Skb-RS ~ロードスターはじめました~

北海道でロードスター(NB8C)と
デミオ・スポルト(DE5FS)を放し飼いする日記。

Skb-RSとは・・・

春になりました

2011-03-31 23:50:10 | Weblog



ロードスター取り返した。


今年は、3月になってから寒くて、雪解けが遅く、家の前の雪がなかなか溶けなかった。
なので、ずっとロードスターを戻してこれなかったけれど。
3月最終日になってようやく。

駐車場は3月いっぱいまでしか契約してなかったから、内心ひやひやだった。
つい3日前くらいまで、本当に寒かったですからね。

ここ3日くらいで、気温が7℃くらいまであがるようになって、むりやり雪山をくずして溶かしまくりました。

かろうじて車を無理やり突っ込んで停めれるくらいには、スペースを確保した。



停めていた立体駐車場には、あいかわらずS2000が停まってた。
あのS2000は、年中あそこにあるのかな。

最終型の専用エアロのついた限定車。見る限り、車高もホイールもドノーマル。
あれは高く売れそうだなぁ^^
欲しい。


S2000って、2000ccで初期型は250馬力という、量産車としてはスゴいスペックで、
このことがS2000のエンジンの凄さを物語っていますが、
たとえば、インテグラと基本を共にするエンジンを用いて200馬力程度の仕様のS2000があったら、
どうだったんだろうな。
200馬力で、250万円くらいなら、買ったのになぁ、って人多そうw

でも、インテRでも250万円以上したから、オープンボディでFRで、250万円は無理だったか。



あれですよね、
人々はいつだって、
「○○のような車が出たら、今すぐ買うのに」って、言うじゃないですか。

でも、実際出たら、買わないんですよねw
そういう人が多いw


シルビアだってS2000だってMR-Sだって、結局数は売れなくて無くなってしまった。
そりゃ、スポーツカーだからそれほど多くの数は売れないだろうけど、
せめて「ハチロクのような小型FRが出たら買うのに」とか言ってるばかりの人らが、
もうちょっと本気でちゃんと考えてたら、いくぶん違っていたのではないかな。


そういうわけで、もうすぐ現代版ハチロクのような車が出るけど。
売れるでしょうかね。
売れて欲しいと思いますよ。

いざ出たら、「250万円もするならハチロクではない」
      「デカすぎる」
      「電子デバイスだらけで面白くない」
      「デザインが嫌い」

とか、絶対なりますよ。

それで、台数はさほど売れない、ってなりそう。


そういうのは良くないですね・・・。

とりあえず乗じて言っておけ

2011-03-31 01:05:37 | Weblog
いまは、とりあえず不謹慎とか言って、自粛しておけばいいみたいな風潮がありますね。

とりあえず「不謹慎」を指摘することで正義ぶったり、自粛することで配慮が行き届きまくってる風に演じてるかもしれない。

でもそうだとしても、こういう気配りや遠慮のある日本の文化は、良いことだとは思いますけどね。

そういう自粛ムードに対して、「そろそろ自粛ばっかりもやめようぜ」「経済まわしていかないと!」っていう
動きが出始めてるのは、健康的で良い流れだと思います。



「とりあえず言っておけ」という流れは、べつに震災に限ったことではなくて、
つい最近でいうと、「とりあえずエコって言っておけ」という流れがありました。
いや、今もあると思う。
まぁ、原子力と電気の神話が崩壊しつつあるので、今後はどうなるか分からないけど。

あとは、「禁煙って言っておけ」というのもある。
とりあえず「当店では全面禁煙(分煙)してます」は、絶対的な正論になった。

エコや禁煙に取り組めば、それは社会的に貢献している企業として立派に存在しているのだ、と言わんばかりに。

それに変わるものとして、震災以降の絶対的正論となったのが「自粛」と「節電」


それはそれで良いのだけど、そのことで「やったつもり」になるのはなんだか滑稽だし、危険だ。


選挙活動が始まったらしいけど、候補者の主張みたいのを見ていると、皆が
「災害対策」とか、「防災都市・システムの構築」とか、そんなのばかり。


これこそ最悪の「とりあえず言っておけ」

たしかに災害対策は大事だ。
だけど、それは今度の地震がなかったら、絶対いちばんには言わなかったでしょ。
そりゃ、地震があったから有権者の関心は高い。だから、それについて説明することは必要かも知れない。

