Skb-RS ~ロードスターはじめました~

北海道でロードスター(NB8C)と
デミオ・スポルト(DE5FS)を放し飼いする日記。

Skb-RSとは・・・

風が吹かなければ桶屋が廃業する

2011-02-27 23:58:13 | Weblog


ロードスターを預けている駐車場には、やはり同じように他の誰かのオープンカーやスポーツカーが、停められている。
そのうちのひとつの、白いスポーツカー。



さて、某3流私立大学 経済学部を卒業しながらも、経済学についてまるでちゃんと勉強をしなかったsakubunだが、

そんな俺が言うのもおかしな話だけど、経済って面白いと思う。


市場主義の経済では、一人ひとりの人間は、それぞれの価値観でそれぞれの選択をしてモノを消費したり、しなかったりをする。
何百万、何千万の人(あるいは会社、団体)が、モノを選んで買う。
そして、何百、何千という商品が市場には存在する。

当たり前の状態だ。

そこで、需要と供給のバランスによって常に変動しながらモノの値段は変わっていく。

無数の消費者が、無数の商品から選択し、無数の取引が繰り返されていくなかで、
自然とバランスの取れた価格が決定されていき、社会は回っている。

不思議といえば不思議だ。
神の「見えざる手」に操られていると考えてしまうのも当然だ。


りんごが不作になれば、値段は上がる。
りんご農家は、不作でも平年どおりの収入が欲しいから、りんご1つあたりの値段をあげるだろう。
もし、りんご農家が小心者で値段をあげなかったとしても、スーパーではりんごが売り切れ続出となるだろうから、翌日からスーパーはあえてりんごの値段を高めに設定するだろう。

りんごジュース工場では、りんごの仕入れ値があがることで、経営を圧迫される。
りんごジュースの値段をあげることも考えなくてはならないけれど、すぐに上げられるわけではないから、まずはアルバイトの時給を20円下げるかも知れない。
時給が20円下がれば、中には辞める人も出てくるだろう。
時給の20円くらいで辞めるわけないかも知れない。
けれど、来月で辞めようと思ってた人は1ヶ月早めてやめる後押しになる。やめても続けてもどっちでもいい人に対しても、辞める動機になるかもしれない。
20円なら辞めないけど、30円さがるなら辞める人もいるだろう。

そんなわけで、りんごジュース会社では、1000人のアルバイト社員のうち50人くらいが辞めるかもしれない。
結局、りんごジュース会社は、結果的に人員を削減でき、人件費を削いで生産量も調整して、利益を確保していくだろう。

ただし、このようなことが複数の職種でも起きていれば、失業者が増えて、モノが売れなくなる。
モノが売れなくなれば、りんごジュースも売れなくなって、また工場では人員を削減するかもしれない。
ジュースの生産量をさらに落とす必要があるから、りんご農家もさらに打撃をうける。



当たり前のことだけど、こういうことが社会では無数の現場で起きている。
それでも常にバランスがとれている。



景気が上向けば、需要が高まって値段も上げていける。
収入が上がるので、需要はさらにあがる。
その上がり方は徐々に緩まっていって、どこかで下降に転じる。

そんな風にして、景気は上下動を繰り返す。

また、社会に必要と思われる分野には、自然発生的にサービスが生まれ、繁栄する。
逆に、要らないものは淘汰されていく。
町にハンバーガーショップが無ければ、誰かが作るだろう。
それが繁盛し続ければ、他の競合店が出来るだろう。

ハンバーガーショップが出来る以外にも、ピザ屋が出来たり、すし屋が出来たりもしただろう。
繁盛すれば店は増え、そこそこにしか繁盛しなければ、1店舗のまま。ぜんぜんダメなら出来てすぐに閉店していくことだろう。
そういうことがいくつも繰り返されているうちに、ちゃんと必要とされる店が、必要とされるぶんだけ町に出来ていく。

シムシティでプレイヤーの趣味に左右されてビルが乱立されたりするわけじゃない。


うまいこと、回っていく。
市場主義の経済は、すごい。





日本はこれからどうなるんでつか

2011-02-24 00:59:27 | Weblog
まぁ、sakubunごときが語るには甚だ失礼なことかも知れないけど、日本ってどうなるの!?ってことが心配でなりませんw


だってさ、今の日本ってヤバいじゃないですか。
俺にもわかるわ。

景気対策、少子化対策、少子高齢化、財政危機、消費税増税、TPP、普天間基地、、、


もうさ、マッタなしの問題が山積みだそうで、

びっくりするわ。

しかも、全部の問題が密接に関係しあってる問題・・・。

これが経営シミュレーションゲームなら、難易度高すぎて誰もクリアできねーわな;



でさ、俺はべつに特定の政党に肩入れをしているわけではないけど、

こんなときに首相退陣論とか、


もう勘弁してほしいわ。

って思うのは、俺だけなのか!?



