goo blog サービス終了のお知らせ 

深く潜れ(Dive Deep)! キネシオロジー&クラニオセイクラル・ワーク(クラニオ)の蒼穹堂治療室

「ココロとカラダ」再生研究所、蒼穹堂治療室が送る、マニアックなまでに深く濃い、極私的治療論とお役立ち(?)情報の数々。

左肩をケガする 5

2010-08-13 17:02:47 | 症例から考える
8/4の5回目のレントゲン撮影でも骨のズレはなく、医者からは「受傷から5週間、固定し始めてからも4週間が経過して、骨もつながってきていると思うので、昼の間は時々装具を外して、少しずつ肩を動かしてもいいでしょう」と言われた。実はその前から勝手に装具を外して、を書いた時点では既に自分でリハビリのようなことを始めていたが、今回の診察でやっとそのお墨付きを得られたわけだ。

左肩の屈曲と外転は、以前から風呂の中で、肘を曲げた状態で水の浮力の助けを借りれば、それぞれ90°まではできることを確認していたので、筋肉自体が全く働かなくなってしまっているわけではないことはわかっていた。が、普通の状態で肘を伸ばしたまま肩を動かそうとしても、せいぜい屈曲は20°、外転も30°くらいしか行かなかったため、自己流リハビリはまず臥位(=横になった姿勢)で肘を90°曲げた状態で、左肩を屈曲、外転させるところから始めた。

屈曲も外転も前腕が体から離れるところまで持って行くのに肩に激痛が走り、これがとにかくキツかった。前腕が体から離れれば、途中途中でまた肩に痛みが出るものの、何とか120°くらいまでは持って行けるのだが、その前の前腕を体から離すまでが毎回、非常に時間がかかった。それでも何日かそんなことを繰り返していたら、立位で肘を伸ばした状態での屈曲と伸展の可動域も少し広がった。広がったと言ってもせいぜい45~60°くらいだが。

それが8/7までの話。

8/8は2カ月ぶりにCBSのセミナーに参加(7月のセミナーの時は、左肩がほとんど動かず、実技にならないので欠席したのだ)し、そこで実技の時間にセミナーに参加している何人かの先生に治療してもらった。CSBのセミナーは私も11年くらい参加しているが、とんでもない先生たちが来ているので、私なんぞまだまだ小僧っ子もいいところだ。そんな先生たちの治療を受けて、左肩の屈曲と外転の可動域は135°くらいまで改善した。もちろん一気にそこまで動かせるわけではなく、まだ少し時間がかかるが、それでもずいぶんいろいろな動作ができるようになった。何人かの先生が寄ってたかって治療してくれたので、誰の何がどこにどう効いたのかはよくわからない(笑)が、まったく世の中には恐ろしい先生たちがいるモンだ。

こうして懸案だった左肩の屈曲、外転はずいぶんよくなった。現時点で自分が認識している残った問題は、

屈曲、外転に限らず、左肩を動かしている途中途中に、肩の主に前面生じる痛み。
屈曲、外転の可動域がまだ180°まで行かない(ので、伸びができない)。
肩を屈曲した姿位からの内・外転があまりできない(動作としては、自分の前外方や前内方にあるものに手を伸ばしたり、腕を前からまわして対側の肩甲骨付近を掻く動きができない)。
肩を伸展した状態で肘をあまり曲げられない(動作としては、背中を掻く動きができない)。

といったところ。うちは今、自分で治療していて、少しずつ改善はしている。


最新の画像もっと見る

2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ひろ)
2010-08-14 08:41:18
紆余曲折はあったようですがいい方向に向かっているようでなによりです
骨さえ治ればあとはいろいろ試みることもできますね
返信する
ありがとうございます。 (sokyudo)
2010-08-14 10:09:55
>ひろさん

ありがとうございます。
完治まではまだ時間がかかりそうですが、一応、治療も両手でできるようになりました。
返信する

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。