だけど、たくさん語るほど準備する時間なんて絶対無かったはずでしょ。
地震が起きてからまだ2週間。
本当に語るに値する、明確な防災対策のビジョンはあるのか。
どうもそうは思えない。


南三陸町の防災放送で、自らが津波にのまれる瞬間まで、放送で避難指示を叫びつづけた若い女性職員。
彼女は、そのとき本当に必要な言葉を、命をかけて、命を捨てて、町民に伝え続けた。
なにも、そこまでする必要はなかった。
途中で投げ出して、役場の上の階へ逃げたって、十分役割を果たしていたはずだ。
でも、そういう理屈ではなくて、自分の役割を最後まで果たすために伝え続けた。


津波から逃げるよう指示する放送は、言葉としては単純な言葉で、何度も連呼しただけかも知れない。
だけど、そこには強い責任感と信念があった。


こういう責任感や信念が、選挙の立候補者にはあるだろうか。
政治家や東京電力の社長や、原子力保安院だかの役人には、あるのだろうか。

言葉巧みに飾りをつけて、それっぽく聞こえるようにまとめあげる話術の披露会のような会見は、全く意味をもたない。

シンプルで良いから、国民が、避難生活の人々が、信じて良いと思える説明とメッセージが欲しい。んじゃないか

命がけの防災放送、命がけの放水活動、44歳のゴール

言葉ではない、その行動で、みんな心を動かされているのではないだろうかね




頑張ったら必ず乗り越えられる説は本当か

2011-03-30 00:42:52 | Weblog
カズのゴール、感動した。
あんな44歳、めちゃくちゃカッコイイな。


ここをいつも読んでくれている人は(そう多くはいないと思うけど)、俺がひねくれモノだということは知っているだろうけど、
最近、思うのです。

芸能人とかスポーツ選手とか、皆テレビで「頑張ろう」とか言うメッセージを贈ってるじゃないですか。
「頑張って」とか「お見舞い申し上げます」はわかるとして、

「乗り越えられない困難はない」とか
「絶対に明るい未来がある。一緒に頑張ろう」

みたいなメッセージが出てくるときがあるじゃないですか。

わからないんですよね、こういうメッセージの意味が。


「乗り越えられない困難はない」というのは、これまでの人生の困難を乗り越えてきた人が言ってるだけでしょ。
これと似てることで、アイドルとか歌手が「夢は信じてれば絶対叶うよ」的なことを言うけど、夢が叶った人が言ってるだけでしょ、って、考えちゃうんですよね。
「夢は叶えられなかったけど、でも、夢に向かって頑張ったから今の自分がある」みたいな話なら、素敵だと思うんですよ。

そういうわけで、被災地の人たちに、「乗り越えられない困難はない」とか言うのは、
「なにをのん気な・・・」って、

思ってしまうんです。

だって、自分以外の家族全員が死んだ人も居るんだよ。
死んだ人は、もう帰ってこないんだよ。どんなに頑張ったって、蘇ってはくれない。
家族の平和な暮らしを取り戻したいという夢は、もう絶対に叶わないのだ。
そういう絶望の中にいる。

町が壊滅したところでは、今後どこに町を作るのか、という自治体としての根本的な難題が立ちはだかる。
同じ土地に町を再建するべきだろうか。
でも、自分が先祖代々引き継いだ土地に拘る人だって、絶対いるはずだ。
内陸に住めば、津波の恐れは減るかもしれないけど、町全体が漁業で成り立っていた地区は、そんなこと不可能だ。
どうすればいいのか。

