個人的には、楽天を応援していたので複雑ではある。
日ハム対楽天、クライマックスシリーズ第2ステージ 第1戦は先ほど終わりました。
9対8、日ハムの勝利です。
アドバンテージをあわせて、日ハム2勝の対戦成績。
そこそこ長い年月、プロ野球ファンをやってるつもりですが、今日ほどの試合というのは、まずあまり見れないものだったでしょうね。
もう、タッチかドカベンか、ルーキーズの世界です。
つまり野球漫画。
日ハムは初回、1点を先制するも、今期13勝の楽天・永井を攻めあぐねて、7回まで点を取れません。
先制した1回も、先制したとはいえ、さらにチャンスが続く場面で後続を打ち取られていました。
楽天は、先制された直後の2回表に、草野のタイムリーで同点とします。
さらに、4回に草野、リンデンと下位打線のタイムリーで2点を追加。
7回には、鉄平を敬遠して満塁としたところで四番山崎がフェンス直撃の、走者一掃3点タイムリー。
これで1対6。
先制された直後に追いつき、四番のタイムリーで突き放す等、楽天の思惑通り、日ハムとしては最悪の点の取られ方を続け、試合は8回に入ります。
8回裏になると、楽天先発の永井に疲れが出始め、日ハム打線がチャンスを作ります。
ここで、永井が降板し、後続が打たれタイムリー2本とワイルドピッチで日ハムが3点を返し、4-6。
流れが日ハムに急激に傾きます。
日ハムは代打攻勢をかけるも、鶴岡に代打で出た稲田がレフトフライで3アウト。
それでも2点差として流れは日ハム。95%日ハムファンで埋められたスタンドも盛り上がるところで、9回表、楽天2アウト1塁から鉄平が2ランホームラン。
これで4-8。
ここで2アウトから2ランを放った鉄平は、本当に素晴らしい働きをしたと思いますよ。
敬遠をすれば山崎が打つ、鉄平と勝負をすればホームランを打たれる。
三番と四番のお手本のような働き。
これは、相手に明日以降も脅威になるはずです。
これで勝負がついたと見て、帰り始める観衆さえ居ました。
楽天は9回裏、ストッパーの福盛。
日ハムは、好打順。田中、森本と出塁して、稲葉のセンター前タイムリーで1点を返す。
これで3点差。
そして、四番高橋が四球で出塁して、
スレッジが満塁サヨナラホームラン。(お釣り無し)
試合終了。
9x-8
こうやって、活字にしてしまうと、ああそういう面白い試合だったんだね、で終わるかも知れない。
でも、流れは8回まで完璧に楽天でした。
しかもそれは、シーズンを4位から、西武、ソフトバンクを抜いて2位になってきた楽天。CS第1ステージでも2連勝できた楽天。
その流れのままに試合が始まり、8回まで来たのです。
日ハムはといえば、シーズン終盤は調子を崩し、ソフトバンクの不調に助けられるかたちで、自動的にマジックを減らしていくなかでの優勝。
そしてダルビッシュが出場できないという事態。
そんな、試合の何日も前から続く流れを、試合の終盤で日ハムナインが覆していったのです。
これは、現在の日ハム黄金期を象徴するような試合だったです。
リーグ優勝をするようになってからというもの、日ハムは幾度となくこんな、どう考えたって勝てるはずない試合を勝ってきた。
そういった過去の経験から、最後まで諦めないチームが出来上がっていったのだろう。
高校野球のような話です。
楽天にも日ハムにもいえることだけど、1人1人選手を見れば、戦力はリーグの下位のほう。
楽天の、先発2本柱を指して「強くて当然」とか言う人も居るけど、それだけで勝てるわけないし、事実去年は4位だったわけだし。
野村監督の言う「無形の力」というもの。
これが、日ハムと楽天には、ある。
今日の日ハムは、それが一歩勝った。
もはや、技術とかデータで反省とか結果論を言えるような結末ではない。
明日はどう転ぶか分からない。
予告先発は、日ハムが糸数。楽天が岩隈。
先発の実力で言えば、楽天が有利だ
でも、どうなるかは全くわからない。
しいて予想するとすれば、楽天は打線に心配はない。
問題はリリーフ陣が気落ちしていることだ。
岩隈が完投できれば、楽天が有利かも知れない。
逆に日ハムは、岩隈さえ攻略すれば、勝ちが見える。