別に首相が変わったってもうどうだっていい。
首相が変わったって、国は何もかわらない。

国民はもう分かってんだよ、そんなの。

それでも、もう途方にくれて、藁をもつかむ思いで、首相が変わると新しい首相にわずかな望みをかけて期待する。
それで、支持率がちょっとだけ回復する。

それだけのことなのに、

そのちょっとだけ回復する支持率を期待して、選挙の時期とのからみを考えて、退陣だとかなんだとか同じ党内から噴出するとか



もう、そんなことどうだっていいわ・・・。

そんなことしてもらうために税金払ってるんじゃないし、政権を任せているんでもない。




昔、小学生のころ、先生が「明日はテストです」なんて言うと、皆ぶーぶー文句を言った。
小学校って、テストの時期とか決まってないじゃん。

それで、「テストやります」の局面局面では、皆文句を言って機嫌を損ねたりもしたかもしれない。

けど、実際には子供ながらにも、テストは受けざるをえないものだということを分かっている。
明日やらないとしたって、いつかはやるってことも知っている。




まぁ、そんなわけで消費税も増税しちゃえばいいと思うw

そりゃ増税なんてされたら困る。
けど、せざるを得ないわけでしょ。

国民の大半がそれに気づいている。

増税に賛成かと問われたら、多くが反対だろう。
支持率も一時的には下がるだろう。

それでいいじゃないか。って思う。

半ば強行して上げてしまえばいい。



もっと、ちゃんと説明すればいいのに。

いかに財政が逼迫しているか、とか、消費税を5%上げることで、どれほどの効果が見込めるか、

もっと皆に伝わるように、首相なり政府なりがテレビなのか新聞なのか知らないけど、なにかを媒体にして広く説明すればいいのに。


もちろん、消費税増税反対というまじめな説もあるだろう。
けれども、それはもっと早い段階で手を打っていたら、増税せずに済んだかもしれないけど、もはや手遅れで、
ほぼ増税するしかないんじゃないかな。

しかも、首相がそれが必要だと思っているんなら、そうしてしまってもいいと思う。



首相退陣するとして、次は前原さんかなぁ、岡田さんかなぁ、とか

AKBの総選挙じゃねえんだから・・・

毎年変わられるのも困りますよって。



何が言いたいかというと、


俺は、次のAKBのセンターが板野になるのは、



絶対に嫌だ。




この写真の山の山頂に鉄道の駅があるらしいのです。

2011-02-23 01:48:39 | Weblog



最近は、グランツーリスモをやろうとすると、猛烈な睡魔に襲われるようになってしまった。

この前は、仕事から帰ってご飯を食べた後、自分の部屋にいってPS3のスイッチを付けようとして、その前にベッドに倒れたらそのまま朝まで寝ていた。

PS3のスイッチを付けてなくてよかった。


グランツーリスモは、ライセンスS(最高ランク)をオール金でクリアしてしまって、なんとなく熱がすこし冷めてしまったことも事実w

Sライセンスをオールゴールドでクリアしたのに、もらえたプレゼントカーはニッサンGT-RのスペックV。
がっかりした。

それでちょっと冷めつつあるというわけw



写真は、グランツーリスモに出てくる「アイガー北壁」というコース。
コース自体はゲーム上のオリジナルコースらしいけど、アイガーという山はスイスのアルプスに実在する。

ゲーム上では、コースの横に駅があって列車が停まっているのが見えるけど、コレ実際にあるらしい。

この鉄道、ここからトンネルに入って、アイガーの山頂まで続いてるらしい。



山頂ですよ!?
写真の背景に写ってる山の、山頂までトンネルで線路が続いてるんですよ!?


