Sofia and Freya @goo

イギリス映画&ドラマ、英語と異文化(国際結婚の家族の話)、昔いたファッション業界のことなど雑多なほぼ日記

ジョシュがスクリーン12月号に!

2018-10-21 23:08:00 | ジョシュ・ホワイトハウス
雑誌「スクリーン」12月号は英国男優特集で、久しぶりに買いました。
その特集を知ってても買う気は起きなかったのですが(俳優さんの写真ならネットにあるし・・・って)

先日来日した時にお会いできたジョシュが載っていたのが嬉しくてsymbol4

発売中なので部分だけ写真で紹介します!



そうか次世代ボーイズか!
タイムリーな来日のおかげで、次のページにはダグラス・ブースら6人の紹介もまとめてありましたが、ジョシュひとり2ページも掲載されました。
(欲を言うと次世代のところには何でエイサ・バターフィールドくんが入ってないの???)



あ、日本語表記はジョッシュ・ホワイトハウスになってるのか。私もそう書いた方が正しいのか・・・?



この号では英国俳優の人気投票結果も発表されていて、ベスト10に未だアラン・リックマンが入っていたり、投票者のコメントに年齢・性別がついてるのですが私もホッとする年齢層の広さが意外でした。ブリティッシュ・ヒルズとWOWOWの合同企画だったからでしょうか。

英国男優のファッションページにはビル・ナイやマッケラン&スチュワート様も出てるしタロンくんは人気投票4位だしで、英国俳優ファンは人を年齢で割らないところがステキ。


Benjamin @BIF Q&A

2018-10-20 19:17:00 | コリン・モーガン
ロンドン・フィルム・フェスティバルにてコリン・モーガン主演の「Benjamin」プレミアに合わせたQ&Aがありました。いつでも見られるように貼っておこう。

Simon Amstell監督とコリン:




共演のPhénix Brossard:





こうしておけば、今日はあまりPCにもスマホにも時間が取れないけど安心!

クレイジー・リッチ

2018-10-19 19:13:00 | その他の映画・ドラマ・舞台
劇場公開終わる前に駆け込み成功!だんだん「配信でもいいかな?」とも思い始めたのですが、なかなかスケールが大きいのでやっぱり劇場を逃さず正解です。

私がこの映画を楽しみにしていた理由は3つ。
1 大好きなジェンマ・チャンを大きいスクリーンで見られる!
2 世界の中のアジア人(中国人)がどう描かれているのか
3 私の勤務先はシンガポール1の不動産会社関連なので

さてさて見終わって・・・

面白かったあああ!!です。
見る前は、レイチェル役のコンスタンスさんがどうも主役ぽく美女らしくない点が疑問だったのですが、それも解決。彼女は大学教授、お母さんはシングルマザーでふたりともNYで自立した女性。シンガポールのセレブ美女(ニックの元カノ含む)は確かに華やかで綺麗な人が大勢いますが、顔とお金以外のツールで成功した女性が主役なのです。バカでかわいいだけじゃない現代的な女性のロマコメいいですね!



ジェンマ・チャンはレイチェルの恋人ニックの従姉妹で女優の役。群を抜いてゴージャスです。美しく地位も富もあるのに愛に恵まれないという影の部分もあり、陽気でストレートに強いキャラの多い中国人社会の中で、その神秘的で繊細な存在感が光っていました。

彼女と正反対のキャラに、ソノヤ・ミズノ演じたニックの親友の婚約者がいて、美人でキュートで派手なソノヤさんを初めて見ました。これまでアジア人としてエキセントリックな役ばかりを見てきたのでオールアジア人キャストの映画の良さはこれだな!と納得。

そうです、今まで欧米映画のアジア人は大体エキセントリックだったり物静かだったりイロモノが多かったのですが、オール・アジア人ならば普通の人もいれば意地悪な人、おしゃべりな人もいれば寡黙な人、笑える人、強者に弱者、勝ち組に負け犬、ナードな人と全てアジア人。

中国を出て台湾やシンガポールを開拓して200年、不動産で富を築き世界中の不動産を抑え、子供をイギリスの全寮制スクールに入れ、シンガポールの社交界を牛耳る人たちがいる。映画冒頭で、ロンドンの会員制ホテルに1995年足を踏み入れ冷たい門前払いを受けた中国人の女と子供たちが、イギリス人オーナーから本日からのホテルの所有者としてスイートに直々に案内されるシーンはとても印象的でした!

