Sofia and Freya @goo

イギリス映画&ドラマ、英語と異文化(国際結婚の家族の話)、昔いたファッション業界のことなど雑多なほぼ日記

格安SIMデビュー

2017-04-29 20:55:00 | いろいろ


今日から格安スマホユーザーとなったしましまです。w

きっかけは、今月が今までの大手との契約更新月だったため、今月と来月なら解約しても解約料金約9500yenがかからない、とわかったからです。

でも格安SIMについて調べてみたら、解約料がかかっても差額が大きい場合は格安にして数ヶ月で元は取れるともわかりました。

そこで今日は、まだ乗り換え1日目の私が知っていることをお知らせします。
格安SIMの使い勝手についてはまだ未知の世界ですのでそれはまたの機会に。


さて具体的には、私が契約していたのは「au」の「iPhone6s+」です。
で今日から契約したのは「mineo/マイネオ」。実はauのあいぽんに対応している格安SIMを扱っているのはこの会社のみなので迷うことはありませんでした。docomoやsoftbankは他にも変えられる格安SIM会社はあるので、比較サイトなどをご覧になったらいいと思います。


 私が「乗り換えてもいいな!」と思ったポイント

・電話番号を変えずに乗り換えできる
・今持っている端末をそのまま使える

 mineoではできなくなる機能だけど「ま、いっか」と思ったポイント

・デザリング(これは私は使ってないので全然オッケー)
・IDからLINEの友達登録ができない(フルフルなど他の機能はオッケー)

このあたりで「今までと機能はほぼ同じで安く使えそうだな」と思いました。

 乗り換えの手順はこうです

①自分の機種にmineoのSIMが対応しているかmineoサイトでチェック
 iPhoneなら5以降はOK

②auショップで電話番号引き継ぎのため「MNP予約」という手続きをし、控えをもらう

③その紙を持ってmineoショップへ行き、契約を申し込み
 月末は混むので、私の行った小さな秋葉原ショップは開店30分後に入店したらその時点で3時間待ちでした。ウエイティング番号もらって1度帰宅、お昼ご飯を食べて再度ショップへgo、まだ順番が遠かったのでミスドでお茶してからやっと申し込み。契約には審査があり、その間90分ほどまた待つので、またショッピングにお出かけ。

④審査に通りカウンターで契約、その時点でauが解約となりSIMカードをget。


フォ~!朝10時半くらいに②のためauに行ってから完了したのがほぼ夕方6時!
月末の休日はお勧めしません。
今日はコンタクトレンズも買い換えたかったのに行けなかった・・・

でもスタッフさんの対応は、親切、丁寧、迅速で、とても一生懸命やってくれました。
ショップの規模がカウンター4つなので、需要に供給が追いついていない印象です。私は見たことがないのですが、TVで宣伝もしていて格安SIMスマホ会社の中では大手の印象ですが、東京都内ではショップは2件、渋谷とアキバのみで、アキバ店は裏通りの雑居ビルの2階です。もしかしたらmineoショップではないけどmineoの申し込みやSIM受け取りのできるヨドバシや他のサポート店の方が早く手続きができるかもしれません。mineoサイトでお近くの「販売店」「サポート店」を探すといいと思います。


 契約してみて嬉しかったのは

・知ってる人がすでにmineoを使ってて電話番号がわかれば「紹介」プレゼントとして双方がアマゾンギフト2000yen分がもらえました。私の場合は夫が先に乗り換えていたのでラッキー!
・5/9まで電話も使う契約をすると最初の3ヶ月800円割引キャンペーン中。わ~い!

 他にかかる料金

・au解約手数料に約3000yen(後日請求が来る)
・mineo契約料3000yen、ただしエントリーパッケージというのをオススメされ、それだと2160yenになった。
・mineoSIM差し替えともらった新メルアド設定代行料1080yen。自分でやればかかりません。でもきょうはSIMゲットまで7時間もスタートから換算するとかかっていて、アキバの非日常の空気にも疲れ果ててしまい「え~い千円なら安いもんだ!」的な気持ちになっていたのでつい・・・



 やってみて知った私の大きな誤算

私はauあいぽん6+の2年契約が終わったので、端末代の支払いも自動的に終わったと思っていたのですが、なんと、あと13回5万円以上も支払いが残っていたのです!?2年縛りと端末の分割払い期間は全く関係なかったとは・・・誤算でした・・・

計算してみたら1ヶ月4000円強を端末料金の支払いとしてauにあと13回払い続けなくてはならない。

しかしながら、私が契約したmineoのプランは2365yen/月。

つまり毎月の支払いはau + mineo = 約6500yen
これに電話料金としてかけた分が加算

そうすると今までauに毎月払っていた約11000yenよりはやはりお安くなる予定、となりました。ほっ!