びっくりです。

この前、世界不思議発見でやってたんです。

ユングフラウ鉄道というらしいのです。

だって、こんな山、見るからに硬そうで、岩の塊って感じじゃないですか。

それを掘るって。


しかも、驚くべきは開通した時期。







1912年らしい。




1912年て!!!!





大正時代ですよ。
大正2年とかですよ。


信じられない。


現代を生きていても、山頂までトンネルが通ってることに驚いたのに、それが100年も前に作られただなんて。

むしろ今のほうが作れないかもね。
安全面での問題とか、資金繰りの問題で。


1912年に開通してしまうわけだけど、着工は1896年だって。
明治時代ですよw


物理的な面でも、その技術に驚くけど、その時代からそこまでカネかけて観光に注力しているスイスという国もすごい。


しかし、いまだに信じられない。


世の中にはまだまだ知らないことがたくさんあるなぁ

まさに、「世界不思議発見」だった。

番組の中では、意外とさらっと紹介したにすぎなかったけど;






今週の128位の紹介

2011-02-17 00:49:15 | Weblog


車の話ばかり書いたかも知れないので、ちょっとやめとこうか。

みんカラじゃないんだしw

「みんカラ」ねぇ。
(※みんなのカーライフというSNS的なブログの集まり)

便利そうだけど。。。
でも俺はやっぱり律儀じゃないから、ああいうパーツレビューとか絶対無理だし、そもそも移ること自体が面倒だw
きっとあっちならロードスターやデミオの人々ともっと繋がりを築けるのかもしれないけど。

ま、ここが東ベルリンならあっちは西ベルリンだなw
よくわかんねーけど。



先日、会社の友達と「ロンハー形式」で好きな女性芸能人をランキング形式で発表させる試みを行った。
この試みは、職場の先輩たちを巻き込んで10人程度の参加者を得た。
今後は、出た芸能人をすこしづつ絞り込む作業に移る予定。

この企画はそもそも、2月2日の記事でも書いたように、ロンドンハーツで芸人たちによる「好きな女性芸能人ランキング」で石原さとみが1位になったことに不満を持って、俺が提唱したものだ。


そのランキングの結果は、後日ここでも発表したいと思うのだけど、


そのなかで、いろいろな女性芸能人を出して、あーだこーだ言い合った。
たとえば、志田未来はトップ10に入らないとして、ではトップ30以内には入ると思うか、とか、いや入らないだろう、とか
では 多部未華子はどうなのか、とか


あえて王道と思われる女性芸能人をハズして、何十位くらいに食い込むか、という

まるで不毛な議論を繰り広げた。

ある一人が、本当の1位に「優香」を推すから(我々はそういう世代なのだ)、
ほとんどその連想ゲームで、野村佑香っていたよな!って話になった。


野村佑香


90年代、ドラマの中学生役、女子高生役といえばほとんど出てきたのが野村佑香だった。
ほんと出ずっぱりだった。
自分が同じ世代だったからなおさら覚えている。

ところが、あるときからぱったり見なくなった。


今日になって、どうしても気になるのでWikipediaで調べた

彼女は3歳から子役として芸能界で活躍して、とくに小学生、中学生、高校生のころは忙しい日々をすごした。
にも関わらず、一般入試で優秀な大学に入学して、それを機に一時芸能活動を休止するなどした。

というのが概要。

すげーヤツだなw
普通に尊敬した。

で、気になって公式ブログを読んでみると、


愛車がマツダのベリーサだということが、書かれていてわかった。

同じマツダ乗りなのかと思うと、妙に親近感さえ沸いたw


横浜在住、成城大学卒業の芸能人のお嬢さんが、なぜベリーサを選んだのかが謎w
そこはMINIとかVWとか乗ってオシャレぶって良かったんじゃないのか?w

と、勝手な心配。

でも、マツダからしてみれば、これ以上ない模範的なターゲットユーザーのように思えてならん。
CMに出てもらえばいいんじゃね?
皇潤のCMみたく、「CM出る前から使ってました」とか言えばいいw



まさか自分でも、ブログで野村佑香を語るとはな;