こういうところに、阪神大震災とは違う絶望さがある。
耐震性を上げた建物を作り直せばよいわけではない。

だから、避難所の人々は、今後どうなっていくことで町は復興し、少しでも元の生活に戻っていけるのか、というビジョンが、

まったく立たない。

誰が悪いんでもない。



ただ、現実に立ち向かわなくてはならない。
「地震でたくさんの人が亡くなりました」→「一緒にがんばろう。かならず良くなるよ」


そんなの全然、お見舞いにならない。
そう思えて仕方ない。

もっと言えば、浅はかな「心配してますよアピール」にさえ聞こえてしまうのだ。

もちろん、俺だって、
かけられる適切な言葉もわからないし、
もしマイクを向けられれば、「一緒に頑張りましょう」みたいなことしか言えないんだろうと思う。


だから、これも、誰が悪いっていうわけじゃないのだろう。
ということも、分かっている。




さて、そんななか行われた今日のサッカー。

カズのゴールには本当に感動したし、全体を通しても良いプレーがたくさんあって、
日本全体を勇気付けてくれたと思う。

サッカー選手は、サッカーをすることで人々に勇気とか元気を与えられるのかもしれない。
野球選手は野球をすることで。


そんな風にスポーツ選手ほどの影響力は当然持ってないけど、
人々は、自分がいま与えられている仕事を、全うすることで日本全体を元気付けていくことしか、出来ないのだろうと思う。

コンビニのアルバイトの人は、それを頑張る。
車を売る仕事の人は、車を売ることを頑張る。
道路工事の人は、道路工事を頑張る。


結局、そうやっていくしかないんだろうね。





日本はかならず復興する、という言葉をテレビでよく聞く。
わざわざテレビで言うってことは、「もしかしたら復興しない」ケースも含んだ言葉なのか。
意味がわからない。
復興するしないに言及することが無意味。

それこそ、多くの芸能人が「必ず明るい未来がまっている」みたいなこと言ってるじゃん。


どっちよ!?




そして、どっちの言葉にも違和感を持つ俺も、どうなってんだろ;



日本は、戦後の復興について、いかにすごいことだったかというのを、
テレビでも社会の授業でも、さんざん聞かされて来た。

1945年には、東京も広島も長崎も焼け野原。
そこから頑張って、
10年後には「もはや戦後ではない」
20年後には新幹線も高速道路も出来ていて東京オリンピックも終わっていた。
30年後には世界2位の経済大国になっていた。

この復興はすごい。たしかに。


でも、もっと言えば、

日本は明治維新の後、わずか38年で、中国とロシアと戦争をして、勝った。
このことも、かなり凄いことだと思う。
当時世界最強だったかも知れないロシアのバルチック艦隊を撃退して、且つ日本軍はほぼ無傷だったというのだから、
ヨーロッパの列強がどれほど驚いたことか。


もちろん戦争はよくない。
人間同士の争いなのに、天災以上の死者が簡単に出てしまう。自国にも相手国にも、たくさんの犠牲を生むことになる。
絶対によくない。

けれども、20世紀前半の世界では、軍事力はとても重要な意味を持っていて、その点で戦争に連勝して列強入りした日本の、
技術力とかは、日本人として誇りに思って良いのではないだろうか。


その意味では、日本の第二次大戦後の復興は、奇跡的なことではなく、
日本人はいつだってそうやってきたのだろう。

戦争は良くないことだから、その点で歴史の授業では、この頃の日本がすごいとは教えてくれない。
そして、第二次大戦後のすごさだけを強調する。

それはそれで、確かに平和が大事だから、教育として必要なのかも知れないけど。

なんかよくわからなくなってしまったけど、


結局は


みんなで一緒にがんばろう。
ぜったいに乗り越えられる。




こうなってしまう罠。。。

いま、言うことかどうか微妙だとは思ったけど

2011-03-28 00:39:02 | Weblog
ある大学の工学部の教授と話をした。

この先生は、とくに原子力に詳しいらしい。
そもそも、1970年代に福島原発が作られる頃、その開発に携わった会社のうちのひとつに居て、間接的にそれに関わった経歴を持つ。

