‘離散’ 正巡王后との葛藤だけが住む道だ

離散(イ・ソジン)と正巡王后(金・ヨジン)の対決はまだ終わらなかった.
MBC 大河史劇 '離散' 初回から葛藤関係だった二人の気力の戦いが終映 3回を控えてからも相変らず張り切ているように成り立っている.離散とソンヨンの別離が近付きながらややもすると憂鬱な方でかたよることができる状況でふたつの対決構図は劇の緊張感を維持するのにお手助けになっている.


今週 '離散'は別離を控えた離散とソンヨンの感情を扱うのに焦点を合わせた.急に早くなった劇展開とムンヒョセザ(チァゼドル)とソンヨン(ハン・ジミン)の死という極端的な装置を相次いで使うことで今週 '離散'は混乱する感じを与えるに十分だった.

何より朝鮮の君主情調の姿が消えたということが問題だ.視聴者たちは洪国栄(ハンサングジン)に引き続き情調の心強い志願者で新しく登場した丁・ヤクヨン(宋創意分)の比重が案外とても少ないという反応を見せている.今週に放送された 72~73回間朝鮮の改革を導いて行こうと思った情調の姿は何人に過ぎなかったから.離散が丁・ヤクヨンと一緒に朝鮮のルネサンスを成す姿を期待した視聴者たちには別離の痛みに抜けた離散を 2回分の間見ることは手ごわいイルイオッウムが間違いない.

そんな渦中にそれさえも劇が一方にしまわれないように努力した場面は正巡王后と離散の対決部分だ.

26日放送された '離散'72回には正巡王后が離散の葛藤が再び現われた.離散は水原で使徒王世子の畝を移したことに止めないで遷都計画まで立てようと思うこと.老論の極甚な反対があることは自明な事.離散が続いて水原で潜行を出ると正巡王后は自分の息の根を締めて来ることと言いながら不安に思う姿を見せた.

霊鳥に離散をおとし入れたということを見付かった以後歯抜けた虎取り扱いを受けたが正巡王后の勢力さえ衰えたことではなかった.たとえこの前の意気盛んな姿を見せてくれることができなかったが老論を背に負った正巡王后は情調の一挙手一投足を見張ってまた実勢で上がるための機会を虎視消消と狙っていたから.またファビンユンシ(柔軟誌分)側も定数王后の計画に加わろうとする動きを見せている.

結局正巡王后は離散が自分をいつでも突き放すことができるという証書を捜そうと民主式を立てて刺客を送ってこれを気づいた離散と妙な気力の戦いをした.27日放送された 73回にも同じ.73回で正巡王后は "奏上がますます私を締めて来ている.民主式その者がザブヒョドンダならその時はすべてのものを振り返えることができないだろうと"と言って苛立たしい表情を隠すことができなかった.その間離散は正巡王后の家所が冷たい視線で眺めていた.

回の繰り返えすほど離散が正巡王后を圧倒して正巡王后の力が弱くなって対決自体が無謀になったがいまだに離散の最大の少ない正巡王后であり最大の助力者も正巡王后だ.正巡王后がいたから離散がドラマで成群に目立つことができたしまた相変らず彼を一番緊張するようにする者でもあるからだ.

現在 '離散'は情調の一代記を扱ったドラマではない離散とソンヨンとのメロドラマという批判を受けている.ソンヨンとの愛話も劇の流れ上重要だが視聴者たちが願うことは不遇な幼い時代を乗り越えて朝鮮のルネサンスを開いた情調の姿だ.

そんな点で正巡王后との葛藤描写は現在ドラマで賃金としての情調の姿を見られるほとんど唯一の姿だ.正巡王后と一緒にいる時には熾烈だった賃金としての離散の姿と彼の政治観を見られるからだ.最近 '離散'には正巡王后と対決構図があった状況を除き情調の姿を捜しにくかったことが事実だ.
'離散'が完成度高いドラマになるためには男女の愛を描くより彼らの一代記を解いて入れることがまずされなければならない.それが '大将金' '許浚' などが国民ドラマで愛された理由だ.

終映があまり残ってない今 '離散'で離散情調が女性一人の男に残るはずか,あるいは正巡王后との葛藤を賢明に解決しながら朝鮮の君主で堂堂と線姿が描かれるか '離散'の選択が注目される.