人体の構築性と動きの積み重ねを調べる 1 2021-07-09 19:46:56 | 一治療家の視点 このブログで以前、「人体の連続性と滑らかさを調べる 1」、「同2」という記事を書いた。今回の記事は図らずもそれと対になる話である。というのは、前の記事では可微分性(=微分可能性)というのが鍵になっていたのに対して、今回の記事は可積分性(=積分可能性)が鍵になるからだ。 発想のキッカケは吉田洋一の『ルベグ積分入門』(ちくま学芸文庫)である。この本はルベーグ積分(注:書名では「ルベグ積分」だが、数学 . . . 本文を読む