Sofia and Freya @goo

イギリス映画&ドラマ、英語と異文化(国際結婚の家族の話)、昔いたファッション業界のことなど雑多なほぼ日記

Get Crazy再訪

2023-12-23 09:09:43 | スパークス

Get Crazy というスパークスがテーマ曲を提供している1983年の映画がまた上映中です。劇場は去年と同じ菊川の「ストレンジャー」。

去年菊川と初めて聞いた時には東京の東の果てというイメージでしたが、私の勤務先(東京ど真ん中の千代田区)の最寄駅からは地下鉄で8駅、菊川駅からは徒歩1分という便の良さです。映画上映後に隣接のカフェにてDJさんが映画にちなんだ曲をかけ盛り上がるというイベントがあり、DJは去年のスパークス来日後のアフターパーティーでお目にかかった加藤賢崇さんというので、しかも80年代スパークスのみをかけるとのことで、仕事からイベントに直行駆けつけてみました。

ミニミラーボールもあってかわいい空間!私も真っ赤なスパークスの「Angst In My Pants」Tシャツを着込んで行きましたが、誰も踊ってはいないので(カフェです、クラブじゃありません)大人しくスパークスの曲を拝聴しました!

せっかくTシャツが赤でお揃いなので終了後にご挨拶と記念撮影できました。スパークスなかまのお友達にも会えたし、日本のスパークス界の神、岸野さんもいらっしゃったし、9時までお仕事しての駆け付けは大変だったけど楽しかったです。

肝心の映画、この日は見れなかったけど大晦日まで上映中なので、頑張ってリピしようかな。

マルコム・マクドゥエルはやっぱり良い(ネットで見直しちゃった)し、この役をラッセルが1度はオファーされたって話を聞いてより興味深く見るんですが、脳内変換してはすでに名を覇していたマルコムで正解、これをもって俳優デビューはローラーコースターの映画より危険だったと何度も思うのもまた楽しめるものです。だって役柄がちょっと落ち目のロックスター=セックスシンボルで、当時のスパークスはアメリカでは今やっと人気が定着しつつあったものの70年代イギリス時代のアイドル人気に比べたら落ち目とも言えたでしょうし、キャラがエルビスのようなカリスマ帝王下ネタあり・・・ですから

2024/1/2追記

1/30に上映を見ることができました。本編の前にこの上映用に録画されたと思われるアラン・アーカッシュ監督からのメッセージ動画もあり、この映画は監督が実際に60年代末に劇場クルーとして体験した興奮をもとにして作られたものと知った・・・調べればわかったかもしれないことだけど。実はこの映画のハチャメチャぶりが去年の所見時には苦手と感じたのだけれど、イベントスタッフとしての興奮で思い出した私の過去のアパレル業界での展示会やショーの企画進行のことを思い出し、確かにデザイナーやモデル、企画会社のスタッフそれに会社の重役などが絡んで実現させた派手な仕事はハチャメチャに大変だったけど興奮ものの充実感を味わったよな!と思い出したら、映画が違ったものに見えたのですよねぇ・・・

それと、去年見た時には知らなかったけど、今の私が知ってることをもうひとつ思い出した。スパークスははっきり言って大御所なのにファンの数はやはり少ない。カルト人気というのはやはり一部の評判ほどには売れてない。それは薄々去年から気付いていたのでスパークスの絵を描いてSNSにupし始めた時からクレジットは英語にしていた。そもそもファンアート祭りの「スパークステンバー」は海外ファン企画だから参加するにはそうしないと認知されないけど。それもあるけど日本語だけでスパークスの押し活はSNSで成り立たないほどファンの数が少ない。ということで海外のファンと少し知り合えた中に、この「GET CRAZY」にエキストラとして出ている方がいらした!エキストラ=劇場のオーディエンス。ハチャメチャの一部!

