春のはじまりの時期に地方の疲弊を書いた。でも、
ここ数週間で、その深まりを感じてならない。携帯ショ
ップに変わったコンビ二物件は、完全に店を閉じ、やっ
とこさ「セルフ」の看板を掲げたいくつものガソリンスタ
ンドが廃業に追い込まれていた。
「窮地は、自分の力で乗り越える主義」である事に変わ
りはない。だけれど、「温室の中にまもられた一部の人
達」と、廃業を目の当たりにした人達の落差は、あまり
にも激しい。明日は、わが身と思いつつも、何とかしな
ければと思うのだ。
路上音楽情報紙「ダダ」編集発行人・青柳文信
http://pub.ne.jp/solo_solo/