日本ハムと巨人が、それぞれクライマックスシリーズ突破を決めた。
楽天対日本ハムは、デーゲームで行われた。
楽天は、0―4 という劣勢から、3-4と一時1点差まで追い上げた。
3-6と突き放された直後にも、8回に1点を返し、2点差まで追い上げた。
8回裏には、ピンチの場面で打者1人ごとに投手を代える継投策に出た。
これは野村監督がヤクルト、阪神時代からよくやる采配だけど、いちいち投手が投球練習をするから攻める側も調子を狂わせられる、そんな効果をも狙っての采配だ。
その最後に、一昨日先発したエース岩隈を登板させた。
先発型の岩隈に、ゲーム終盤ピンチの場面での登板は酷だった。
スレッジに特大の3ランホームランを浴びて、勝負あり。
岩隈、試合後に泣いてた・・・。
岩隈を投入させた野村監督の采配は粋だ。
素人ならパワプロやったら誰もがやってみることだ。
こういう、短期決戦なら、エース級の投手をリリーフに使ってみる。
それを実際のプロ野球でやってくれた。見ているファンにはたまらないものだ。
かつて近鉄時代に梨田監督のもとで育った、岩隈と藤井にバッテリーを組ませたかったという計らいもあったかも知れない。
ただ、時既に遅し。
野村監督は、試合後に今回のシリーズでは、采配ミスばかりだったとコメントした。
たしかに、ありえないところは何度かあった。
試合終盤で、貴重なチャンスの場面で、セギノールや山崎に代走を送らなかった。
代走を出すことで、走者が生きる可能性だけでなく、走者を警戒させて配球の幅を狭くさせる効果もある。そういうのは野村監督が重んじる作戦のひとつのはずだ。
野村監督は試合終了後、楽天と日本ハム両軍の選手達から胴上げを受けた。
「(吉井、稲葉、坪井など)縁のある選手が、長く活躍しているのは嬉しいこと。彼らを育てられたことで野球界にすこしは貢献できたかな」
という趣旨のコメントをした。
泣ける。
これほどの成績を残しても退任させられる人事はおかしいと思うし、なによりもまだクライマックスシリーズを残してる時点でさきに「優勝しても退任」と発表してしまう球団には、ファンは納得できなくて当然だ。
おかしいだろう。
中日の立浪内野手も今日が引退試合となってしまった。
9回1アウトから代打で登場。
クルーンを相手に、レフト方向(流す方向)へ、特大の外野フライを放った。
まだまだやれるはずだ。
引退を決めた理由として、「自分の理想とする、走攻守そろったプレーが出来なくなった」と語った。
まさしく走攻守全てが高次元にバランスされた、素晴らしい選手だった。
PL高校から中日ドラゴンズへ入団して、1年目から1軍で活躍したから、実働22年の、22年間をフルに中日ドラゴンズの戦力として、貢献され続けた。
超一流プレーヤーでありながら、でしゃばることもなく、毎年淡々と3割を打ち続けた。(たまに2割7分くらいに甘んじるシーズンもあった)
守っては、二塁手、三塁手として名手。
打っても上位、クリーンアップ(三番、五番)、どこに入っても、その打順としての役割を必ず果たした。
近年は、松井稼頭男や岩村のような、プレースタイルもメジャー志向な大型内野手が多い。
立浪や、和田豊のような、職人的な名内野手というのは、もうあまり出てこないかも知れない。
寂しい。
将来、かならず中日の監督として帰ってくる人物だろう。
さて、中日対巨人は、巨人が勝って日本シリーズへ。
いまの中日は、WBCに1人も参加しない等、落合野球のやりかたには理解できないものがあるので、今日に限っては、生まれてこのかた初めて巨人を心底応援した。
巨人を応援するなんていう、自分のなかでのタブー行為は、やってみるとなんとも快感だった。
亀井や奇策、セーフティーバントで満塁のチャンスを作ると、谷が満塁ホームラン!