この方いわく、やはり原発に関する報道のされ方が、ひどい、ということ。

放射線の数値など、むやみに不安を煽るような報道もある一方で、
かなりヤバいんじゃないか、という事象を、さらっと触れてしまったり。


「そもそも、あんな海の近くに原発があること自体、問題があることで我々はいつも、もっと高台に建設すべきだと言っていたんだよ」

そう言っていた。
原発では、燃料を冷却するために海水を使う。
そのために海に隣接した土地が、好ましいという事情はある。
とはいえ、俺のような素人が考えても、海も近くて高台になっている土地、というのはけっこうある。
そういうところでは、ダメだったのか。



「ほんまでっかTV」でも人気の、武田教授は、北海道新聞のコラムでこう書いていた。
「建設費を2割あげれば、震度7に対応する発電所を作れた。でも、そうはしなかった。
 もし、安全性があがることで電気代が上がったとしても、国民は理解したのではなかっただろうか」



そして、その武田教授がある番組で語ったのがこれ




なんでもかんでも批判するのはよくない。
今の日本では、前向きになるべきで、皆が一丸となるべきで、批判的なことを言うべきときではない。


けれども、起きてしまった地震とは違い、原発の問題はいまも進行形で続いている。
復旧作業のなかでも、問題がおきている。


武田教授の意見は、衝撃的だけど、
このことは、原子力発電所のみならず、日本の政治のあり方についてさえ言えることだと思った。


二度とこのようなことがおきないように、これからの発電所は、万全を期したものにしてほしい。

でも、そのためには今の原発のほとんどは、今のままでは使えないだろうな

がんばろう

2011-03-22 00:53:33 | Weblog
10日が経ちました。

まだまだ被害の全容が明らかにならない状況が続きますが、一日もはやく復興への一歩を多くの人が踏み出されることを祈るばかりです。

地震からは10日が経ちましたが、「震災」は今も続いていて、これからも続いていきます。
何もできないことが、やっぱりもどかしいですね。

被災地の、避難所では未だに物資が不足して、悲惨な状況になっているところもあるそうです。

阪神大震災と比較をすることは無意味ですが、少なくとも阪神大震災のときは大阪はほぼ無事でした。
神戸や周辺都市はひどい状態だったけど、それでも難をのがれた地区やお店はいくらかはあった。


今回は、津波によって町が全部なくなったようなところが、いくつもあると聞きます。
それでいて、三陸は大きな都市から遠い。
完全に陸の孤島となってしまうのでしょう。


まだたった10日しか経っていませんが、いろいろなことがあったと思います。

良いこともありました。


震災後の日本人の秩序だった行動について、各国がそれに驚き賞賛したそうです。
天皇陛下の話の中でも、それに触れてました。

福島原発で作業にあたった人々を称える報道も、アメリカであったそう。

日本中からたくさんの義援金が既に集まっていて、世界各国からも集まってきています。
世界各国のスポーツ界からも応援のメッセージなどか伝えられます。

中でも台湾は、とくに協力的です。
地震からすぐに、まず台湾政府から20億円が贈られました。
その後、台湾では震災に向けたチャリティー番組が企画され、中田英寿やアグネス・チャン、ビビアン・スーが出演して、
20億円の義援金が集められたそうなのです。

さらに、台湾では、宝くじ1等をあてた男性が、その全額1億円(以上)を東北へ寄付したのだとか。

ただただすごいと思います。

ちなみに、台湾の国民一人当たりの年収は、日本の半分以下です。
人口は1/5。

金額がいかにすごいか、わかる気がします。
金額で大小を比べるのはよくないかも知れませんが、日本よりもはるかに経済規模も人口も小さい台湾全体から、これだけ多くの募金がよせられたという事実は、純粋に日本人として嬉しいことだと思います。

