持つことであろうし、機能しないが故に、そこはかとない「不安」に苛まれるのは私だけであろうか?。

 私とて国家防衛の意志すら希薄な日本国民に属する洗脳のうえ、去勢された一国民に過ぎないのだが、中国の軍事的な脅迫(兵器こそは使用しないが、軍事力を背景にした領土侵犯)に対して、日米同盟はかくも無力であるのかとつくづく思い知らされる。

 有事の際、我が国土の安全と去勢された国民(愚民)の生命は「日米安保」で本当に保障されているのであろうか?。
 日本政府が安全の保障は「日米安保」が絶対であると吹聴する割には、反作用としての綻びが露呈して、日本国存続の不安に苛まれていると言わざるを得ない。日頃からアメリカ合衆国に身勝手な片思いを寄せているに過ぎないのではないかという不安と、現実問題として、日本国は「依頼心の権化たるアメリカ合衆国」に対し、日本の国土防衛に不安要素が発生したため、最新鋭のアメリカ「原潜」の巡回でもお願いすべき時至れりと思うのであるが、宗主国アメリカにそのような申し入れをした様子は無いようである。

 もしや、条約締結当時から、日本政府は日本国民(財務省=旧大蔵省などは、納税者たる日本人を江戸時代の士農工商の身分制度の感覚で「平民」といって憚らなかったという。今でも納税する「愚民は愚民」というスタンスを崩してはいないということである。国会議員も当然ながら、彼らの「言いなり愚民」の範疇に住まっているのである。財務官僚のみが「領主様」というに相応しい身分の方々である。虐げられた平民は国会議員共々一矢を報いよ!)を騙していたのではあるまいか。

 日本国民は、日米安保条約が万能ではないという現実(日本の領土、領空、領海は日本人の血をもって防衛しない限りアメリカの協力は得られない)を認識したうえで、どうしたら日本国土が中国の派遣から防衛できるか、「草の根の国防意識」を高めなければならない。

 ソビエト連邦崩壊が「日本国平和ボケシンドローム」を破壊させ、更に危険な「中共」が日本侵略の意思を前面に出し台頭したと日本国民全体に周知されなければならない。

 東アジアにおける「米軍再編」が完了した暁には、アメリカは日本に威厳をもってこう言うだろう、「アメリカ人の血をもって、自国を防衛する意志のない国を守る義務は我々合衆国には無い」と・・・・・『日本人よ、近未来に備える決心をせよ!』