 その他留意点

・mineo料金支払いはクレジットカードのみ
・mineo料金プランは、電話なしのデータ通信のみもあり、それぞれデータ量によって5段階あります。詳しくはサイトにあります。
・ブランドキャラの「まいねおちゃん」がねー、内股のアキバっぽい萌えキャラで見ているだけでイライラするんですよねー。なんでフレアースカートなのに腿の付け根の股のあたりが3D的なリアルな陰影がついてるのか!それを不自然と思わない人は決定権サイドにいなかったのか!せっかくロゴは可愛いのに!



5/1追記

マイネオでいいシステムだな~と思った機能に「データシェア」というのがあります。登録をしておいたメンバーは、自分の余ったデータを寄付したり、データが足りなくなった時にはその貯金を月に1GBもらうことができるのです!ブラボー。

私はスマホで動画を見るのでかなりデータが必要です。
wifiのあるところではそっちを使ってなるべく節約はしていても、今まで5~6GBは使っていました。

マイネオの最大容量のプランですと10GBで月3000yen強で安心なのですが、まだ端末代を支払う身ですので、ちょっとケチって5GBで2000yen強に抑え、月末に足りなくなったら1GBをいただこうという計画ですが、果たしてそれで足りるかな~
5月末のお楽しみ!





トレインスポッティング2

2017-04-24 23:13:00 | その他の映画・ドラマ・舞台


「美女と野獣」の翌日、またまたユアン・マクレガー出演映画です。しかもやはりおフランスの燭台よりも、ユアンと言えばこれですよね、スコットランドのイケダメ男、マーク・レントン!!!

公開後2週間以上たっているとはいえ、月曜日の夜ではあるとはいえ、広~い劇場が空いててちょっとさみしかった。。。オリジナルトレスポって大ヒットだったんですよね?ファンのみんなも20年経ってちゃんと帰ってきたの?

オリジナルキャスト&クルーというのがすごいですよね。青春映画の20年後なんて今まで誰もやらなかった(と思う)、しかもダメ青春だもの、青春すぎたら何の価値もない若気の至りばかりでできてた生活が、

まさか、20年後もそのままだなんて・・・・!

世代というのは変わらないんだなあ、と自分の周りを見ても思うことが映画になっていた・・・というのが正直な感想です。

でもあのキャラたち全員が中年になってもあのまんまって。

そしてレントンのガールフレンドだったダイアンは当時も立ち回りのうまい中流家庭のお嬢さんだったけれど、ちゃんとそれらしく成長していた対比。

で思ったのは、今の10代20代の皆さんがこれをご覧になってどういう感想をお持ちになるのかということです。

ベグビーの息子がカレッジへ行きビジネスを真面目に勉強しているように、今青春真っ只中の方たちは、「親みたいにならないように」頑張って生きているのだろうか。ベロニカみたいにうまくやってるのだろうか。

原作小説作家のアーヴィン・ウェルシュは是非後20年後にも続編を書いていただきたいな。

ところで私も2年前に行ったエジンバラの街が出てきて、スコットランドのお話って以前はこの世じゃない感があったのに、今はかなり現実的に感じるのも時代だなあと思いました。

個人的なことかもしれないけど、SNSのせいでイギリスに行く人行った人が格段に多くなったような気がするのかな。

映画の中でも90年代の人だったはずのレントンがスマホを使ってるし。旧友に出会ったかのような錯覚です。ダニー・ボイルありがとう。





美女と野獣

2017-04-23 21:39:00 | その他の映画・ドラマ・舞台
エマ・ワトソンとダン・スティーヴンス主演!と聞いた時から楽しみにしていた「美女と野獣」を見ました。

監督は、このブログにイラしてくださる方には「フィフス・エステート」「ミスター・ホームズ」のビル・コンドン!と言えば「ああ!」と、そして今振り返ると「ミスター・ホームズ」とか本作のようなメジャーな良作で良い評価を受けているはずのコンドン監督、「フィフス・エステート」はいったい何だったのでしょう・・・ベネさん、ダニエル・ブリュール、野獣のダンちゃん、ピーター・カパルディ、アリシア・ヴィキャンデルなど主役スターぞろいの豪華キャストでなぜ「なかったこと」にもなりそうな悪評だったのか。ああ、最初から横にそれました。

見て気が付きましたが、私アニメ版はおろか、原作本もコクトー版映画も見てなく物語をちゃんと知らなかったのです!