日本人は、台湾で何かあったらここまでしてあげられるだろうか。
何かあったら、次は恩返しをしてあげたいですね。




悪いことも、たくさん分かってきたと思います。

今は言うべきじゃないかも知れませんが、やはり福島原発については、衝撃的です。
原子力発電はどうなのか、つまり日本のこれからのエネルギーはどうなっていくのか、という重大な問題を多く含んでいます。

こういう事態を、どの程度想定して、どの程度そなえていたのか、ということが今後問題となっていくと思いますし、
同時に、国家的なプロジェクトであった原子力発電ですから、その安全性についてどのような部門が監査していたのか、などシステムの問題も解決していかなきゃならないと、思いました。

少なくとも、これからは全国の原発に、最低限、原子炉の建屋の屋根まで届く放水車を配備しておいてほしい。
ほんとに、びっくりしました・・・。
放水車の水がとどかない、なんて聞いたときには絶望しましたよね・・・




一方で、大気中の放射線量について、その線量の増大についてばかり報道されて、関東地区の人々に半ばパニックを誘発させているのは、困りますね。
政府がしっかりとした発表をしないのが悪い、っていう意見もありますが、個人的にはもっとシンプルで、
マイクロシーベルトとナノシーベルトを混同して使うのやめたら?って思います。
すぐにどっちだかわからなくなります;
どっちかに統一してほしい。

こちらにわかりやすく整理してくれています

東京都新宿区:0.809 μSv/h = 0.000809 mSv/h

これは、東京でいつもの2倍の放射線量が記録されて大騒ぎしたときの数値(1時間あたり)。


ということは、この数値だとしても、

普段の東京       ・・・・・ 0.0004ミリシーベルト(1時間あたり)

この日の新宿区     ・・・・・ 0.0008ミリシーベルト(1時間あたり)一時的にここまで上昇

ブラジルの観光地ガラパリ・・・・・ 0.0014ミリシーベルト(1時間あたり)

CTスキャン       ・・・・・ 6.9ミリシーベルト(1回)

東京-ニューヨーク飛行  ・・・・・ 0.2ミリシーベルト(1回)


ガン発生率が5%上昇  ・・・・100ミリシーベルト(1回)

チェルノブイリ原発事故 ・174000ミリシーベルト(1時間あたり)



チェルノブイリでは、実際に多くの市民が犠牲になりました。
子供たちもガンになるなどしました。悲しすぎる事故です。

ただ、それから比べたら、いかに小さい数値であるか。
もとが小さいんだから、変動して当然。
中国で核実験をしたときのほうが数値はあがったという噂さえありました。
日本のなかでも地域によってさえ違いがあるそうです。


そういうわけで、福島市も東京都内も安全。
いまの福島県の状態、問題の収束後もつづけば大変な風評被害になりますよね。
慎重に適切な対処が、国によってなされてほしいです。



また、こういう数値をうけて、まどわされる人々も、落ち着いてほしいものです。

こんなに大きな問題が、福島でおきていて、近隣住民には大変な迷惑がかかっているのに、

東京の一部の人々は食料や燃料の買占めにはしり、計画停電に文句を言い、停電が回避されたことにさえ文句。
しまいにはACのCMに抗議、脅迫までしてしまう始末です。
ごく一部にそういう人がいただけということだとは思いますが、情けない話です。
モラルはどこにいってしまったのでしょうか。

だまってテレビ消して節電しとけや、って言いたくなってしまいますね。


なんだか・・・。

そんな中で、埼玉県が原発周辺住民の避難者を受け入れて、スーパーアリーナに泊まらせてあげてるのは、すこし良い話です。






そんなこんなで、今度の地震では、いろいろな良いこと悪いことがたくさんあって、
政府の問題点、国民の問題点、法律の問題点、いろいろなことが分かってきて、またこれからも分かっていくんだと思います。



日本は、「戦後」の概念を捨てて、これを機会に様々な面で、国も企業も自治体も国民一人ひとりも、問題点を洗い出して、
良いものへと抜本的に変わっていく時にしていくべきだ。