・・・一方、アメリカ生まれ育ちで個人の努力で成り上り皮が黄色で中身は白いバナナと呼ばれる中国系アメリカ人もいる。

『アジア人のブラックパンサーだ!』の意見も納得です。

クレイジー・リッチさで印象的だったのが、NYCからシンガポールへの飛行機がファーストクラスでレイチェルが「パジャマが自分のどの服よりも高級」とおそらくシルクのパジャマが用意されていて、客室乗務員が「ベッドの用意を致します」とベッドメイキングをするらしいこと。へええ!自分でフラットにリクライニングするのじゃないんですね?!キャセイ風の架空エアラインでしたが。そして日本ーNY間は太平洋から行きますが、シンガポールへは大西洋とヨーロッパやインドを飛び越えて行ってて、映画の冒頭でニックが「東の方へ行かない?」の通りになってました。

それからレイチェルの大学の親友ペク・リン(オークワフィナ)の家が最高にキッチュで家族全員イロモノなのが良かったです。



予告で見た時、ペク・リンは高級ブティックで働いているのかと思ったんですが、そうではなくママの趣味でベルサイユ宮殿を再現したのだそうで!

彼女の服が大体アニマル柄なのがまた似合っていて、このウォークインクロゼットにも犬柄の服が入ってます(笑)。



でお父さんも(たぶん)ヴェルサーチェの派手な柄を家で着ている。オッさんのヴェルサーチェ、街全体が派手なシンガポールならいそうだと思わせるものがあります。



最後についでに少し書きますが、個人的に、シンガポール系の企業が職場なのでこの映画の舞台がそうだと聞いた時に興味度が上がったんですよ。

私も30年近く前にはシンガポールへ行ったことがあるのですが、アジアにしては清潔で近代的で高層ビルも多かったですが、この映画ではまるで未来都市のようなアイアンマンのスターク社のような豪華絢爛モダンビルですごい成長ぶりでした。東京もロンドンも今世紀のビルは変な形が主流ですので驚きはしませんが。

私が職場でシンガポール人に会う機会はほとんどないのですが、母体はシンガポールの不動産屋なのでそこの社長さんは中国系シンガポール人です。去年働き始めたばかりで忘年会がありそこで社長とは知らずに会話したのですがとてもフレンドリーで機嫌のいいおじさんでした。スーツはパリッとしてます。うちの会社のスーツの人は日本人でもエラいパリッとした空気の人が多く、そういう人種同士で呼び合うのか。

しかし私が働く会社はその不動産企業の子会社で、なぜか社長はイギリス人、社員はほとんど日本人で、ただ同じホテル&アパートメントは世界中にあるので短期で外国人社員が研修に来ることもあるようです。それと監査はシンガポール本社から来るのですが、お調子者で信じられないくらい意地悪な人がいます。中国文化圏では自分の有能さをアピールしたもの勝ちで手段選ばず(査定にウソも書いた)もあり。

また、私が日々の仕事で会うのは宿泊しているゲストさん達ですが、現住所がシンガポールから来る人は中国系をはじめ、イギリス人、インド系の人と幅広く国際都市のイメージ強しです。


映画「リトル・ダンサー」再見

2018-10-17 19:52:00 | その他の映画・ドラマ・舞台

ジェイミー・ベルも本当に可愛かったですね。

「マシュー・ボーンのシンデレラ」にドキュンとなって、天使役のリアム・ムーアの出演作「Billy Elliot/リトル・ダンサー(ミュージカル)」の映画版の方を久しぶりに見ました。

