Skb-RS ~ロードスターはじめました~

北海道でロードスター(NB8C)と
デミオ・スポルト(DE5FS)を放し飼いする日記。

Skb-RSとは・・・

今日の日ハム楽天戦は、WBC決勝以上の展開でしたが

2009-10-21 22:10:03 | 野球
個人的には、楽天を応援していたので複雑ではある。

日ハム対楽天、クライマックスシリーズ第2ステージ 第1戦は先ほど終わりました。
9対8、日ハムの勝利です。
アドバンテージをあわせて、日ハム2勝の対戦成績。



そこそこ長い年月、プロ野球ファンをやってるつもりですが、今日ほどの試合というのは、まずあまり見れないものだったでしょうね。

もう、タッチかドカベンか、ルーキーズの世界です。
つまり野球漫画。


日ハムは初回、1点を先制するも、今期13勝の楽天・永井を攻めあぐねて、7回まで点を取れません。
先制した1回も、先制したとはいえ、さらにチャンスが続く場面で後続を打ち取られていました。

楽天は、先制された直後の2回表に、草野のタイムリーで同点とします。
さらに、4回に草野、リンデンと下位打線のタイムリーで2点を追加。
7回には、鉄平を敬遠して満塁としたところで四番山崎がフェンス直撃の、走者一掃3点タイムリー


これで1対6
先制された直後に追いつき、四番のタイムリーで突き放す等、楽天の思惑通り、日ハムとしては最悪の点の取られ方を続け、試合は8回に入ります。


8回裏になると、楽天先発の永井に疲れが出始め、日ハム打線がチャンスを作ります。
ここで、永井が降板し、後続が打たれタイムリー2本とワイルドピッチで日ハムが3点を返し、4-6。
流れが日ハムに急激に傾きます。
日ハムは代打攻勢をかけるも、鶴岡に代打で出た稲田がレフトフライで3アウト。

それでも2点差として流れは日ハム。95%日ハムファンで埋められたスタンドも盛り上がるところで、9回表、楽天2アウト1塁から鉄平が2ランホームラン。

これで4-8

ここで2アウトから2ランを放った鉄平は、本当に素晴らしい働きをしたと思いますよ。
敬遠をすれば山崎が打つ、鉄平と勝負をすればホームランを打たれる。
三番と四番のお手本のような働き。
これは、相手に明日以降も脅威になるはずです。

これで勝負がついたと見て、帰り始める観衆さえ居ました。
楽天は9回裏、ストッパーの福盛。
日ハムは、好打順。田中、森本と出塁して、稲葉のセンター前タイムリーで1点を返す。

これで3点差

そして、四番高橋が四球で出塁して、


スレッジが満塁サヨナラホームラン(お釣り無し)


試合終了。

x-8




こうやって、活字にしてしまうと、ああそういう面白い試合だったんだね、で終わるかも知れない。
でも、流れは8回まで完璧に楽天でした。
しかもそれは、シーズンを4位から、西武、ソフトバンクを抜いて2位になってきた楽天。CS第1ステージでも2連勝できた楽天。
その流れのままに試合が始まり、8回まで来たのです。
日ハムはといえば、シーズン終盤は調子を崩し、ソフトバンクの不調に助けられるかたちで、自動的にマジックを減らしていくなかでの優勝。
そしてダルビッシュが出場できないという事態。



そんな、試合の何日も前から続く流れを、試合の終盤で日ハムナインが覆していったのです。

これは、現在の日ハム黄金期を象徴するような試合だったです。
リーグ優勝をするようになってからというもの、日ハムは幾度となくこんな、どう考えたって勝てるはずない試合を勝ってきた。

そういった過去の経験から、最後まで諦めないチームが出来上がっていったのだろう。
高校野球のような話です。


楽天にも日ハムにもいえることだけど、1人1人選手を見れば、戦力はリーグの下位のほう。
楽天の、先発2本柱を指して「強くて当然」とか言う人も居るけど、それだけで勝てるわけないし、事実去年は4位だったわけだし。


野村監督の言う「無形の力」というもの。
これが、日ハムと楽天には、ある。
今日の日ハムは、それが一歩勝った。
もはや、技術とかデータで反省とか結果論を言えるような結末ではない。

明日はどう転ぶか分からない。
予告先発は、日ハムが糸数。楽天が岩隈。
先発の実力で言えば、楽天が有利だ

でも、どうなるかは全くわからない。

しいて予想するとすれば、楽天は打線に心配はない。
問題はリリーフ陣が気落ちしていることだ。
岩隈が完投できれば、楽天が有利かも知れない。
逆に日ハムは、岩隈さえ攻略すれば、勝ちが見える。
明日も楽しみだ。



今年、引退する中日の、

2009-10-21 01:39:21 | Weblog


すっかり夕方の暗くなるのが早くなった。

この前まで、まだかろうじて夏の終わり頃だと思いたいところだったのに、あっという間に秋のど真ん中。
初雪はいつか、っていう頃になってしまった。



クライマックスシリーズ、セ・リーグは中日が第2ステージの進出を決めた。
順当だろう。
むしろヤクルトが1勝したことが大健闘とも言える。
立浪にはまだ引退しないで欲しいと思う。

1 李ジョンボム(レフト)
2 福留(遊撃)
3 関川(センター)
4 ゴメス(一塁)
5 立浪(二塁)
6 山崎武(三塁)
7 井上(ライト)
8 中村(捕手)


などという、99年優勝時に布陣が、強烈に印象に残っている。
ショートでエラーを繰り返す福留をレフトに回して、ショートに久慈が入る組み合わせも度々あった。
シーズン終盤の大事な試合で福留が、慣れないレフトの守備で、決勝タイムリーエラーをしたこともあった。

関川は1番を打つことも多くて、このとき3番にルーキーの福留が抜擢されたこともあったように思う。
李を三番にしたり、立浪だったこともあった。

1番から3番は流動的だったけど、立浪はつねに3番か5番に入り続けた。
この年にブレークした外野手の井上も、今年引退を発表している。

山崎は楽天で見事に復活している。


先日、中日が憎いと書いたばかりだけど、彼らベテラン選手を思うと、頑張ってほしいという気持ちにもなる。