戦後60年とかの概念ではなくて、震災後何年、と言う風に。
ただの悲劇で終わらすのではなくて、ここから多くのものを学び、生み出していくべきだ。


日本にはそれができる。
だからこそ日本は、戦争という過ちを経ても、すぐに戦前以上の経済大国へと復活してきたのだ。


最後はちょっとカッコイイまとめかたをしてしまった。

さあ、明日からまた仕事を頑張ろう。
それくらいしか出来ることないな;










被害を最小限に食い止めてほしい

2011-03-17 00:16:36 | Weblog
福島第一原発の事故について、その処置にあたっている人は、どんな気持ちなのだろう、と想像も出来ないでいた。

間違えなく、国民のために働いてくれていて、頭が上がらないんだけど、

もし自分がその役目を任されたら、嫌で、怖くて、逃げ出してしまうのではないだろうか、と想像した。



今日、このニュースを読んだ。
別の地方の電力会社の原発に携わる社員が、志願して福島に向かう、というもの。


涙が出てくる。
本当のプロだ。
逃げ出してしまうであろう自分は、恥ずかしい。
でも、それでもきっと、俺は逃げ出してしまうとも思う。


現地では、数百人の電力会社社員、警察消防、自衛隊員が、頑張っているという。

なんとしても無事に、事態を最小限に食い止めることに成功してほしい。


津波の被害が甚大な福島県で、原発の問題も同時に起こっている。
あまりにも酷だ。


都知事が、被災は「天罰」と表現して、批判をあびた。
こういう時期に使う言葉ではなかっただろう。
結婚式のスピーチ以上に、使う単語のひとつひとつに注意するべきだ。

ただし、都知事の発言の前後をしっかり聞けば、
彼が言いたかったのは、
「日本人(人類)の我欲が過ぎた、その天罰がおりたわけだが、その犠牲になった東北の人々はかわいそうだ」
というものだから、単に「天罰」と言っても、ニュアンスはまた違ってくる。

言葉選びには致命的なミスをしたかもしれないけど、言い得ているかもしれない。

地球は怒っているのかも知れない。


もしそうだとしたら、人間は反省をすべきだけど、
せめて原発だけは許してほしい。
どうか、とりかえしのつかない大量の放射能漏れだけは、なんとか勘弁してほしい。



昨日は静岡県富士でも大きな地震があった。
震度6という数字にマヒしてしまっているのが怖い。
特に大地震だと思わなくなってしまったけど、実際には大変な大きな揺れだ(あたりまえだけど)
犠牲者が出なかったことが本当に良かった。

こうなってくると、決して脅すわけじゃないけど、
次は、北海道や西日本でも、地震が起こることを想定するべき、だ。

脅しではなくて、予防のために。
たとえば、次に自分が住む地域に、震度6とか5とかの地震がきても、被害を出さずに済むようにしよう。
そうすることが、東北、関東で被災された人々のためになるかずだ。


いま被災地に向けてできることはない、と書いたけど、
このように、間接的にはいろいろな貢献が、できるかもしれない。


力になりたいときは、「募金」をしましょう。

2011-03-15 23:53:38 | Weblog
少しでも助かる命が助けられ、避難された方たちからはこれ以上の犠牲が出ないように、願うしかありません。

避難所での生活は、きっと想像を絶するものです。

そして、それがいつまで続くかわからない、という精神的な負担は計り知れません・・・

食料、毛布、おむつや生理用品、消毒剤など、

こういう物資が、的確に避難所に配給されてほしいです。


我々が何を出来るか、はとてもシンプルで、とにもかくにも募金、今はこれに尽きるのだと思います。
そして、献血も良いようです。

もちろん、募金は「善意の気持ち」でやることであって、強制されるべきものではない。
けれども、「なにかの役にたちたい」という気持ちを表したい場合は、その方法は「募金」でしか表せないことを、
知るべきだと思います。