明日も楽しみだ。
日ハム対楽天、クライマックスシリーズ第2ステージ 第1戦は先ほど終わりました。
9対8、日ハムの勝利です。
アドバンテージをあわせて、日ハム2勝の対戦成績。
そこそこ長い年月、プロ野球ファンをやってるつもりですが、今日ほどの試合というのは、まずあまり見れないものだったでしょうね。
もう、タッチかドカベンか、ルーキーズの世界です。
つまり野球漫画。
日ハムは初回、1点を先制するも、今期13勝の楽天・永井を攻めあぐねて、7回まで点を取れません。
先制した1回も、先制したとはいえ、さらにチャンスが続く場面で後続を打ち取られていました。
楽天は、先制された直後の2回表に、草野のタイムリーで同点とします。
さらに、4回に草野、リンデンと下位打線のタイムリーで2点を追加。
7回には、鉄平を敬遠して満塁としたところで四番山崎がフェンス直撃の、走者一掃3点タイムリー。
これで1対6。
先制された直後に追いつき、四番のタイムリーで突き放す等、楽天の思惑通り、日ハムとしては最悪の点の取られ方を続け、試合は8回に入ります。
8回裏になると、楽天先発の永井に疲れが出始め、日ハム打線がチャンスを作ります。
ここで、永井が降板し、後続が打たれタイムリー2本とワイルドピッチで日ハムが3点を返し、4-6。
流れが日ハムに急激に傾きます。
日ハムは代打攻勢をかけるも、鶴岡に代打で出た稲田がレフトフライで3アウト。
それでも2点差として流れは日ハム。95%日ハムファンで埋められたスタンドも盛り上がるところで、9回表、楽天2アウト1塁から鉄平が2ランホームラン。
これで4-8。
ここで2アウトから2ランを放った鉄平は、本当に素晴らしい働きをしたと思いますよ。
敬遠をすれば山崎が打つ、鉄平と勝負をすればホームランを打たれる。
三番と四番のお手本のような働き。
これは、相手に明日以降も脅威になるはずです。
これで勝負がついたと見て、帰り始める観衆さえ居ました。
楽天は9回裏、ストッパーの福盛。
日ハムは、好打順。田中、森本と出塁して、稲葉のセンター前タイムリーで1点を返す。
これで3点差。
そして、四番高橋が四球で出塁して、
スレッジが満塁サヨナラホームラン。(お釣り無し)
試合終了。
9x-8
こうやって、活字にしてしまうと、ああそういう面白い試合だったんだね、で終わるかも知れない。
でも、流れは8回まで完璧に楽天でした。
しかもそれは、シーズンを4位から、西武、ソフトバンクを抜いて2位になってきた楽天。CS第1ステージでも2連勝できた楽天。
その流れのままに試合が始まり、8回まで来たのです。
日ハムはといえば、シーズン終盤は調子を崩し、ソフトバンクの不調に助けられるかたちで、自動的にマジックを減らしていくなかでの優勝。
そしてダルビッシュが出場できないという事態。
そんな、試合の何日も前から続く流れを、試合の終盤で日ハムナインが覆していったのです。
これは、現在の日ハム黄金期を象徴するような試合だったです。
リーグ優勝をするようになってからというもの、日ハムは幾度となくこんな、どう考えたって勝てるはずない試合を勝ってきた。
そういった過去の経験から、最後まで諦めないチームが出来上がっていったのだろう。
高校野球のような話です。
楽天にも日ハムにもいえることだけど、1人1人選手を見れば、戦力はリーグの下位のほう。
楽天の、先発2本柱を指して「強くて当然」とか言う人も居るけど、それだけで勝てるわけないし、事実去年は4位だったわけだし。
野村監督の言う「無形の力」というもの。
これが、日ハムと楽天には、ある。
今日の日ハムは、それが一歩勝った。
もはや、技術とかデータで反省とか結果論を言えるような結末ではない。
明日はどう転ぶか分からない。
予告先発は、日ハムが糸数。楽天が岩隈。
先発の実力で言えば、楽天が有利だ
でも、どうなるかは全くわからない。
しいて予想するとすれば、楽天は打線に心配はない。
問題はリリーフ陣が気落ちしていることだ。
岩隈が完投できれば、楽天が有利かも知れない。
逆に日ハムは、岩隈さえ攻略すれば、勝ちが見える。
明日も楽しみだ。