今回のイギリス旅行の最終日、ロンドンで泊めてくれた友人がパブでちょっと仕事をするというので、義理の弟にそこに来れるか聞いてみた。
イギリスに行った私がロンドン在住の弟に会うことは、夫の家族全員が当然のことと思っているし、私自身もはるばる極東から弟が住む町に行ったならそこで会わないというのは家族として薄情すぎるのはわかります。
しかし正味7日間の滞在中1日中ロンドンにいたのはたったの2日間ですので、弟には会えないかも・・・というのが正直な気持ちでしたが、
友人が1日だけ働く日が私のイギリス最後の夜で、そのパブが弟の職場とフラットから徒歩圏内だったという、こんなこともあるのね?!な感じで会えたんです。
写真を撮ったのは3月5日の夜。
これからまだ1ヶ月も経っていない。
この時、ブリッジシアターに「A NUMBER」を見に行って『ステージドアにコリンもロジャーさんも出てこないのはコロナ対策かしらね?』くらいのゆるい気持ちだったし、
パブはもちろん劇場も観光地も通常営業だった。
中国武漢市から来た人間にだけ警戒心を持っていて、あちらでは中国人にも見える私もそれだけは気にはしていた。
でも成田もヒースローも検疫はないし、中国人観光客の団体ツアーは禁止されていたので彼らがいない分空いてる感はあったけど、それ以外、まだ通常だった。
今は地球規模で人類が戦っている状態になってしまって、あの時誰もそんな予測はしてなかったし、
今では国内でさえ旅行するのは信じられないと私自身が思っているけど、
今は私がイギリス旅行で関わった人たちから健康被害を何も聞かないだけでものすごく安心できる。
それと、今はヨーロッパの方がリスクが高いので、私が帰国後2週間以上経って発熱も咳もないことが本当に一安心かと周りの皆さんに心の中で頭を下げてます。