東京電力の範囲内では、節電をすることも依然として大切なことだと思いますが、既に時間ごとの停電が行われているので、これ以上は大変かも知れませんね。


支援の物資を、勝手に送ろうとすることは、ぜったいにしてはだめだそうです。
現実的に、いまは宅配サービスの企業はすべて、東北地方への発送の受付をストップしているそうですが。

どこかのベンチャー社長(市議選立候補表明している)が、支援物資を送るからみなさん我が社へ持ってきてください、ってインターネットやメールで広めて、
処理しきれない量のモノと人が来て、周辺は渋滞して、警察から警告をうけた、なんてトラブルも起こったそうです。
結局、あつめた物資の中には、心無い人による使い物にならないモノも多かったとか。
しかも、この話のオチは、マトモな支援物資でさえ、発送のルートが見つからず、送れないでいる、という話。

とんでもない話です。

阪神大震災のときや、奥尻のときは、届いた支援物資の中にはガラクタとかボロ着としか思えないようなものまで届いたとか。
そういうものが届いたら、マトモなものとガラクタとを仕分ける手間がかかるので、ただただ迷惑でしかない。
ゴミだって収集にはこないのです。



というわけで「募金」に尽きますね。
金額の大小ではないと思います。

よほど、近くて安全な地域に住んでいて自力で行く場合を除いて、ボランティアに行くのは控える。
自衛隊10万人のほか、各都道府県から警察、消防・レスキューの応援が向かっています。
物資は、各民間企業や団体から、100個、1000個、10000個単位で効率よく送られるから、
個人は、出来る範囲での募金が、全国からたくさん集まって、今後の復興の大きな力になるはずです。

Yahoo!基金
goo募金



インターネットや携帯電話で、簡単に募金ができるようになりました。
阪神大震災のときには有り得なかったことだと思います。
一方で、インターネットやメールを利用して、悪質な情報が流れたり、悪質な詐欺が行われたり、しているそうです。
また、同時にメールやコピペで、募金先の案内等が広められたり、良い情報もたくさんあるようです。
チェーンメールの中にも、ちゃんと情報源を明らかにして有用な情報を回そうとするものもあるようで。
結局は、見る人が、良い情報とそうでない情報を見分ける必要があるんですね。

本当に、インターネットのあり方、使い方が問われていますね。



節電するに越したことは無いのだろうけど

2011-03-13 23:35:17 | Weblog
なにか出来ることはないか、と、地震の報道を見ていると、そういう気持ちが沸き起こるのだけど、

現実問題として、いまここで何かしてあげることは、ほぼ無い。
出来ることといったら、祈ること、くらいか。
その気持ちで、募金をしてあげたいと思う。

仮にボランティアで現地に向かいたいと思ったとしても、現状ではまだ行かないほうが良いらしい。
食料や寝床を確保できず、逆に迷惑になる可能性があるからだそうだ。


じきに体制が整ったときには、ボランティアに向かうことや、何度でも募金をすることで、なにかの助けになることができるだろう。




こうした「なにかしてあげたい」という気持ちが、人々の間から自然発生的に生まれていることは、素晴らしいことだと思うのだけど、

その気持ちを利用するような形で、悪質なチェーンメールが回っているのは、大変憤りを感じるものだ。

「有害物質が降って来る」なんていうメールが、論外のクソ野郎の仕業だとして、
「節電しましょう」のチェーンメールは、やっかいだ。

俺のところにも複数回届いたし、母の携帯にはかなりの頻度でその類のメールが届いた。
多くは「関西電力」の話だったけど、なかにはその「北海道電力」版も回ってきた。

内容は、関西電力の知人から聞いたものとして、今日の夕方から関西電力から東京電力に電気が送電される、関西でも節電して力になろう。
というようなもの。

関西電力のホームページでも、Yahoo!の特設ページでも案内されている。メールの信憑性は低い。

西日本と東日本では、使われている電気の周波数が違うことは広く知られていることだし、
そもそも、もっとシンプルに考えて、そのような大事な話が、チェーンメールで回ってくるはずが無いのだ。
テレビで、大臣なり電力会社の社長なりが記者会見でもして、発表されることだろう。