一つ気付いたのは、これって映画が先でそれが元になってのミュージカルだったのですね。何を勘違いしていたのか逆だと思い込んでいました。

それでも私は映画の方を先に見た記憶があるのですが、その時の印象は「かなり暗く重い映画」でした。でも今見直したら全然暗くはない。2000年の映画なのでたぶん私はイギリスでDVDか何かで見たのだと思います。それで英語がよくわかってなくてその時家にあったテレビのスクリーンが暗く写っていたのかな、と(笑)。

そして今見てビリーの台詞がすごく面白くて彼がユーモアがあってすごく優しい子だったことに、今さら気づきました。

例えば、バレエの先生の娘デビーはビリーのことを好きで、家に行った時やオーディションの前の日に微妙な感じで好きだと伝えてくるのですが、ビリーにはぜんぜんその気はない。それで「もし見たかったらアソコを見せてもいいのよ」とまで言ってきた時のビリーの台詞は「いい。きみはいい子だよ。」(英語は「You're all right.」字幕では「見せなくても好きだよ」でパッと椅子から立ち上がって行ってしまうのです。彼女を傷つけないで期待も持たせない凄技!!

女装の好きな友達マイケルもビリーのことが好きで、ほっぺにキスしてきたり雪だるま作って冷たくなったビリーの手を自分の服の中(どこだったんだろう?)に差し入れて温めてくれるんですが、ちゃんと目を見て「僕がバレエが好きだからってホモってことじゃないから」って直球セリフを言うんですよね。それでもロイヤルバレエスクールのオーディションに受かってロンドンに旅立つ日には、バスに遅れそうになってもマイケルのところに行ってほっぺにキスしてお別れをするのには涙ウルウル・・・・

そうかと思うと、自分にバレエを特別に教えてくれてオーディションの話を出した先生には、「年をとりすぎだよ」って笑えない冗談か本気かわからないことを言ったり、熱心な先生に向かって「僕に気があるの?」と言ってみたり。

イギリスの映画やドラマはやはりセリフもわからないとだいぶ面白みがわからないんだなと思い知りました。



ところでビリーの家はお父さんとお兄さんが炭鉱で働いて生活してる(しかもスト中だから給料はないはず)いわゆる労働者階級です。家はつながってて隣近所とは裏庭の方からお互いに見えてしまう感じ。ビリーはお兄さんと部屋をシェアしてるから、お父さんの部屋とおばあちゃんの部屋と多分3ベッドルームですね。そして小さなダイニングキッチンだけど、おばあちゃんはもう家事はできないから男子3人で家事をしてる割にキレイなんですよね。

いつも思うのだけど、日本の貧乏人の家ってホントに薄汚いキッチンや居間というイメージなんですが、

1984年の田舎町の貧乏な家なのに(ビリーのボクシング代50ペンスの心配も町の人は気遣ってた)日本の基準から見たら羨ましいほどの生活スタンダードではないですか。

この時代はサッチャーが改革したおかげでこうして炭鉱の危機にもなっているわけですが、

その前に政府が面倒を見ていた労働党の福祉政策の結果なんだなと、

学生の時に「揺り籠から墓場まで」とイギリスについて教科書に書いてあったけど、その実感はこうして映像で見るとはっきりとわかります。

今うちの国のAさんも福祉に力を入れるとか言ってるけど、収入がほとんど無い家でも大人3人と子供がこのレベルで生活できるようにしてくれないとダメですよ!


英国スキャンダルーセックスと陰謀のソープ事件ー第1話無料

2018-10-15 20:56:00 | ベン・ウィショー


WOWOWで「The Very English Scandal/英国スキャンダルーセックスと陰謀のソープ事件ー」の日本初放送を記念して、第1話が無料で10/21まで配信されています。

リンク先 → tv

WOWOWのウェブ会員IDとパスワードが必要でしたが、すぐに私は加入していた時ので視聴できました!!!登録も無料でできますので、このドラマをお試ししたい方はこの機会にどうぞ!

視聴できるのは日本語吹き替え版です。

ソープがノーマンと出会った時のことを思い出すシーン、

「初めて彼に会った時は、天使だった」

の天使の笑顔を何度も何度も見ました!