勝手に親近感とか覚えたけえど、ただ、彼女をランキングにかけるとすると、
残念ながら128位。 ちなみに129位は山川恵里佳。




オマイラ「エコカー」の意味を教えてください

2011-02-16 00:55:22 | Weblog



高速道路の新料金案が明らかになった。

ETCは休日1000円で現状どおり。
現金払いは2000円上限。

平日はETC現金問わず2000円。


平日でも安くなるのは良いですね。
2000円がMAXとなれば、札幌から考えれば旭川や函館に行くときにも安くなる。
本州ならその恩恵はさらに大きくなるだろう。


そういえば、去年、山形までロードスターで行ったときは、高速代をケチって仙台市周辺の一部区間でしか乗らなかった。
あの日はせっかく日曜日だったのに、ETCが付いてないために割引なし、という仕打ちを食らった。
2000円上限となれば、ETCの2倍とはいえぜんぜん安い。もし八戸から山形まで全部高速道路に乗れば、3時間程度で着くんだろう。
(あのときは休憩しながら10時間くらいかけて行ったw)



さて、この新料金について、「エコカー」は平日休日問わず毎日1000円になる。

ここで言う「エコカー」は、ハイブリッドカー連中(エコカー免税を受けれる車。EVや次世代ディーゼル車も含まれる)のうち、一定の燃費基準を満たしたもの、とされる。

この点は、ある程度、評価されることだと思った。

現状では、ハイブリッド車は全てエコカー「免税」を受けれる。
たとえ環境に悪い車だとしても、燃費が悪いとしても、ハイブリッドの免罪符があれば免税となる制度が横行している。

このことはとても理不尽で、まともではない状態だった。

高速道路の新料金案では、この点に着目して、ハイブリッドカーの中でもちゃんと燃費の良いもののみを割引にする条件が盛り込まれた。




これに習って、重量税・取得税も、現状の「免税」になる不合理な基準を見直してほしい。

レクサスの一番でかいLSのハイブリッドモデルは、1500万円くらいする。
取得税と重量税は、普通にいけば50万円くらいになる(!)
高価だし、重たい車だから、当然税金も高くなる。

これがしかしハイブリッドだから免税だ。

燃費はカタログ値12.2km/L。

たしかにこのクラスとしては優秀な燃費だ。(実燃費がどれほどのもんなのか想像つかないけど)


ただし、クラスのわりには、とかそういうの抜きにして、ただの車として考えてみれば、べつにたいした燃費じゃない。

S2000やロードスターよりも悪い数値だし、いやたぶんスバル360よりもトヨタスポーツ800よりも悪い数値だろう。
でも、とにかく50万円免税。

トヨタ免税、レクサス免税、と名前を変えればいいのに。



そんなおかしな矛盾点を、とりあえず高速道路の料金では正してくれるみたい。

ま、1000円なのか2000円なのかの違いなだけで、たいした額じゃないけど、それでもすこし安心。



当然、この「エコカー」のなかには、うちのデミオは入らない。
新型のマーチも、新型のヴィッツも入らない。


ややこしい「エコカー」の定義。
使われる場所や場合によって、その定義が様々に変わる。

三菱トレディア

2011-02-15 00:44:46 | Weblog
トヨタの新型ラクティスの、スバル版はトレジア。
CMでもやっている。

トレジアと聞いて、トレディアを思い出した俺はヤベーだろうかw

小さい頃みていた車の絵本に乗っていた。三菱トレディア

リンク先を見てもらうとわかるけど、結構残念な車だったようだw
そうだな、俺が持ってた絵本でも、既に三菱のページの隅のほうに小さく乗っている程度だったけど、
82年に発売されたときは、当時まだFRのランサーから取って代わる看板車種として、三菱のFFの大本命として発売されたらしい。
同じカタチの車で、販売店ちがいでコルディアという車もあった。

ごく個人的には、今の目で見て、べつにカタチも悪くない。いやむしろ、スタリオンと通ずる雰囲気があってクリーンでカッコイイ。
後期モデルではデジタルメーターがついたり、ターボモデルも追加されたとかで、なかなか魅力的な車だ。

当時はまだ、この手のセダン・ハッチバックが販売の主流で、このクラスが一斉にFF化されていくなかで、新しい名前の車ではダメだったのかも知れない。結果論からいうと。

ファミリアもサニーもカローラも、皆同じ名前のままFF化していった。
結局、三菱もトレディア・コルディアには早々に見切りをつけて、ランサー、ミラージュをFF化させたとのこと。
そしてランサーもミラージュもちゃんと売れて、その後しばらくは三菱の看板車種としての役割を果たした。


