「Victoria」のエピ1と2は連夜続けて放送されました。と言うのも8月の最終月曜日はイギリスではbank holidayつまり休日なのです。イギリスには残暑というものは存在せず、9月も待たずにこの三連休に気温が下がり秋が訪れ、夏休みの浮かれ気分も吹っ飛ぶ寂しい週末の最後の二夜にこのドラマは始まったのでした。
初回は90分でしたが、2回目以降は60分弱のようです。
物語
メルバーン首相がヴィクトリアのお気に入りとして個人秘書業に明け暮れるうちに、議会(ドラマでHouseと言っていてメルバーンの個人宅で何かあったのかと思ったら、House of Lords=貴族院のコトですね)ではトーリー党が勝利を納めてしまいます。メルバーンはホイッグなのでこれでイギリス首相と党首の座を退きます。・・・が、女王は立憲君主制の王族として教育を受けているとは思えないワガママさでメルバーンに執着し、メルバーンの助言でウェリントン公に会うも、この時の公は高齢で今度は自分の代わりにロバート・ピールを推す。しかし、首相の交代とともに側近の貴婦人メンバーも同じ党員を夫に持つ女性に何名か交代して欲しいとのピールの要求に、ヴィクトリアは断固として拒否。
一方、亡きケント公(ヴィクトリアの父)の家令サー・ジョンと、女王の叔父ケンブリッジ公も、ヴィクトリアを手なずけ権力を得るどころか散々嫌われているので、女王が精神異常だと主張して摂政になろうと企む。
折しもバッキンガムにガスが導入されたため、(たぶん)菅を伝ってネズミが宮殿中にはびこり、女王の誕生祝いの最中、ケーキにネズミが現れヴィクトリアはパニックして叫んだため、もう少しで「気違い説」に嵌められそうに。
女王が側近の婦人を誰も交代させないので、ピールは何か(ちょっとここわかりませんでした、すみません。ただ史実ではピールは1840年に首相なんですよね。女王の在位は1837~)を諦める。そして愛しのメルバーンが野党ながらも党首に戻ることになります。これでヴィクトリアの思い通り。
感想
まだトム・ヒューズのアルバート公が出てきませんでした!!
そのため、若き女王をめぐる王族の権力争いと議会の動きがエピ1から延々と続いただけだったかな・・・というのが正直なところです。
このエピで一番良かったのは、側近の貴婦人は誰も交替させないとピールに食い下がった時のヴィクトリアの本音。「あなたも戦士ならおわかりでしょう?私はまだ若くて一人で戦場には怖くて行けません。」(うろ覚えなんですけどね)
そういう女王の人間関係もドラマとしては面白くないとは言いませんが、もう少し女王としての任務も絡んだ活躍とドラマが見たいかな。まだ人の采配しか見てないけど、もっと仕事あるはずですよね?
アルバート公に関しては、エピ2のラストで、女王の秘書に戻ったメルバーンに仲間が「早く女王を結婚させて、君の役を夫に譲ることだ」と耳打ちしました。私も賛成!次のエピに期待です。
Forbesによるとエピ1の視聴率は29.6%、エピ2は25.2%だったそうです。これでも2匹目のダウントン狙いドラマなので期待値に届いてないと・・・大変ね。しかも来週は、BBCの「ポルダーク2」が始まりますし、ITVは民放なので、テレビでCMを見てくれる視聴者が大事なんですって。
初回は90分でしたが、2回目以降は60分弱のようです。
物語
メルバーン首相がヴィクトリアのお気に入りとして個人秘書業に明け暮れるうちに、議会(ドラマでHouseと言っていてメルバーンの個人宅で何かあったのかと思ったら、House of Lords=貴族院のコトですね)ではトーリー党が勝利を納めてしまいます。メルバーンはホイッグなのでこれでイギリス首相と党首の座を退きます。・・・が、女王は立憲君主制の王族として教育を受けているとは思えないワガママさでメルバーンに執着し、メルバーンの助言でウェリントン公に会うも、この時の公は高齢で今度は自分の代わりにロバート・ピールを推す。しかし、首相の交代とともに側近の貴婦人メンバーも同じ党員を夫に持つ女性に何名か交代して欲しいとのピールの要求に、ヴィクトリアは断固として拒否。
一方、亡きケント公(ヴィクトリアの父)の家令サー・ジョンと、女王の叔父ケンブリッジ公も、ヴィクトリアを手なずけ権力を得るどころか散々嫌われているので、女王が精神異常だと主張して摂政になろうと企む。
折しもバッキンガムにガスが導入されたため、(たぶん)菅を伝ってネズミが宮殿中にはびこり、女王の誕生祝いの最中、ケーキにネズミが現れヴィクトリアはパニックして叫んだため、もう少しで「気違い説」に嵌められそうに。
女王が側近の婦人を誰も交代させないので、ピールは何か(ちょっとここわかりませんでした、すみません。ただ史実ではピールは1840年に首相なんですよね。女王の在位は1837~)を諦める。そして愛しのメルバーンが野党ながらも党首に戻ることになります。これでヴィクトリアの思い通り。
感想
まだトム・ヒューズのアルバート公が出てきませんでした!!
そのため、若き女王をめぐる王族の権力争いと議会の動きがエピ1から延々と続いただけだったかな・・・というのが正直なところです。
このエピで一番良かったのは、側近の貴婦人は誰も交替させないとピールに食い下がった時のヴィクトリアの本音。「あなたも戦士ならおわかりでしょう?私はまだ若くて一人で戦場には怖くて行けません。」(うろ覚えなんですけどね)
そういう女王の人間関係もドラマとしては面白くないとは言いませんが、もう少し女王としての任務も絡んだ活躍とドラマが見たいかな。まだ人の采配しか見てないけど、もっと仕事あるはずですよね?
アルバート公に関しては、エピ2のラストで、女王の秘書に戻ったメルバーンに仲間が「早く女王を結婚させて、君の役を夫に譲ることだ」と耳打ちしました。私も賛成!次のエピに期待です。
Forbesによるとエピ1の視聴率は29.6%、エピ2は25.2%だったそうです。これでも2匹目のダウントン狙いドラマなので期待値に届いてないと・・・大変ね。しかも来週は、BBCの「ポルダーク2」が始まりますし、ITVは民放なので、テレビでCMを見てくれる視聴者が大事なんですって。