フロントカウンターの人の仕事をしているので、ここ4年仕事ではパンプスを履いています。ヒールの高さには慣れたのですが、この1年くらい気になっているのは、左足薬指の関節の上のタコ。角質を削る道具で削ってみても、結局またできてしまいます。
ピッタリの靴かと思っていても薬指が痛くなってきたり、では圧迫しないよう余裕のある靴にしたら歩く時に靴の中で足が微妙に前後にずれて摩擦で痛い。
これからサンダルの季節でタコに日の目を当てたくないし、ネットで調べてみると『小指や薬指の関節にタコができるのは「内反小趾」が原因のこともある』とあるではありませんか。
外反母趾はよく聞きますけど、それが小指側だと内反小趾といい、小指の付け根が出て痛むのだそうです?!そういえば小指にも痛くはないけどタコはいつもある・・・とにかく外側の指2本はいつも圧迫され摩擦に脅かされているのです。
とビクビクしてきて、整形外科に行こうか皮膚科に行こうか迷った挙句、とにかく今あるマメを除去してもらって(たぶんスピール膏、使い方を教示してもらおう)あとは靴を変えよう、と決意して皮膚科のドアを開けました。
そしたらなんと、診察の結果「関節から液が漏れて皮膚下に溜まり内側から圧迫しているように見えるので、お向かいの整形外科に診てもらうように」・・・?!
お向かいとは言ってもまったく別のクリニックで、総合病院の中で科を変わるように指示されるとは。
そして皮膚科クリニックから道を渡って整形外科クリニックに行きその旨告げると、ドクター曰く「いきなり削って荒療治をするとその傷から感染することもあるんですよね・・・」と苦笑い・・・もしや私は感染のリスクを避けるため匙を投げられ、ここの整形外科にリスクを転嫁されてのでは・・・
こわいこわい「関節の液を抜く」処置をする前に、まずはレントゲンで足の状態確認ということになりました。
結果、私の恐れていた内反小趾ではなく、私の足指の骨は生まれつきちょっと尖っている程度で整形外科的な変形はないことがわかりました。
よかった!皮膚科ではレントゲンは撮らないですもんね!そして整形外科医の提示してきた治療法は「テーピング1か月」というもの。ほおおお!そして巻き方を教えてくれ、テープは薬局で買うように、と処方箋もなし。
皮膚科でも整形外科でも診療だけで処置なしでしたが、自分では思いつかなかった治療法を教わり、レントゲンで骨の変形がないとわかったのでクリニックに行った甲斐がありました。削るよりもテーピングで長期治療した方が跡にもならないでしょういし、やはりネットリサーチではわからないことって世の中にはまだまだあるのです!
(*整形外科が激混みだったのでコロナ予防的には今はリスクもありますけど・・・ショボン)