Sofia and Freya @goo

イギリス映画&ドラマ、英語と異文化(国際結婚の家族の話)、昔いたファッション業界のことなど雑多なほぼ日記

SHERLOCK 0401

2017-01-02 13:34:00 | シャーロック
ネタバレなし感想



「忌まわしき花嫁」から1年。

世間では高評価を得た劇場公開もあったスピンオフに、私はちょっと正直乗れませんでした。ヴィクトリアンなシャーロック&ジョン他のキャラクターは目の保養だったのですけれど。

ご結婚により勝手に失恋してしまった私が、ベネディクトさんの威光に目がくらまなくなったので急に細部に厳しくなったのかもです。個人的な理由です。

まあそれでも!シャーロックの新作は、リアルタイムで見逃すのは惜しいシチュエーション、つまり私はこの早朝、家族が留守で自宅にホームアローンでしたので、朝の5時台から大音響で楽しむことができました。

タイトル「The Six Thatchers」が「6つのナポレオン」からのもじりなことくらいはわかりましたが、ホームジアンでもない私には「聖典からこうなった」話がわかったのは片手の指で足りるくらい(笑)。

今からでも遅くはない、エピ2、3に備えてやっぱり出来るだけ読もうかな!

この話は毎年恒例の、ほとんど新年の抱負のようになって、大志を抱いては忘れ、と繰り返してるのですが・・・


このシリーズの幕開けは、予告などでも知れ渡っている通り、ジョン&メアリーと彼らのベイビーちゃんが中心となっていて、

シャーロックのベビーシッターぶり

ジョンのお気楽なメアリーの知らない部分

メアリーの重い重いジョンの知らない部分

を堪能できました。

そしてクライマックスのジョン&メアリーは美しかった。私には。メアリーは、私は好きな人柄だけれど女性としての美しさはクライマックスシーンが最高でした。そこが、不思議で。結婚式でメイクも衣装も最高だった時よりも、内面から出る美しさを私がやっと見えるようになってきたということでしょうか。

私は予告でハドソンさんがシャーロックに厳しい言葉を浴びせるのを聞いていたので、辛いシャーロックを見るのが怖かったのですが、そこはまだ出てこなかった。

と、いうことはこれからなんですよね・・・ハドソンさんがシャーロックを見捨てるようなことが起こるのは。あ~辛い、辛い!見てないのにすでに。

ジョンにメアリーが出現して、シャーロックが辛い状況に陥ったのは聖典では描かれなかったことかと思うけど、彼の感情を掘り下げるのは、21世紀のシャーロックの面白さなので残るエピ2と3が楽しみです。

そして聖典ではホームズ&ワトソンは末長くコンビを組んでいくのを頭において、自分を救うのがひとつの策かと思います。