2年ほど前の
初代sakubun号の殉職の様子。
享年8年目(初度登録から)、14万km。
なんか、前の携帯電話いじってたら出てきた;
後ろバンパーは取れ、後左タイヤはバースト、ホイールはゆがみ、後ろガラス、左ドアのガラスもパリンパリン、
フロントガラスにもたくさんのヒビ。
エアバックぼーん!
俺、無傷という快挙。
っていうか、こういうことしたらいけませんて。
自分でも恥ずかしい。
モナコGP前に、佐藤琢磨が木村拓哉との対談で、
「こんなところで時速300kmも出すのは考えてみたら怖ろしいんだけど、走ってるときは、もっと速く走りたいという思いが勝る。先の動きが予測できて、コントロール下にあるとき、恐怖はそれほどでもない」
ということを言っていました。
なんとなく解るような気がするんですが、
事故当時の俺には、完全に後半部分が欠落していました。
あるいは、コントロール下にあるかのような勝手な感覚を持っていたのかも。
1300ccのFF,5MT、タコーメーターも着いてないsakubun号で、支笏湖線を走りに行くわけです。
そうすると、速いクルマがたくさんいる。
ところが、中にはチンタラ走ってるスポーツカーも居る。
流してるのか、それとも本当にショボいのか。
怖いもの知らず、恥知らずのsakubunは、それを追い越してみる。
追い越し返されても、スペックのせいに出来るのでヘコたれない。
ごくまれに、頑張ると追い越されないケースがある。
そうか、考えてみれば1300とはいえ、重量1000kg程度、GⅢを履いたファミリア、下りならヤリカタ次第でじゅうぶん速くなるはずだ、
と、
服部尚貴のFFドラテク教本みたいの読んで、
真に受けて、
やってみると、
意外や、
今までどれもめっちゃ速いと思ってたスポーツカー達も、
1600cc程度のものまでなら、少しだけの距離を食らいついていけるようになる。
それどころか、直線で離されるぶんをコーナーで縮められる時がある。
少しずつ技術を向上させていたのかも知れないけど、それ以上にどんどん勘違いを進めていく。
リアが流れても、どういうわけか立ちなおせていた。
たぶん、絶対的な速度が低かったんだと思うけど。
でもそんなことでタックインが出来るようになったと思っていた。
(現象としてはタックインだったんだろうけど)
そういう勘違いを進めたあげく、
とある雨上がりの夜、まだアスファルトが乾ききったかどうか、というコンディションで、某プレリュードと追いかけっこした。
どう考えたって、戦いになりようもない。
かたや200馬力、社外サスとか色々。
なのに、テンションだけで走って、
そして死亡。
愚かさに凹む。
クルマがクルンクルンってなって、途中から前が見えなくなって、
気がついたら道路左脇に綺麗に止まってた。
そして写真の状態。
無傷の意味がわからない。
死んでもおかしくないっていうか、死んだほうが(略
30分くらいして、救急車とパトカーが来て、
「ケガ人は?」
って、もっと大怪我を想定したらしい口調で言ってた。
そりゃそうだろうなー、と思う。
場所が場所だったけど、
車種が普通だったので、なんとも思われなかったらしく
むしろ警察の人すごく心配してくれた。
これがロードスターだったら、もっと冷ややかな扱いを受けたに違いない。
とはいえ、警察の人の対応に関係なく、俺がしたことはとても恥ずかしいことで、
また、同じように夜の峠を走ってた人にも迷惑をかけた。
以来、夜の支笏湖にはほとんど行かなくなった。
恐怖心さえなければ、ファミリアでも下りの直線で180km/h出せてしまう。
考えれば考えるほど、ありえない。
死と隣り合わせ。
でも、そのときは何も考えてなかった。
子供だったんだなー。
そういう、アクセルさえ踏み続ければ速度が出てしまう道なので、
もう怖い。
もっとクネクネした道で、7割程度に走るほうが楽しい。
俺の7割なので、かなりユクーリなんだけど;
速度じゃなくて、楽しいかどうか、が重要。
もっとも、支笏湖線にもクネクネする箇所はある。
風景も最高で、ここはやはり午前中に走るのが最高のようです。
というわけで、
交通安全を改めて確認し、支笏湖いってきます。
初代sakubun号の殉職の様子。
享年8年目(初度登録から)、14万km。
なんか、前の携帯電話いじってたら出てきた;
後ろバンパーは取れ、後左タイヤはバースト、ホイールはゆがみ、後ろガラス、左ドアのガラスもパリンパリン、
フロントガラスにもたくさんのヒビ。
エアバックぼーん!
