クマゴローの巣穴 (kumagoroh's burrow)

自動車模型から犬や猫、はたまたバラなど、多趣味が災いしてビンボーですが、ナカナカ趣味は減らせません。

静電気バチバチ?ん、いまどきそんなことないでしょ~!!

2018年07月24日 23時15分01秒 | Weblog
職場の若者が「ホイストクレーンで金型を交換する時、静電気のせいでフックと金型から時々火花が出て、たまにびりっときます」と打ち上げがありました。

真冬じゃあるまいし、今時静電気??

作業者にいろいろ聞いたところ、ペンダントスイッチのアースが切断されているためではないかとのこと。



確かにホイスト本体側で、ワイヤーが切れている。



さらに良く見ると「キャプタイヤケーブル」の外側被覆がはがれている。

そのすぐ下のケーブル表面には、何やらうっすらとクランプしたような痕跡が・・・・。

その瞬間に、ホイストをばらさずとも原因が見えました。



結論から言うと、切れていたのはアース線ではなく「メッセンジャーワイヤー」

このワイヤーが切れたために、本来直接チカラがかからない「キャプタイヤケーブル」に荷重がかかり、装置内でケーブルを押さえていた

クランプからケーブルが滑って外れ、4芯の電線に直接チカラがかかって本体ケースで被覆に傷が付き、そこで漏電したと思われます。







被覆が切れた部分で切断し、再度コネクタを取りつけました。




メッセンジャーワイヤーも修理しました。


今回、不具合となった直接原因は、吊った荷を移動するとき、荷を手で押して移動する手順を守らず、荷をつった状態で

ペンダントスイッチを曳きまわした為でした。

私にとっては大したことなかったですが 今時の青少年の知識に疑問が残ります。

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