https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180618-00000049-jij-soci
気象庁の松森敏幸地震津波監視課長は18日午前、大阪府北部で起きたマグニチュード(M)6.1、最大震度6弱の地震について記者会見し、「地殻内部で起きた直下型地震」と説明した。
震源のごく近くに「有馬―高槻断層帯」があり、この活断層の一部が動いたかは今後解析するという。
大阪府で震度6弱以上の揺れを観測したのは、気象庁が1923年に地震観測を始めて以来、初めて。余震も続発し、松森課長は「今後1週間、最大6弱程度の地震に注意してほしい」と呼び掛けた。略
一方、有馬―高槻断層帯の南西側には1995年に阪神大震災を引き起こした「六甲・淡路島断層帯」があるが、松森課長は「今回の地震と直接の関係はない」との見方を示した。東海沖から四国沖の南海トラフで起きる可能性がある大地震への影響についても「考えづらい」と述べた。
https://www.jiji.com/jc/graphics?p=ve_soc_earthquake-osaka20180618j-03-w390【図解・社会】大阪北部地震震源周辺の断層帯(2018年6月)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180618-00003869-weather-soci大阪府北部震度6弱の地震 震源付近には多数の断層
断層https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180618-00003869-weather-soci.view-000
今回の地震は、東西にのびる「有馬-高槻断層帯」、南北にのびる「上町断層帯」や「生駒断層帯」の境目付近で発生したとみられています。そのため、これらの断層帯のいずれか、もしくは複数が影響した可能性が考えられる状況です。
◆大きな余震にも警戒を◆
今回震度6弱を観測した地震は、震源が浅いところで発生していることから、余震が発生した場合は、震度5弱以上の強い揺れの恐れがあり、しばらくは警戒が必要です。
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20180618-00000059-jnn-soci大阪北部で震度6弱、9歳女児ら3人死亡
大阪府警によりますと、高槻市の寿栄小学校の前の道路でプールの壁が倒れ、下敷きになった9歳の女の子が病院に搬送されましたが、死亡が確認されました。また、午前8時20分ごろ、大阪市東淀川区では高さ2メートルの民家のブロック塀が幅10メートルにわたって崩れ、高齢の男性が下敷きになりました。
高槻市立寿永小学校の現場です。プールの壁、その塀が歩道側に倒れかかって、9歳の女の子が倒れてきたプールの壁に挟まれて亡くなったということです。
また午前8時20分ごろ、大阪市東淀川区では高さ2メートルの民家のブロック塀が幅10メートルにわたって崩れ、高齢の男性が下敷きになりました。大阪府によると、男性は81歳で病院に運ばれましたが、死亡が確認されました。また、同じ塀の下敷きになった別の男性も頭をけがして病院に運ばれましたが、軽傷とみられるということです。
また、高槻市内では火災も発生しました。既に消し止められているということですけれども