人々の、なにか力になりたい、という気持ちを悪用して広く拡散させたもので、最初にそれを作った人間の気が知れない。
しかし、それにまんまと乗って加担する人々にも、責任を感じて欲しいと思う。

こういうときこそ、冷静になって「ソースきぼんぬ」するべきだ。
力になりたいという気持ちが、悪く働いてしまったことは残念だけど、そうしてる間に情報が錯綜して混乱を招いてしまう。
膨大なメールの回線をムダに使うことで、被災地でのメール通信がより困難になる、ということだって懸念される。


マジレスすれば、実際に関西電力から東京電力へ、北海道電力から東北電力へ、それぞれ送電はされているけれど、それは限られた量のみで、
現時点では西日本や北海道で節電することが、被災地への役に立つことは、無い。(節電じたいは大切なことだけど)
関西電力や北海道電力は、専用の車両や機器、人員での応援を主に行っている。

情報は錯綜していて、節電が役に立つという情報も、相変わらず、ある。

ただ、やはり少なくとも、多くを惑わすチェーンメールのカタチで回す方法は、良くない。




現実的なこととして、今は何もできない。
野次馬的な気持ちで、テレビの報道を見ているしか出来ない。

報道を見ているかぎり、政府や自治体、インフラ関係の被災地への対応は迅速なように感じる。
コメンテーターのなかには、政府や原発の関係者について、まずは批判することしか出来ない人がいるけれど、
そういう人の気が知れない。

こういうときに否定的な発言を、テレビでする意味がわからない。

与野党を越えて、政府は頑張っていると思う。

福島の原発で、処置にあたっている作業員のことを考えると、その辛さは計り知れない。
どうか無事に、解決されてほしい。

多くの自治体や民間の施設でも、避難所や食料の供給が、地震から数時間以内に始まっていた。
国の指導もあって、銀行で通帳がなくてもお金がおろせることや、携帯電話料金を1ヶ月遅らせられること、
健康保険証も現金もなくても、まずは治療を受けられること、などが被災地で行われている。

自衛隊は、まず5万人の出動が決まり、さらに2倍の10万人に増員された。
自衛隊の総員は25万人だから、かなりの割合だ。

これらの決断は迅速だったといえると思う。

ここに、阪神淡路大震災や、北海道南西沖地震、中越沖地震の教訓が生かされていることを、感じることができる。
阪神大震災のときは、自衛隊が迅速に派遣やその他もろもろ、政府や自治体の対応の遅さが問題になったのを思い出す。



これらの適切な対応が、今後も適宜行われて、出来る限りのすみやかな復興へつなげていってほしい。

救助活動は、津波の水がまだ引かなくて、厳しいそうだけど、
出来る限りの人が助かってほしい。





2011-03-13 00:30:29

2011-03-13 00:30:29 | Weblog
津波の映像、恐ろしすぎる…

リアス式海岸の地形に恵まれた天然の良港の数々が、町ごと水没していった…

昨年、東北までロードスターで行った帰り道に、松島から八戸まで走った。

大船渡、気仙沼、陸前高田、宮古、久慈…、まだ記憶に新しい三陸の町が、しんじられない姿になっている。

気仙沼は、古い街並みが素敵で、またちかいうちに行きたいと、ここでも書いた。
でももう街並みは失われたかも知れない。

集落ごと連絡が付かない地域も未だにあるとか。


しんじられない。衝撃的すぎる。多くの救出がされてほしい一方で、今後更に被害の大きさが見えていくことも覚悟しなければならない。

ふだんしない募金を、しなければならないと思う。

他になにができるだろうか。
関東以北の人々は、できるだけ節電に心がけることが、当面は大事なことだそうだ。


被害が広がっていかないことを祈っています。