Sofia and Freya @goo

イギリス映画&ドラマ、英語と異文化(国際結婚の家族の話)、昔いたファッション業界のことなど雑多なほぼ日記

日清ワールドデリカテッセン

2020-05-31 19:06:00 | たべもの
またまた日本にいながら海外旅行気分を味わいたくなったら行くお店です。



東京港区麻布界隈というのは、昔ながらの商店街があるだけで、駅前によくあるロータリーもなければ巨大商業施設もなく六本木や赤坂という都会の間の都心の田舎です。

しかしそういう住宅街の間に大使館も、私が今日まで働いていたような外国人が多いマンションも多く、田舎なのに国際的なので「日清ワールドデリカテッセン」のようなスーパーもあるわけです。

日清とはそう、ハムです!今はずいぶんベジやべガンも増えたとはいえ、欧米の主食は「肉」ですので、お肉、ハム、ソーセージ売り場が自慢のお店。

1年少し前にすぐ近くから今の場所に移転して売り場が狭くなってしまいました。おかげで私が大好きだった雑貨売り場がなくなってしまったのはショックです。改装して2フロアあるうち1フロアはワインが占めています。お菓子コーナーがだいぶ狭くなったような。

広尾の「ナショナル麻布」のように、メインターゲットは海外からの駐在員とその家族。大きい押しバスケットや広い通路が都心にしては珍しいです。

ベイグド・ビーンズなど、海外では庶民の食べ物、でも日本の庶民スーパーにはないような、そういう食品が揃っています。

デパートの英国展でも人気の「ベノア」のスコーンがあったのでプレーンを買うことに。



それから海外のカフェの定番キッシュは冷凍品があったので翌日ランチ用に。



ううう、焦がしてしまった。。。



「ビオセボン」では自分で丸めて揚げなくては食べられなかった「ファラフェル」も冷凍が!

ロンドンでも売ってる「温めるだけ」のやつをついに見つけました!



ああ、これでもう当分ファラフェルへの欲望は満足です。

そして!



大好きなベン&ジェリーズも普通に売ってた。。。

もう日本からは撤退と聞いてたのでとてもがっかりしていましたが、そうか、輸入品スーパーならまだ売っているのですね、また行きます。

車で来てまとめ買いする外国からの富裕層家族連れに混ざり、ちまちまとスコーンやアイスを買って帰る庶民。

リンク先の日清サイトで通販もできるのですが、宅配よりまだ交通費の方が安いし、ネットショップよりも珍しいものは実物見た方がやっぱり楽しいですからね〜


ザ・ウィンザーズ

2020-05-29 11:51:00 | その他の映画・ドラマ・舞台
きのう書いた「シェイクスピアとハサウェイの事件簿」を見るためにhuluに再加入を考えたので、Netflixを一度解約する前に気になっていた「ザ・ウィンザーズ」をチェックしてみました。



見てお察しの通り、英国王室をパロったコメディですが、無礼なほどお下劣なジョーク満載と聞いていたのでちょっと苦手かも・・・

と今まで遠ざかっていたのですが、同じNetflixの王室ドラマ「ザ・クラウン」ファンとしては知らずには語れまいとムリな理屈をこねて見てみました。

そしたら!

確かに下ネタ満載ではあるのですが、Netflixのオリジナルではなく元々チャンネル4で放送していたからなのか勘に障るほどではなく、むしろ「はっはっは!!」と気持ち良く笑えてしまう俳優さんたちの演技っぷりです。

エリザベス女王こそ不在ながら、次の王冠を虎視眈々と競い合うチャールズ&カミラ夫妻とウィリアム&ケイト夫妻を中心に、

出来の悪いヘンリー、そしてチャールズの弟アンドルーと別れた妻セイラ、その娘たちユージェニーとベアトリスのダメっぷりが最高、

チャールズやウィルがひとりの時にはご先祖たちまで肖像画から口を出して笑いをとるのです。

そのネタが洋画ドラマファンにはわかる、「英国王のスピーチで見たぞ」とジョージ六世のゴーストに向かってウィルが言ったり、下のようにコママンガにできるほどの完成度?!

  <ユージェニーとベアトリス>












人気もあったようでシリーズ3まであるし、クリスマス・スペシャルとロイヤル・ウェディング・スペシャルまであります!?王室ファンとしてはこれを見終わるまでは解約できないということでしょうか。



シェイクスピア&ハサウェイの事件簿

2020-05-28 00:00:00 | その他の映画・ドラマ・舞台
探偵ドラマには殺人がつきもの、なのにコメディ!というのがこちらのドラマになります。



イメージ画像は大抵左ふたりのおデブちゃんコンビが収まっていて、いつもはかわいい俳優さんたちにつられて見るものを選ぶ私はしばらくの間触手が動きませんでした。

ところが最近、夫が出稼ぎで不在、私はコロナで休み倍増なので家でぼっち食事の機会が増えました。

食べながらドラマか映画を見るのが何より楽しいのですが、暗くて重いものは消化に悪そうなので楽しく見られるものを探した時にコレだ!となったわけです。

タイトル(ハサウェイとは文豪シェイクスピアの妻の名字です)から連想する通り、シェイクスピアの生地ストラトフォード・アポン・エイボンが舞台となっているのがまず観光のように楽しいです。

