Sofia and Freya @goo

イギリス映画&ドラマ、英語と異文化(国際結婚の家族の話)、昔いたファッション業界のことなど雑多なほぼ日記

ドクター・ストレンジ

2017-01-28 23:46:00 | ベネディクト・カンバーバッチ
「ドクター・ストレンジ」を見てきました。

今更、しかも最初に告白しますと、私はストレンジ先生のデザインにはあまり惹かれていませんでした。ですので情報やスタッフ&キャストのインタビューもほとんどチェックしてませんでした。

とはいえ、ストレンジ先生を見るためにマーベル映画をいろいろ見てきたんですからね、一つの到達点として見ないと言う選択肢はありえない。見るからにはネタバレが拡散する前に!

ということで公開2日目のIMAXです。やっぱりこれはいい映像で見るようできてますものね。土曜日でも2日前のオンライン予約できました。TOHOシネマズ新宿のIMAX客層は若い男子が6割くらいと、マーベル正統なファンがちゃんと来てるって感じでした。

感想はネタバレも含みますので、
未見のネタバレ嫌な子さん達は見てから読んでね~~

まず、ベネディクトさんのストレンジ先生は、カッコよかったです。
ベネディクトさんは細面に黒髪がよく似合うとこれで再認識できました。事故にあったときの正装姿がこんなに晴れがましい俳優さんもいないでしょう。この服装以外は残念ながら医者の着るペランとした術衣、患者の着るパジャマ、ネパールへ行く時はズタボロのバックパッカー、修行の時は東洋風の稽古着で男前な姿は見せてくれません。

しかし次に「きゃーかっこいい!!」と心の中で叫んだシーンは、初めて赤いマントに連れられて空中に姿を見せたドクター・ストレンジでした。



コミックの絵でストレンジ先生が空中に浮遊して手から魔術を出してるのは、あれはお世辞にもかっこいいという印象はなくどこか滑稽にさえ感じたものでしたのに、

マントちゃんと合体してヒーロー「ドクター・ストレンジ」となって下から現れた姿の格好良さには、これぞマーベル・ヒーローか、とひれ伏した瞬間でした。うまいなー、ヒーローのプロの手にかかるとこうなるんだー、と。

しかし!私が大好きなこの浮いてるストレンジのスチール写真がないんですが。公式写真でここが欲しかったなあ。「ストレンジ先生とマントちゃん」と呼んでもいいくらい、マント無しではありえないヒーローなのになぜ?!

*そういえば「道具が持ち主を選ぶ」という発想はハリー・ポッターの杖と同じですね。選民思想って選ばれないと悔しいから嫌だけど、頑張って修行したしこのマントちゃんは可愛いからまあいいか。



そして「上から目線の天才外科医」という日本語のイメージから全然違う人物でした。やたらとジョークを言いたがるし、そのジョークが普段私の見慣れているイギリス映画の会話と全然違う、そりゃそうだここはマーベルユニバース、この程度の上から目線などシャーロックに比べたら可愛いものよ。

そう、偉そうだけど可愛い、ってところはアイアンマンの社長と会った時どんな話をするのか今から楽しみと「ドクター・ストレンジ」も終わってない劇場でもう考えてしまいました。

そして、ストレンジ先生がロキと対決する可能性がピョコーン!と!ベネディクト・カンバーバッチvsトム・ヒドルストン!「戦火の馬」チーム!

ソーのシリーズはまだ見てないのですが、「ゴーストバスターズ」以来クリス・ヘムワーズも可愛いと思えるようになったので、これはいよいよ私がソー&ロキに着手する時がやってきたか!

このように、あまり期待せずに臨んだストレンジ先生でしたが、結構気に入ってしまいコミック版まで買おうかと思っているくらいです。

あ、でも一つ個人的な不満を書いちゃおう。主要キャストはほぼ完璧だったけど、ヒロインのレイチェル・マクアダムスだけは好みじゃなかったのがガックリです。アイアンマンのポッツ=グウィネスやキャプテン・アメリカのペギー・カーター=ヘイリー・アトウェルは好みだったのに。




たまたま東京中心部のIMAXというと新宿だったのですが、映画の後に町を歩いてて大塚家具に。まだマーベルインテリア特集をしていてストレンジ先生のお出迎えに出会えました。そう!この浮遊してる先生!ここで会えた。