そんな私の初Beauty and the Beast感想を書きます。

ネタバレありですから、お嫌な方はここまで~~~



お話は、呪いで野獣になった王子のストーリーから始まったのがちょっぴり意外。しかも、ロココの化粧に仮面のフェイスペインティングでこれから野獣になる王子の素顔が観客に分からないように登場するんです!うまい!キチンとした物語を知らない私でも、野獣がラストで王子に戻るくらいは知っているので、おそらく99%の人がそれを知りながらもラストまで野獣は本当はどんな王子なんだろう?と楽しみにできるじゃありませんか。

ダンちゃんは「ダウントン・アビー」でも白馬の王子様役があまりお気に入りではなかったらしく本人の希望で降板したのですが、その後王子イメージを払拭しワイルドさを追求してきたみたいなのになぜこれは受けたのかと考えましたが、野獣にチャレンジしたかったのでしょうか。

結果、毛むくじゃらの野獣の茶色の顔に生える水色の瞳が「姿よりも心」というテーマを皮肉にもその美しさでアンビバレンツながら表していました!

ラストであの美しいお顔をもっとよく見せてもらえなかったのが不満ですが、そのかわりミュージカルなので歌が聴けたのは嬉しかったです。ただ、野獣の時と歌の時、どうもダンちゃんの声ではないような気がしまして、自分が改めてダンの声ってあまり記憶に残っていなかったと気づきました。不思議。顔ばかり見ていたせい?

さて、ダン以外のヒーローがこの物語には登場します。
ベルの家の白馬のフィリップです!!!

ベルのお父さんは日帰りできない距離の市場に馬車で出かけたのですが、途中森で迷い、雷に打たれた大木が倒れてきたり狼に追いかけられて、命からがらに呪いをかけられた野獣のいる城に駆け込んだんですね。

その時点でフィリップは1頭で馬車を全力疾走で引き、体力も限界かと私は思ったのに、そこから食事も水も与えられないまま家に逃げ帰るんです。そしたら、またまた父を心配するベルに折り返し城まで走らされるんです!!!

賢くて強く従順なフィリップはちゃんと城にベルを連れて行くのです。自分の家になら帰れると思うけど、ひどい目にあった場所に怖がらずに戻るなんてなんて勇敢な馬なのでしょう。

しかも、ベルが囚われた後逃げようとした時、狼に傷ついたあのでかい野獣をも背負うことができたんですよね、体重は馬と同じくらいありそうなほど野獣の足音は重かったというのにです。



あと印象に残ったのは、

ユアン・マクレガーがモーションキャプチャしたという燭台のルミエールの動きが華麗にて機敏だったこと。そしてフランス語なまりがわざとらしくて昔のおそ松くんのイヤミみたいにも聞こえたこと・・・^^;

エマ・トンプソン演じるミセス・ポットが、息子の「おばあさん」と言われてそれまで冷静にみんなを危機から救ってきたのにいきなりキレたことwww

ディズニーアニメのベルが、おとなしそうなイメージに見えたので村で孤立してたキャラとは知りませんでした。しかも本が好きでみんなから変な子と思われるのって、今でも女性に学問は必要ないという概念が残ってる国があることを思い出させます。その彼女が誰よりも勇敢に、父や野獣を助けるために馬で駆ける姿はステキでした!

野獣の粗野な振る舞いをベルが受け入れたシーンの、スープを両手で持ってズズーーーッッとすするところは、西洋テーブルマナーではご法度の作法だけれどもロンドンのなんちゃって和食レストラン「WAGAMAMA」ぽかった。・・・とはいえ世界にはWAGAMAMAがない所の方が多いわけで、ベルは美女なのにこんなことしちゃうんだ!と思う観客が多い一方、このシーンの意味が分からないようなおじさんも日本でこの映画を見ることはあるんだろうか・・・?などと余計な疑問が湧きました。

ガストンは嫌いだけどテノールの歌声は美しかった。

フランスの宮廷舞踏会の衣装が白と黒でオシャレでした。

ディズニーもまあ見事にイギリス人俳優だらけだなあああ~と実感。フランスの話だからまだアメリカンアクセントよりはヨーロッパの香りがするのかしら?アメリカ人にとって。

