演劇的な、あまりにも演劇的な 2007-12-11 15:33:38 | 趣味人的レビュー 映画『アマデウス』の中に、サリエリがモーツァルトのオリジナル・スコア(楽譜)を見て衝撃を受けるシーンがある。それは明らかにオリジナルの手書きのスコアなのに、直しが全く入っていないのだ。モーツァルトにとって作曲とは、試行錯誤しながら音を作っていくのではなく、頭の中に聞こえる音楽をただ譜面に書き留めるだけの作業だったのである。 下北沢のシネマ・アートンで映画『ガラスの使徒(つかい)』の上映後、トーク . . . 本文を読む