俺、無傷という快挙。
っていうか、こういうことしたらいけませんて。
自分でも恥ずかしい。
モナコGP前に、佐藤琢磨が木村拓哉との対談で、
「こんなところで時速300kmも出すのは考えてみたら怖ろしいんだけど、走ってるときは、もっと速く走りたいという思いが勝る。先の動きが予測できて、コントロール下にあるとき、恐怖はそれほどでもない」
ということを言っていました。
なんとなく解るような気がするんですが、
事故当時の俺には、完全に後半部分が欠落していました。
あるいは、コントロール下にあるかのような勝手な感覚を持っていたのかも。
1300ccのFF,5MT、タコーメーターも着いてないsakubun号で、支笏湖線を走りに行くわけです。
そうすると、速いクルマがたくさんいる。
ところが、中にはチンタラ走ってるスポーツカーも居る。
流してるのか、それとも本当にショボいのか。
怖いもの知らず、恥知らずのsakubunは、それを追い越してみる。
追い越し返されても、スペックのせいに出来るのでヘコたれない。
ごくまれに、頑張ると追い越されないケースがある。
そうか、考えてみれば1300とはいえ、重量1000kg程度、GⅢを履いたファミリア、下りならヤリカタ次第でじゅうぶん速くなるはずだ、
と、
服部尚貴のFFドラテク教本みたいの読んで、
真に受けて、
やってみると、
意外や、
今までどれもめっちゃ速いと思ってたスポーツカー達も、
1600cc程度のものまでなら、少しだけの距離を食らいついていけるようになる。
それどころか、直線で離されるぶんをコーナーで縮められる時がある。
少しずつ技術を向上させていたのかも知れないけど、それ以上にどんどん勘違いを進めていく。
リアが流れても、どういうわけか立ちなおせていた。
たぶん、絶対的な速度が低かったんだと思うけど。
でもそんなことでタックインが出来るようになったと思っていた。
(現象としてはタックインだったんだろうけど)
そういう勘違いを進めたあげく、
とある雨上がりの夜、まだアスファルトが乾ききったかどうか、というコンディションで、某プレリュードと追いかけっこした。
どう考えたって、戦いになりようもない。
かたや200馬力、社外サスとか色々。
なのに、テンションだけで走って、
そして死亡。
愚かさに凹む。
クルマがクルンクルンってなって、途中から前が見えなくなって、
気がついたら道路左脇に綺麗に止まってた。
そして写真の状態。
無傷の意味がわからない。
死んでもおかしくないっていうか、死んだほうが(略
30分くらいして、救急車とパトカーが来て、
「ケガ人は?」
って、もっと大怪我を想定したらしい口調で言ってた。
そりゃそうだろうなー、と思う。
場所が場所だったけど、
車種が普通だったので、なんとも思われなかったらしく
むしろ警察の人すごく心配してくれた。
これがロードスターだったら、もっと冷ややかな扱いを受けたに違いない。
とはいえ、警察の人の対応に関係なく、俺がしたことはとても恥ずかしいことで、
また、同じように夜の峠を走ってた人にも迷惑をかけた。
以来、夜の支笏湖にはほとんど行かなくなった。
恐怖心さえなければ、ファミリアでも下りの直線で180km/h出せてしまう。
考えれば考えるほど、ありえない。
死と隣り合わせ。
でも、そのときは何も考えてなかった。
子供だったんだなー。
そういう、アクセルさえ踏み続ければ速度が出てしまう道なので、
もう怖い。
もっとクネクネした道で、7割程度に走るほうが楽しい。
俺の7割なので、かなりユクーリなんだけど;
速度じゃなくて、楽しいかどうか、が重要。
もっとも、支笏湖線にもクネクネする箇所はある。
風景も最高で、ここはやはり午前中に走るのが最高のようです。
というわけで、
交通安全を改めて確認し、支笏湖いってきます。