Sofia and Freya @goo

イギリス映画&ドラマ、英語と異文化(国際結婚の家族の話)、昔いたファッション業界のことなど雑多なほぼ日記

テリー・プラチェット「ディスクワールド」への誘い動画

2022-04-29 19:28:14 | コリン・モーガン

オーディオ化される小説シリーズ「ディスクワールド」の著者テリー・プラチェットの誕生日に合わせ、スタッフ&キャストのプロモ動画がペンギンブックスから配信されました。

キャストのベルベットの衣装に意気込みが表れてますね。コリンの赤はファンのハートの色。サンプル音源もちょっと聞けます・・・が、加齢の術中のマーリンみで、本来のベルベットヴォイスを出し惜しみするスタッフの意地悪ですか?!

今日は6時起きで明日は4時起きなんで、とにかく動画をシェアします・・・

〜しがないシフト勤務労働者の辞書にGWの文字は在らず〜


ハーマイオニー・コーフィールド インタビュー

2022-04-28 00:00:00 | コリン・モーガン

少し前4月18日に、「ロンドン追う者たち追われる者たち/We Hunt Together 2」のフレディ役ハーマイオニー・コーフィールドのインタビューがMEMORABLE TVに掲載されていました。

こちらは気になるリアムについて「自叙伝のゴーストライターと彼女の関係を教えてください」というQ&Aのコピペです。

She also has a ghost writer for her autobiography. Can you tell us about their relationship?

Freddy has been commissioned to have an autobiography written about her and Liam is the ghost writer for that book. Liam is played by Colin Morgan, and he spends his days trying to get information out of Freddy, who doesn’t give it that willingly. Or, if she does, it’s normally hazy with lies. He might be writing the book, but he has his own secrets and his own reasons behind this job, which she is unaware of. They have quite a nice relationship, I think, it’s light and funny, because neither are aware of the other one’s deceit.

(フレディは自叙伝を書くよう依頼されていて、リアムがその本のゴーストライターです。リアムはコリン・モーガンが演じてまして、数日間フレディについて情報を得ようとしますが、フレディは積極的に語ろうとしません。たとえ何か話しても、嘘で焦点がボケたものばかり。彼は執筆しているかもしれませんが、彼にも秘密があり、この仕事の裏に別の理由があり、彼女はそれに気づいてないのです。彼らの関係はとてもよいと思います。気楽で楽しい感じ。お互いに策略していることをふたりとも知らないんですから。)

おおお〜〜!?

トレイラーで見られたリアムの純粋な表情は、演技していた演技だったのでしょうか?!

リアム何者〜〜〜〜


映画「スパークス・ブラザーズ」をクマちゃんトンネルなどで

2022-04-27 00:00:00 | スパークス

試写会を見て、公開劇場で見て、また見たいと思っていたら、監督のエドガー・ライトが「ネッフリUKで見てね」とtweetしたのを見つけ早速見てみました!日本のネッフリではまだなので、トンネルの術を使わなくてはなりませんが、もし「スパークス・ブラザーズ」の映画に興味があるけど諸事情で劇場に行くのはちょっと・・・という方がいらしたら、ぜひこの術をお勧めです。英語字幕は出せます。

実は私もスパークスの曲をいくつか好きなのとレコードジャケットの写真くらいしか知らなかったのですが、そんな知識のない人にスパークスとは何者なのかわかるように作られています。

エドガー・ライト本人もインタビューに出てきてタイトルは「FANBOY」なんですよね。

彼のファンとしての愛と、映画監督としての人脈を活かした人集めでみんなの愛も語らせていながら、スパークスの現在と過去の写真や動画がコラージュのように新旧の曲に乗っかり詰まっていて、中身がとっても濃いです。まだ劇場が終わらないうちにまた行こう・・・FANGIRLとしては。


内反小趾

2022-04-26 20:12:53 | 近況

フロントカウンターの人の仕事をしているので、ここ4年仕事ではパンプスを履いています。ヒールの高さには慣れたのですが、この1年くらい気になっているのは、左足薬指の関節の上のタコ。角質を削る道具で削ってみても、結局またできてしまいます。

ピッタリの靴かと思っていても薬指が痛くなってきたり、では圧迫しないよう余裕のある靴にしたら歩く時に靴の中で足が微妙に前後にずれて摩擦で痛い。

これからサンダルの季節でタコに日の目を当てたくないし、ネットで調べてみると『小指や薬指の関節にタコができるのは「内反小趾」が原因のこともある』とあるではありませんか。

外反母趾はよく聞きますけど、それが小指側だと内反小趾といい、小指の付け根が出て痛むのだそうです?!そういえば小指にも痛くはないけどタコはいつもある・・・とにかく外側の指2本はいつも圧迫され摩擦に脅かされているのです。

とビクビクしてきて、整形外科に行こうか皮膚科に行こうか迷った挙句、とにかく今あるマメを除去してもらって(たぶんスピール膏、使い方を教示してもらおう)あとは靴を変えよう、と決意して皮膚科のドアを開けました。

そしたらなんと、診察の結果「関節から液が漏れて皮膚下に溜まり内側から圧迫しているように見えるので、お向かいの整形外科に診てもらうように」・・・?!