三菱って、俺の個人的なイメージだけど、良い車を作ってもそれをうまく育てるというか、宣伝していくのが下手なんだろうと思う。
マツダあたりもそうだと思うけど。


80年代にはすでにターボと4WDをフルランアップさせて時代を先取りしていたのに。
それは、90年代にパジェロやデリカ、RVRで一定の成果をあげたかも知れないけれど、その後には続かなかった。
ランサーエボリューションでのみ、細くトンガったカタチで突出した成果をあげているかも知れないけれど。

たとえば、4WDといえば三菱、みたいなイメージを浸透させられていない。
たとえば、スバルなら、小型車だとしてもスバルの4WDなら安心と思う人は多い。
三菱には、ランエボのほかにパジェロというイメージしやすい武器があったのに、三菱の小型車に4WDのイメージというのはあまり無い。

パジェロがまだいまよりもネームバリューがあった頃、もっと小さなRAV4やCR-VのようなSUVを作ったら、絶対売れたのに。
そのときに、まじめな4WDシステムなんて必要なかったろうと思う。
CR-Vが売れたくらいなんだからw
CR-Vからすこし遅れてパジェロioってのも出たけど、そのときには既にパジェロ風なカタチは都会的ではなくて、ダメだったのだろう。
CR-Vが発売されたその年(96年)に三菱は、チャレンジャーなんて本格的なクロカンを発売したくらいだからね;
当時既にパジェロも一時期より売れなくなりはじめていたというのに。


なんだか、三菱批判になりそうだからやめとこうか。
でも個人的にはこういう不器用な部分が好き。


逆にホンダはこのあたりで上手いことやって、目に見えてシェアを伸ばした。
乗用車のノウハウしかないホンダは当時、RVブームからかなり遅れてオデッセイを出した。
苦肉の策でアコードをベースに、背の低いミニバンとした。
CR-Vなんてシビックをベースに作った。

ボディ剛性とか、走破性とか、まじめなことを言ったら絶対ありえない手段で、きっとパジェロを作った三菱には絶対できない方法だったことだろう。
でも、人々はそういう車が欲しかったってことだろう。

パジェロのような走破性を求める人はごく一部で、大多数の人はパジェロみたいなちょっとSUV風の、だけどカッコイイ車を欲してたんだろう。
そこに付け込んだホンダは上手かったのだろう。


バブルがはじけた頃、トヨタ、日産に続く第3位メーカーは三菱とマツダとホンダが争っていたのに、90年代が終わるころには圧倒的にホンダが勝って、もうすぐ日産に追いつきそうになっていた。


新しいアイディアで上手いことやるホンダも良いけど、不器用な三菱やマツダもそれはそれで魅力的なメーカーだ。

三菱は90年代にもうひとつ凄いものを作った。
直噴エンジンだ。

96年のギャラン・レグナムで世界初の実用直噴エンジンを搭載して、カー・オブ・ザ・イヤーも取った。
三菱はリコール隠し問題と前後して、直噴エンジンGDIの生産をやめた。

今、世の中は直噴エンジン全盛だ。
ターボとの相性が良いため、小排気量の直噴エンジンとターボを組み合わせる手法が、フォルクスワーゲンを中心に盛んだ。
今や三菱以外の全ての国産メーカーでも直噴エンジンが作られている。

三菱はどうするのか!?
あのGDIまでも、せっかくの世界初をムダにするのか?w

きっと中の人たちがひそかに今、GDIの進化版を作ってると期待したい。
それとも、電気自動車のi-Miev一本で勝負するのかな・・・





RX-8欲しくなっている件

2011-02-11 01:02:36 | クルマ


トヨタの「シロ」が証明されたとかで、アメリカでも一転してトヨタ叩きをした議員を批判する論調が強くなっているそう。

日本人としても、この事実は喜ばしいことだと思います。
日本の新聞各紙でも、このニュースを取り上げて、トヨタの巻き返しが始まる的な、トヨタの肩を持つニュアンスの記事が目立つ。


個人的には、このトヨタの一連のリコール問題は、最初からハメられていると信じていたので、いまさら特に思うこともないのだけど、

当時は日本でもトヨタのネガティブキャンペーンが盛んだったのを思い出す。


アメリカのいろいろな力が働いて、トヨタをおとしめている動きは明白だったのに、それに便乗して、「プリウスのブレーキが効かない」なんて主張していた日本人たちは皆どこへ行ったのだろうか。