でもこのイギリス人によるフレンチなまりは、フランス人が見てどう思うのかと気になって仕方ありませんでした。

こうして思いつくまま書くとちょっと批判してるみたいでしょうか?
実は私はかなり涙を流してお腹がプルプルするくらい泣きながら見ておりました。



マイ ビューティフル ガーデン についてその2

2017-04-21 18:05:00 | 国際結婚・家族のこと


本人の責任ではないエキセントリックなヒロインのファンタジー「マイ ビューティフル ガーデン」を見て、一番私の心に浮かんだのは

変な人たちばかりだけど、愛してくれているなら結果オーライとして人生って進んでいくのかなあ。。。

ということでした。

というのも、エキセントリックな夫よりさらにエキセントリックな義理の両親が1週間わが家に滞在して行って、私も仕事の合間につき合ってヨコハマへ行ったり、父の誕生日を祝ったりして、

なんかいろいろ家庭の事情もあり、まあそれがなくても、家族なので口論があったり、

夫も私も子供も、それぞれ仕事や学校の時間以外用事を入れないでを彼らと一緒に過ごすために費やしてたので、1週間24時間勤務みたいにぐったり。

それなのに、

イタリアの家に帰った彼らに日本での写真を送ったら、暖かいメールの返事が来て、まあそれも英語だと日本語よりもダイレクトに愛の表現をするので、もういなくてこっちも心に余裕ができたので、

今回特に、私は就活も続行中、娘は高校生活が始まったばかりの忙しい時で辛かったのに、

この映画を見たおかげで

「まあ、いっか」

的な気持ちになったのでした。



今更ですけど、やはり文化が違うと、気の使いどころも常識の細かいところもいろいろ違うので、お互いに気を使い合っては消耗するのか、

それとも義母が変な人なので被害が大きいのか、

迷惑もいっぱいだけどあちらなりの愛し方をしているからわざわざ来ると思うのです。





マイ ビューティフル ガーデン

2017-04-20 16:25:00 | その他の映画・ドラマ・舞台


キャストが、地味に豪華です。

ベラ:ジェシカ・ブラウン・フィンドレイ(ダウントン・アビーのシビルちゃん)
隣のおじさん:トム・ウィルキンソン(フル・モンティに出てたらしいけど記憶にないなあ・・・)
ヴァーノン:アンドリュー・スコット
ビリー:ジェレミー・アーヴァイン(戦火の馬の主役)
図書館の上司:アナ・チャンセラー



1時間40分あまりずっと面白かったです。他の英国映画と同様、淡々と物語が進んでいくのですが、会話、衣装、部屋、建物、小道具、そして庭がとてもよくできていました。

ここからネタバレあり



主人公ベラのこの衣装が、なみなみの襟がとってもかわいくて、色違いでこればっかり。つばのあるフェルト帽にコートにブーツを合わせたシルエットはメリー・ポピンズみたいなのですが、修道院育ちで潔癖性のキャラを表しているのかな。

ストーリーは「潔癖性の孤児が愛を見つけて心を開き夢を実現させる・・・」ような、結構シビアな現実なのですが、舞台&衣装が完璧にデザインされていてファンタジーに仕上がっているので、辛い思いをしないようにできているところが好きです。

逆に言うと、脚本・監督のサイモン・アバウドが広告やファッションの映像出身なので、きれいな架空の現実を作り上げるのが得意と思われ、現実にはありえないでしょというツッコミはたくさんできます。

例えば、潔癖性の主人公がなぜ遅刻魔なのか。ドアに鍵がかかったか気になってなかなか家を出られないのはわかるけど、潔癖症だったら時間もぴったり合わせようと思わないのかなー?その辺は病理に詳しくないのでわかりませんが。

潔癖性で全てを秩序立てている人が自分の家に人が入ってお料理したり子供が遊んだりしたら気が狂うと思う。

孤児で図書館のバイトなのに、なぜロンドンのあんないい家に住めるのか。

植物恐怖症の治りが早すぎ。

ヴァーノンは男手一つでふたごの女の子を育てているのだけど、本人に洒落っ気のある設定ではないのに子供の衣装やヘアスタイルが完璧。

家を借りる時に隣人が大家だと言わないのはありえない。大家か管理会社かは契約する時にはっきりするはず。

・・・などなど現実的なことを考えながら見てしまいますが、クマは出てこない「パディントン」みたいなものと思えばいいわけですね。

出来上がった世界が好きか嫌いかが評価の分かれるところかもしれません。