ということで、こちらの知識が少し増えただけで映画が50倍楽しめたんです。



 

 


Sparkstember2023

2023-10-06 09:53:43 | スパークス

9月がスパークスファンアートの祭りだったため8月の終わりから「絵を描いて寝て仕事行って」のみをほぼやって生きてました。その間娘が一時帰国してたり父を訪ねたりもあったので、1ヶ月毎日絵を1枚描いてupするだけなのにすごい集中力が必要だった・・・

もうこちらに1枚1枚投稿するのも保存サイトとしては適切でないのでやめようと思ってたけど、スパークスがまとめ動画に私の絵をたくさん載せてくれたので嬉しくて記念に貼っておきます。

元はと言えば1年前、去年のスパークステンバーに触発されて絵を描き出した私め、公式さんや他の絵描きさん、海外のファン姉御達から反応をいただけたので、まとめに私のも1枚くらい入れてもらえたかな?と思ったら全くなくちょっとがっかりでした。「やっぱりそれほどの作品じゃなかったからな」という素直な気持ちと、Twitterだけで参加したけど動画はインスタベースで作ったのでは?という負け惜しみ分析が同時に私のハートに沸き起こりました。

それから1年、インスタに絵の投稿アカも作り、気づいたら8月までにほぼスパークスのみで130枚(笑)描いてないと死ぬ病に罹ったかのように。

今年のスパークステンバー迎えた時も、3日に1枚のペースで描いてたのに毎日はネタも浮かばないしできる範囲で参加しよう、と思ったのが逆にストレスかからず頑張れたような。最終日は流石に母の四十九日もあって間に合わず10月1日になってから投稿したのですが、ありがたい日本/LA16時間の時差のおかげよ、それもまとめに入れていただけて諦めずに描いて良かった(涙)

1ヶ月間、他の人の作品や文もなるべく見て、自分の絵に頂いたコメントにはリプをして、それまで知らなかった他のアーティストさんのことも知れて刺激を受けて・・・スパークスと絵のこと以外では廃人になりました。

 


2023スパークス日本公演

2023-08-20 14:29:25 | スパークス

5月末のイギリスから始まったスパークスのワールド・ツアーも7月の東京で一応終了となりました。ハリウッド・ボウルで北米ツアーのクライマックスを終えた後に描いた絵がこちら

実はこのツアー・ビジュアルを描いたのは、「垂れ幕」作りの練習でもありました。

「垂れ幕」とは何かと言いますと・・・チケットが発売された時には大阪に行く予定はなかったのですが、イギリスで地方公演も見てきて良かったのでロンドンからマンチェスターに行けるなら、東京から大阪も行けるのではと思いついたんですね、その時は大阪会場もSOLDOUTだったのですが、不思議なことに割とギリギリのタイミングで「残少」みたいな表示になったのでエイやっと購入しました。ラストミニッツでしたので席は期待してなかったんですが、発券したら2階の最前列・・・その時に「垂れ幕」が頭に浮かんでしまったのでした。

スパークス休暇を7/22~25でとっていたので、東京7/22のライブハウスの日の日中とライブのない7/23に「垂れ幕」制作。主催者に見つかったら多分やらせてくれないだろうなあ、でも日本式応援をちょっと味わってもらいたいなあとモニョモニョ考えながら、絶対に2階から落下物が出ないように貼り付けたピースを針と糸で縫い付けた(翌日筋肉痛)。

警備員に見つかったら外せと言われますよねえ、とライブの大先輩姐御に大阪で相談したところ、「アンコールの時に出すのがいいんじゃない?最初からだとライブの途中でも警備員来るよ」とのアドバイスが!さすが!

2階席の最前列というのは、実は左右に2席ずつしかないので、着席した時にやはりぼっち参加でいらしたお隣さんに計画を説明し協力を得ることもできました。

向かって右にめでたく「垂れ幕」を設置し記念撮影に写る事ができました。そして果たしてステージから見えるんだろうか?とずっと心配があったのですが、ラッセルさんが見つけてくれて「It's a really good sign. Cool.」とコメントもいただけた!あああ床に這いつくばって作った甲斐があったというものです(涙)。

下は日本公演での感動シーンを。

全てのライブ終了後に、コラボグッズを制作したアーティストの個展に現れたラッセルさん。

同じくその個展に別々に現れたロンは日傘をさしていた事が目撃され、そこからの妄想。

ツアーとは関係ない絵も通常運転に戻って。2012年頃。ラッセルのパンクヘアが描きたかっただけ。

8/12のロンちゃんお誕生日の絵はちょっと前に描きあげていたので、母の事があっても大丈夫でした。

ワールドツアーには組まれてなかったオーストラリア公演が10月にあるようです。働き者スパークス!