ハイブリッドカーが普及することには、どこか抵抗を持って見ているのが本音だけど、それとこれとは別で、
今回のトヨタはよく頑張ったな、って思うw
偉そうな言い方だが。




さて、画像は、RX-8。

プリウスとはかなり違う成り立ちの車だ。


でもどうだろう。

個性的なパワートレーンを持って、実用性を両立させて、自動車の将来に向き合って開発された点では、どちらも同じかも知れない。



RX-8


このRX-8は友達が去年買ったもので、1泊2日借りて乗り回させてもらった。

タイプRSというトップグレード。
エンジンはタイプSと一緒で、専用の19インチ鍛造ホイール、レカロシート、ビルシュタイン、専用エアロがつくモデルです。

乗ると、当然素晴らしいですよね。

なにより音がいい。
ロータリーだからと分かっていても、それにしても聴き入ってしまう。

ロードスターから比べたら大きいボディとはいえ、基本的にはコンパクトで軽量。
ハンドリングもクイックで、ロードスターと通ずる感覚です。


4人のりを実現させたために、運転席の着座位置がロードスターよりも前方になることが、ちょっと違和感があった。
意識してみてみると、ダッシュボードが前後方向に短くて、かなり前方に座らされていることに気づく。
ほとんどエンジンルームに脚を突っ込んでいるような感じで、これこそがロータリーエンジンのコンパクトさが可能にしてくれたパッケージング。

これによって、後席に実用的な空間が確保できたのだろう。

とはいっても、運転席のポジションは、普通の乗用車に比べれば後方にされているから、FRスポーツカーとしての雰囲気はくずされていないと思う。



可変レブリミッター。レッドゾーンを示す部分が、エンジンの温まりによって変動する。
ちょっとした子供だましっぽいギミックw


札幌や苫小牧までを走り回っての燃費は、7.5キロ/L程度。
苫小牧にいくと燃費が伸びるから、デミオなら17キロ、ロードスターなら12キロくらい走ったであろうから、そう考えると、やっぱりロータリーエンジン、燃費が悪いのかな?って思わざるを得ない。

ま、RX-8の名誉のために言うと、235馬力を出すエンジンで、18インチのスタッドレスを履いているのだから、多少燃費が悪くたって仕方ないことではあるだろうね。

ロータリーエンジンのやみつきになる気持ちよさから、どうしても回転数を上げがちになってしまう。
なるべく5速、6速を多様して走ったつもりだけど、発進加速のときにはどうしても誘惑に負けて4000回転を超えそうになってしまう。
そのことも燃費の悪化を誘発する。
ただのレシプロエンジンなら、ある程度トルクの盛り上がりを得たら、べつにそれ以上まわしたいとは思わないだろう。

ってことで、ロータリーなら燃費が悪いなりに、それを補ってあまりある気持ちよさを得られるのです。ということで納得できてしまう。





というわけで、いまRX-8が欲しいです。

中古ならタイプSもかなり安いですよね。
130万円くらいでかなり程度が良いのが見つかります。

燃費はたしかに、実際に所有していく上ではネックとなるかもしれませんが、
スポーツカーを所有するとなれば、インプレッサやランエボ、あるいはZやスカイラインだって、それなりに燃費は良くないだろうから、
必ずしもロータリー特有のネガってほどでもないというふうには思います。

八百長

2011-02-06 00:00:20 | Weblog

バナナのぬいぐるみを枕にして寝る犬山。

動物も、枕があると楽なのかな。
教えたわけでもないのに、やわらかいものがあると自分で勝手に枕みたいに頭のせて寝ることがあるんですよね。



さて、大相撲の八百長疑惑で大変な騒ぎなわけですが、
俺は相撲にはあまり詳しくないわけだけど、

でも、なんにしろ終わってるわな、と思う。


過去にこの八百長について写真週刊誌が提訴されて、負けているわけでしょう?

もう、そのことだって真実はどうだったのか、って誰だって否が上にも考えてしまうわな。
裁判までもが八百長だったのか?って、そういうことだって考えてしまう。

今回あらたに発生した問題、とか言うけど、
どうしてそんなこと言うんだろう。

見ている一般の我々は、既に「昔からあったんじゃないの?」って目で見てしまっているというのに。

仮に客観的な目で見たとしたって、「過去には無かった」かどうかなんてすぐに分かることじゃなくて、調査する余地があるんじゃないのか?


