それでも、「We Love 子供ばんど」。

　足利のフリーペーパー、「ＣＯＭＰＡＮＹ？」に書いた。
高校時代、毎日小学生バンドの松（元・非常口、現・渋
さ知らズ）の原付、パッソルでコグレ楽器のミキサーを岩
下楽器のホールに持ち込んで自主コンサートをした話。

　その暴挙に及んだ若いミュージシャン達は、みんな子
供ばんどの影響を受けていた。ばんどは口では言わな
いが教えてくれていた。

「バンドを続け、ライブを打つ事はそうたやすい事ではな
い。障害はつきものだ。だけど、そこでダメだと逃げてし
まうのでなく、正面からぶつかる。そして、その障害を逆
に楽しむ気持ちで」

　だから、足利のオレ達は、「子供ばんどの奴らは、マー
シャルを山手線で運んだというじゃん。オレ達も負けられ
ねぇ」って、重い機材を原付積んで走った。しかも、それを
楽しみながら（笑）。

　サンキュー、子供ばんど。そして、今も、「We　Love　
子供ばんど」。

路上音楽情報紙「ダダ」編集発行人・青柳文信
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子供ばんどのライブは中止。「楽器フェア」

ってな気持ちで、楽器フェアの会場に行ったのだが、
子供ばんどのライブは中止。昔の氏木つよしなら、「こ
のかりは返すぜ」的な展開が必ずあった。今回は、ど
うかな？

会場にはウクレレを抱えた二代目ベーシスト、勝誠二
の姿もあった。「共演」の可能性もあったのだ。会場入
口では足利のコグレの店長とバッタリ会う事ができた。
その他、マルコシアスバンプのギターリストの秋間経夫
さんに、「ロックジェットのインタビューよかったですよ」と
話す事もできたり、収穫はあったけれど中止は残念。

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追記。上は足利コグレ楽器の新店長とのショット（新
というほど最近ではないのだが、「先代」の印象が強
いので）。若い楽器販売をする人間の思いはなかなか
企業体としての楽器店の運営に反映される事はない。
彼は若くして比較的自由に店を動かせる立場にある。
今日は、わざわざ足利から、初日の楽器フェアに顔を
見せている。足利コグレ楽器がまた、何かやってくれ
るかもしれないな。

しようかあるまい。子供バンドのための「早起き」。

青柳さんが休みの日の午前、ふとんから出る
事など有り得ない。しかし、「今日ばかりは」と
起きた。今年の楽器フェアの目玉は何と言って
も子供バンドの再結成ライブ。見る事ができるか
な？見たいな。彼らのためなら、早起きもするし、
入場整理の列にも並ぶぜ。もう、気分は足利南
高校時代の青柳さんなのだ。

毎日小学生バンドのもとおくんは、家の用事で
欠場。彼の分まで、現場を徹底的に見て帰るぜ。

路上音楽情報紙「ダダ」編集発行人・青柳文信
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