そろそろ

路上音楽情報紙『ダダ』編集発行人・青柳文信のブログ

たまたまのボ・ディドリトリビュート!?

2010-01-28 21:33:43 | 日々の泡立ち。


 新宿タワーで、ボ・ディドリさんのトリビュート・
アルバムのインストアがあるっていうんで楽しみ
にして行ったんだ。「これは!」と思って。急いで
ね。

  でも、つまらんかったぁ。トリビュートって、「誰
が何て言ったて好きやねん」ってことだよね。愛
情の断片も感じられなかったんよ(ロッキンオン
がおべんちゃら評を載せたって関係ねぇよ)。

   彼のギターの事、ビートの事、レコードにおけ
る楽器編成の面白さ、ロックンロールの王様達の
中の彼の位置、彼を愛し続ける日本のミュージシ
ャンの話・・。ボさんを知らない自分のファンを飽き
させる事なく面白い話ができたはず。何か煮え切
らない人達だったな。

  そもそも、何のためのトリビュートなのか?もっと、
ボさんへの愛情を持ったミュージシャンなんて沢山
いるぜ。

  路上音楽情報紙「ダダ」編集発行人・青柳文信
          http://pub.ne.jp/solo_solo/

追加・恐らく、こういう人達が人間の人生をつまらな
くしているんだな。それは、誰がやったって、つくる
方は、ボさんのトリビュートをつくるのは楽しい。でも、
つくる側に、「本当に、自分がつくるのがよいのか」
と考える所がないと。
 「自分より、あの人がつくった方がよいものになる」
というのなら、そちらに役目をゆずらないとね。

 レーベル、メーカーも、「最高のものを出す」という志
がないから市場に、こういうものを出して平気でいる。

 この構図は、路上音楽のろの字も知らないマスコミ
の人間が、ストリートの事を報道したのと同じだ。取材
をすれば、何かしらの報道はできる。しかし、それでよ
いのか、という視点が伝える側、メディアにない。だか
ら、あんなにいい加減な路上ミュージシャン報道が繰
り返されたのだ。



病める人が、まともに見える社会。

2010-01-28 00:08:24 | 日々の泡立ち。


 都心に向かう電車で1週間に1度位見かける
おじさんがいる。そして、彼は、「それは、そう思
われるのが当然でございまして。えー」とつぶや
き続ける。

 でも、今日、彼の方がまともに思えてきた。車内
を見回せば都心に通うサラリーマン達は、みんな
凄い怖い顔をしている。若くて、お洒落をしている
OLさんも、結構、キーッとした表情。都心の学校に
通う私学のお嬢さんも凄く張った顔をしている。

 青柳さんも、空気になって、この圧力から逃れた
くなった。こういう時、、彼のように「それは、そう思
われるのが当然でございまして。え~」なんて言う
とはまるよね。

  路上音楽情報紙「ダダ」編集発行人・青柳文信
         http://pub.ne.jp/solo_solo/

追記・写真は、おじさんのシューズ。「それは、そう
思われるのが当然でございまして。え~」なんて言
いながら、磨いていらっしゃるのか?素晴らしい。