2回までに7点を挙げて試合を決めた。
強すぎる。
日本シリーズは、日本ハムにも頑張って欲しいけど、
悔しいけど巨人が勝つだろう。
だって、強すぎるから。
楽天対日本ハムは、デーゲームで行われた。
楽天は、0―4 という劣勢から、3-4と一時1点差まで追い上げた。
3-6と突き放された直後にも、8回に1点を返し、2点差まで追い上げた。
8回裏には、ピンチの場面で打者1人ごとに投手を代える継投策に出た。
これは野村監督がヤクルト、阪神時代からよくやる采配だけど、いちいち投手が投球練習をするから攻める側も調子を狂わせられる、そんな効果をも狙っての采配だ。
その最後に、一昨日先発したエース岩隈を登板させた。
先発型の岩隈に、ゲーム終盤ピンチの場面での登板は酷だった。
スレッジに特大の3ランホームランを浴びて、勝負あり。
岩隈、試合後に泣いてた・・・。
岩隈を投入させた野村監督の采配は粋だ。
素人ならパワプロやったら誰もがやってみることだ。
こういう、短期決戦なら、エース級の投手をリリーフに使ってみる。
それを実際のプロ野球でやってくれた。見ているファンにはたまらないものだ。
かつて近鉄時代に梨田監督のもとで育った、岩隈と藤井にバッテリーを組ませたかったという計らいもあったかも知れない。
ただ、時既に遅し。
野村監督は、試合後に今回のシリーズでは、采配ミスばかりだったとコメントした。
たしかに、ありえないところは何度かあった。
試合終盤で、貴重なチャンスの場面で、セギノールや山崎に代走を送らなかった。
代走を出すことで、走者が生きる可能性だけでなく、走者を警戒させて配球の幅を狭くさせる効果もある。そういうのは野村監督が重んじる作戦のひとつのはずだ。
野村監督は試合終了後、楽天と日本ハム両軍の選手達から胴上げを受けた。
「(吉井、稲葉、坪井など)縁のある選手が、長く活躍しているのは嬉しいこと。彼らを育てられたことで野球界にすこしは貢献できたかな」
という趣旨のコメントをした。
泣ける。
これほどの成績を残しても退任させられる人事はおかしいと思うし、なによりもまだクライマックスシリーズを残してる時点でさきに「優勝しても退任」と発表してしまう球団には、ファンは納得できなくて当然だ。
おかしいだろう。
中日の立浪内野手も今日が引退試合となってしまった。
9回1アウトから代打で登場。
クルーンを相手に、レフト方向(流す方向)へ、特大の外野フライを放った。
まだまだやれるはずだ。
引退を決めた理由として、「自分の理想とする、走攻守そろったプレーが出来なくなった」と語った。
まさしく走攻守全てが高次元にバランスされた、素晴らしい選手だった。
PL高校から中日ドラゴンズへ入団して、1年目から1軍で活躍したから、実働22年の、22年間をフルに中日ドラゴンズの戦力として、貢献され続けた。
超一流プレーヤーでありながら、でしゃばることもなく、毎年淡々と3割を打ち続けた。(たまに2割7分くらいに甘んじるシーズンもあった)
守っては、二塁手、三塁手として名手。
打っても上位、クリーンアップ(三番、五番)、どこに入っても、その打順としての役割を必ず果たした。
近年は、松井稼頭男や岩村のような、プレースタイルもメジャー志向な大型内野手が多い。
立浪や、和田豊のような、職人的な名内野手というのは、もうあまり出てこないかも知れない。
寂しい。
将来、かならず中日の監督として帰ってくる人物だろう。
さて、中日対巨人は、巨人が勝って日本シリーズへ。
いまの中日は、WBCに1人も参加しない等、落合野球のやりかたには理解できないものがあるので、今日に限っては、生まれてこのかた初めて巨人を心底応援した。
巨人を応援するなんていう、自分のなかでのタブー行為は、やってみるとなんとも快感だった。
亀井や奇策、セーフティーバントで満塁のチャンスを作ると、谷が満塁ホームラン!
2回までに7点を挙げて試合を決めた。
強すぎる。
日本シリーズは、日本ハムにも頑張って欲しいけど、
悔しいけど巨人が勝つだろう。
だって、強すぎるから。