モースのオックスフォードといい、イギリスのドラマはうまく観光地を使いますね。

主役は男性の方がハサウェイ元警察官、女子の方がシェイクスピア元美容師さん、ふたりが探偵事務所をしているわけですが、いくら舞台が良くてもちょっとこのふたりだとキャラはおもしろいけど胸キュン要素は不足がち・・・

なところをうまく埋めてくれるのが、事務所の電話番セバスチャンです。

彼は王立ドラマスクールを卒業した仕事のない俳優。無職の俳優というとアメリカはLAハリウッドあたりで美男美女が白Tシャツでカフェでバイトしてるイメージですけど、そこはストラトフォード、私服もやけに華美な私立探偵事務所のバイトです!

1話45分ながらちゃんと話は1話完結でよくできていて、ドジなのかやり手なのかわからないコンビが捜査に変装が必要な時がセバスチャンの出番。

俳優の卵なので何になっても高度な技なんですよ!彼の下宿の大家さんはヴィンテージ衣装屋さんなので時代劇もお手の物です。ふふふ。

セバスチャン役の俳優さんパトリック・ワルシュ・マクブライド、普段から芝居がかっててお茶目なキャラです。

BBCとITVのドラマ配信サイトBritBOXがそのセバスチャンの変装シーンをフィーチャーした動画まで作ってますので、やはり彼の変装がこのシリーズのチャームポイント決定。



アマゾンプライムでシリーズ1は見れるんですが、huluではシリーズ3まで配信中ですのでそろそろNetflixをお休みしてhuluを再契約しようかと検討中です。


リボンつき帽子

2020-05-27 00:00:00 | イギリス
紫外線は5〜7月がピークらしく、顔にUVクリームを塗らない派にとって夏の帽子の出番はとっくにやってきています。



が、3月のブリストル、しかもUK&アイルランド全国チェーンの「PRIMARK」で買ったお気に入りのリボンつき帽子がちっとも活躍してません!



リボンは取り外しできるんですが、リボンがポイントなのに外したら意味ないです。



黒も、2色買いしたほど気に入ってるのに、

私の脳内インスピレーションでは、このようなジェーン・オースチンの世界、



または、このようなヴィクトーリアンな世界だったのに、



コロナのおかげでマスクなしでは村八分の袋叩きにあいそうですから、この帽子に少なくともマスクを合わせ、コンタクトレンズ入れたくないときに至っては眼鏡も・・・

客観的にものすごく怪しいし、庭いじりの主婦とも言えるし、

着用している本人も顔のまわり盛り盛りすぎて暑苦しくて熱射病になりそう(涙)。

それで、もともとPRIMARKではどのようなコンセプトでこのデザインを企画したのか知らなくてはならない、と思い立って調べてみたら、

激安チェーン店とは言ってもファッション衣料が主力商品の事業ですので、ちゃんとトレンドラインはショー形式でプレゼンテーションしていたのでした。

よし!こんな感じで、あえてリボン結びにはせず、シンプルめなドレスと合わせてリボンは長く垂らせば風で飛ばされることもないのですね。

あとは、いつマスクを外せる時が来るのかが問題です。。。




ダーク・プレイス

2020-05-26 00:00:00 | その他の映画・ドラマ・舞台
ニコラス・ホルトくんこちらの映画にも!

共演はシャーリーズ・セロン姐さんとクロエ・グレース・モレッツちゃんとは、なんと華やかな・・・



でもタイトル通り、暗いサスペンスなのでした。あれ?

シャーリーズ姐さんショートヘアでやさぐれて登場ですが、彼女は8歳の時に家族を実の兄に全員殺され父は行方不明、という女性を演じています。

でニコラスくんは殺人クラブというサークルの経理担当という謎の役。

クロエちゃんは、逮捕されてる主人公の兄の事件当時の恋人という役柄なのですが、とってもかわいいです!本当にかわいい!17歳でなぜかお父さんはネイティブ・アメリカンで、それでこんな顔ができるかな〜と私が勝手に悩み、

28年前の謎解きサスペンスなので、実はクロエちゃんと父親の関係は親子でないんじゃないかとか、

最大の私の誤算は、ポスターにも大きく名前の出てるニコラス・ホルトがただの団体の人なわけないから、劇中クロエちゃんは妊娠しているので、ニコラスくんがその子が成長した姿だ!!と思ったことでしたね。



アメリカはカンザスの農場を舞台に、善良だけど経営センスのないママとろくでなしのパパ、隣の家は遠いけどやっぱり田舎町の社会はあって、それは子供でも同じでドロドロと有力者の思う壺にはまっていく貧乏な家の子としての境遇の怖さがありました。今の日本のように権力に踏みにじられる弱者を描いています。

それに家族を皆殺しにされた8歳の子の供述でその子の兄を終身刑にした刑事事件も、映画の中だけでなく実在するから原作本が書かれた可能性もありますね。

ラストは謎も解けるんだけれど、ニコラス・ホルトくんがいつまでたっても実際の事件に絡まず、やっぱり最後の最後までただの団体のお節介な人だったのが腑に落ちません。