スペルの間違い事件

2023-07-14 18:36:39 | スパークス

上の絵はタイトルとは関係なく、時系列で置いておきました。北米ツアー中のスパークスの、ミルウォーキーでの写真をロンドンで会ったアメリカ人のファンの方がupしてくれてたのがあまりに可愛くて・・・っとオジ(イ)サンふたりをカワイイ、カワイイって他に形容詞がないんでしょうかね。

さてタイトルの、事件を引き起こしたのは下の絵です。

元写真は、テキサスのステーキ屋さんの、顔の穴に顔を出して撮るカキワリ写真で、特大ステーキをモリモリ食べるカウボーイの絵に顔を出すロンとラッセル。しかし2人はベジタリアンだからヤラセの写真見え見え、でもカウボーイハットはカワイイので「ええい!キャロットラペを食べさせちゃえ!(パリのスーパーで種類豊富なキャロットラペを買ったと何かのインタビューで言っていた)」と、このような図に。

しかしですね、問題はキャロット・ラペのスペルでして、ググったら出てきたCarrot Lapeっていうのを書き込んでネットにアップしたんです。そしたら即❤️を下さった方々の中に、上のようにCarottes Rapeesとコメントがあって、それを見た瞬間に「間違えたんだ!!!」と恥ずかしさに飛び上がってアップした投稿を削除してLapeをrapeに直して謝罪の言葉とともにアップし直したんです。この段階でめちゃ焦ってますので、ググってRapeというのが出てきたんで速攻で作業したんですね。その後、やれやれと安心する暇もなく、英語でもフランス語のCarottes Rapeesを使うのが本当だとわかったんですが、せっかく謝って投稿し直したのにまた差し替えるのは❤️や「カワイイ!」というコメントを下さった方に申し訳ないからもう不完全でもいいやー、どうせ私はネイティブじゃないしさ〜って一度開き直りました。

ところが問題はrapeが英語だとレイプだということにまたコメントで気がつきました・・・これは単なる間違いではなく最悪の間違い・・・外国人がヘンな日本語使うとカワイイよね、とか思うのとは違うレベルでの間違い・・・直さないと私が恥ずかしいだけでなくスパークスに失礼なんではないかと思い直し、またまた描き直して、今度は2度目のは削除しないでアップしました。

大体が好意的なコメントで攻撃されるということはありませんでした。スパークスファンコミュニティの良心に救われましたが、3度目の正直のをupした時は流石にウザいだろうなあと「この投稿に反応は不要です。ただ過去の投稿はこうあるべきだったとお知らせまで」とだけコメントして。でも複数の方がまた❤️や👍をしてくれて、ありがたいなああ〜〜〜とやっぱり恥を忍んで3回投稿して良かったと思いました。

しかしググって出てきたLapeとかRapeとか各1ページまるまるそれで埋まってるんですよ!世界中に違う書き方をする人がいるんだ・・・それはその国では間違いではないのか???不明ですけどとにかく創作で英語(フランス語)を使うときはググっても裏をしっかり取らないと危険なんですね。世界中に赤恥かいて学習してしまいました。

 

 


チャレンジ絵と萌え絵

2023-07-08 20:03:34 | スパークス

スパークスがほぼ東京で(一部ソウル)撮影したビデオをアップしたので、東京在住クリエイターとしてはこれを題材にしないと失礼ではないか!?と謎の使命感に燃えてイラストを描き出したんですが、ビデオの万華鏡のような世界観を表現したくて左右対称な構図にしたものの完全な対称ではないのでどうしたらその図ができるか頭を捻りながら、そして万華鏡の色はカラフルだけどそれを全体にかっこよくするには何色を使ったらいいのか悩みながら時間がかかって疲れました!

やっと仕上げて一息ついたら、疲れない萌えの勢いで楽しいのを描きたくなり、上の絵をアップして1時間くらいで描いたのが下です。もう、かわいければラクガキでいいや!と下絵なしでガーーーっと描いたので抜け感が出て気に入ってます。頑張った絵にも抜けた絵にもそれぞれの魅力が出せてるといいな

これの元写真は、ロンドンで会ったアメリカ人のファンの方が撮ったものです。彼女は私が描きたくなる瞬間をカメラによく納めてくれます。