お向かいとは言ってもまったく別のクリニックで、総合病院の中で科を変わるように指示されるとは。

そして皮膚科クリニックから道を渡って整形外科クリニックに行きその旨告げると、ドクター曰く「いきなり削って荒療治をするとその傷から感染することもあるんですよね・・・」と苦笑い・・・もしや私は感染のリスクを避けるため匙を投げられ、ここの整形外科にリスクを転嫁されてのでは・・・

こわいこわい「関節の液を抜く」処置をする前に、まずはレントゲンで足の状態確認ということになりました。

結果、私の恐れていた内反小趾ではなく、私の足指の骨は生まれつきちょっと尖っている程度で整形外科的な変形はないことがわかりました。

よかった!皮膚科ではレントゲンは撮らないですもんね!そして整形外科医の提示してきた治療法は「テーピング1か月」というもの。ほおおお!そして巻き方を教えてくれ、テープは薬局で買うように、と処方箋もなし。

皮膚科でも整形外科でも診療だけで処置なしでしたが、自分では思いつかなかった治療法を教わり、レントゲンで骨の変形がないとわかったのでクリニックに行った甲斐がありました。削るよりもテーピングで長期治療した方が跡にもならないでしょういし、やはりネットリサーチではわからないことって世の中にはまだまだあるのです!

(*整形外科が激混みだったのでコロナ予防的には今はリスクもありますけど・・・ショボン)

 


ある告発の解剖

2022-04-24 17:12:41 | その他の映画・ドラマ・舞台

1週間くらい前に、TwitterのTLの英語つぶやきでシエナ・ミラーの名前が目に入ると思ったら、このドラマの公開のせいだったようです。

久しぶりのシエナ・ミラーに、ダウントンのメアリーことミシェル・ドッカリーが気になり見始めたら、人気政治家の不倫スキャンダルから、浮気相手からのレイプ告発〜政治家ジェイムズとその妻(シエナ)のオックスフォード大学時代のカースト上位の生活〜と話が上流階級の現在から過去にフラッシュバックしながら、裁判中のレイプ事件が、長い特権階級の歴史の氷山の一角であることが浮き彫りになります。

まずオックスフォードのポッシュなグループの羽目外し集会といえば「The Riot Club」。実在した吐き気がするほどの嫌悪感と好奇心を同時に感じる上流階級のお坊ちゃんのクラブを描きましたが、こちらのドラマに出てくる政治家たちが所属していたリバティーン・クラブも同じモデルをもとに創作されています。

レイプをめぐる法廷劇では「同意のあるセックスだったか」が証拠を掴みにくい争点で、「拒否したか」「同意したか」は職場での上下関係があるだけでも本心が分かりにくいものですが、上司の男は特権階級の家柄なので無意識の特権意識もありウソをついているのではなく他人のNOが聞こえない人間だともわかってきます(奥さんに)。

浮気相手の女性(ナオミ・スコット/アラジンのジャスミン!)も奥さんも優秀な女性ですが、生粋の特権階級の人間の優越意識というものは、政治家ジェイムズ本人とその親を見ると、男である特権が理解できないミソジニスト男性と同じものを感じます。

原作が同名ベストセラー小説で、著者はサラ・ヴォーン元ジャーナリストで政治も専門の一つでした。彼女はオックスフォードのブレーズノーズ・コレッジ卒。最近の著書では「女性が日常的に受ける脅威」や「若い女性へのソーシャルメディアでのいじめ」を扱っていて、その作品もドラマ化が決定していますが、すでにこの「ある告発の解剖」でも「レイプ」のテーマで社会的弱者への権力者からの脅威ということで大きく関わっています。

そして、このドラマ、見せかけはいわゆる法廷劇でシエナが容疑者の奥さんってとこで吸引されるのですけど、途中でミシェル演じる検察官のプライベートが明かされていくと、すごく面白くなるんです!それからが沼に落ちたように目が離せなくなり、エンディングもこぅきたか?!な展開。

イギリスでは性差別に階級差別も問題視されてきているんだな、と感じました。在位70年でおめでたい女王様の息子のセックス・スキャンダルもすごかったですから、タイムリーなドラマだったのでしょうね。

そんなイギリスでも、40歳の女性が声を上げられなかったことを今20代の女性は不当であると訴えるのが当たり前の世代と言っていたのが印象的でした。