そりゃ、「過去にあったか無かったか」なんて、今となっては分かるわけないし、誰もが「無かった」と口をそろえれば、
迷宮入りしてしまうことではある。
けれども、それを調べようとする姿勢を示す必要があるだろう。

過去には絶対ありませんでした。なんて説明で、


そうですか、じゃあ今回はじめてそんなことが行われたんですね、関わった力士を処分しましょう。


そんなことで、解決するだろうか。



相撲って、生身の人間がぶつかりあう。
ルールはシンプルだ。
そこが大きな魅力だろう。

柔道も、ボクシングも、レスリングも、格闘技は全般にそうかも知れない。


けれども、そこに八百長が存在したとなれば、魅力は「半減」とかそんなレベルのものではない。
「皆無」となってしまうのではないだろうか。


野球とかサッカーとか、バレーボールでも何でもいいんだけど、
球技というのは、球や道具を使う競技だ。

もし野球やサッカーに八百長があったとして、それは大変に残念なことだろうけど、
時折見せられるスーパープレイなんていうものは、八百長とか抜きに純粋にすごいものがある。
超絶スーパーキャッチとか、起死回生のダイレクトボレーシュートとか、

そういうところにヤラセなんて有り得ない。
仮になんらかのヤラセだとしたって、そのプレー自体は単純にすごい、って思う。


でも、相撲はそういうものじゃないから、勝敗だけじゃなくて、その手段・ワザまでも申し合わせていたのだとしたら、

本当に魅力を感じることが出来なくなってしまう。





実に勝手なことを言わしてもらうと、

相撲って特殊な世界だ。


中学を出て、すぐに部屋に入る等、若いときからその世界に飛び込んでいく。
詳しいことはわからないんだけど、大学を出てから相撲の世界に入るケースなんて、あるのかな?
あってもかなり稀なケースなのでは?

そういうわけで、かなり外の世界とは隔離された世界のように思う。
プロ野球やJリーグでは、高校、大学、社会人、いろいろなところから入団してくる道がある。
このあたりの違いが、大相撲の特殊性だと思うのだ。


給料体系の問題もあるようだけど、このような外の世界とは隔てられたことが感覚を狂わせたり、中で(部屋を越えて)互いに守りあうようなシステムが築かれたひとつの要素となっているのかな、などと考えました。






こういうのに、八百長もクソもないでしょう!




何回見てもすごいよな・・・w
笑うしかない。
人間ってすごいw

雪が降った次の日の朝に、思うこと

2011-02-02 15:16:59 | Weblog




昨夜までは大雪で、今朝は晴れたからとても綺麗だった。

昨日のロンドンハーツでは、スタジオにいる芸人たちによる「好きな芸能人ランキング」で、石原さとみが1位になって殿堂入りしたことが、今日になっても不服だ。

石原さとみ自体は良いとしても、それを言うなら芸能界にならもっと良いのがいるだろう、と強く思ったものだw

石原と最後まで競ったのは、ほかに 宮崎あおい と 檀れい。
やむを得ずこの3人の中から決めるなら、宮崎あおいだろうけど。

さらに、この3人に絞る前の段階では、椎名林檎や蒼井優が多くの票を得ていたのだから、手に負えない。

そして思ったのだ。
この芸人たち、本当にかわいいと思うのがほかに居たとしても、若いグラビアアイドルとかバラエティに出るような女は、妙にリアルになるからあえてズラしてんだな、と。
プライベートでもちょっと知ってたりしたら、言えなくもなるだろう。

そう考えれば、椎名林檎も蒼井優も宮崎あおいも檀れいも、バラエティ番組とは一番遠い順の芸能人に思えてくる。

当たり障りなさそうな。


ブラマヨ吉田は、井川遥をあげて「人間の顔の答えだ」とさえ言って、俺をうならせたのに、結局、井川遥は吉田の一票で散った。
相武沙季も1票で消えた。
北川景子だって出ていない。

芸人1人あたり、1位から5位まで5人をあげることができたのに!



ようするに、今日ここで一番言いたいことは、

なんで、誰も佐々木希を入れないのか、ということです。
これに尽きます。

これは、グランツーリスモにポルシェが入っていないのと同じくらい不自然なことなのです。