この曲を聴くと、
高校の入学の頃を思い出す。。。
Soul Love
俺達の中学校の学区は、二つの小学校から集まるだけだったので、
ようはもう、中学までは昔っからの仲間で上がってきた。
そこで、高校で初めて、他文化を知る。
他の町どころか、市外のやつらまでいる。
「文化」というのは大袈裟じゃない。
まず「大富豪」(大貧民)のルールの違いについては大いにもめたw
(主に自転車を)盗むこと(とんでもない行為)を、
「パクる」なのか「ギる」なのか「チョッパる」
なのかでも互いの主張が絶えなかった。
そんなことよりも、比較的温厚な中学校出身の俺は、そういう荒れた感じが(今思えば全然荒れてない高校だったと思うけど)、最初はすごく嫌だった。
そういう小さいことが、慣れてないからすごく違和感があって、荒れてるって感じを受けたんだな。当時は。
部活に行っても、先輩は面倒臭い体育会風でちょっとだけ怖いし、それも好ましくなかったけど、
それでも変なヤツラばかりに思えたクラスの仲よりは、部活のほうがずっとマトモに思えて、
高校1年の夏休みまでは、
そんな、どことなく居場所のない、神経をすり減らすような日々だった。
1年の夏休み以降は、怖い先輩も引退し、部活の仲間とも打ち溶け合って、クラスのヤツラとはあまり関わらないように割り切って、それからは気が楽になったのを覚えている。
高校2年でクラス替えがあって(2・3年が同じクラス)、そこで初めて、「1年のときのクラスが特に変な人間の集団だったんだ」と知った。
高校2・3年のクラスは結構面白いクラスで、今でもその半分くらいのメンツで集まって、飲むこともしばしば。
まァ、とにかく高校入学当初の数ヶ月。
あのときの絶望的な気持ちは、人生初の五月病でどん底。
ホンキで、中学に戻りたいと思ったものだ。
(自分達の高校だけがチャリ通だったことも、他の高校へ電車で通学するようになった友達達とを疎遠にさせた大きな要因。まだ携帯持ってなかったもんね)
そんなときによく聴いたのが、この曲で。
今でもこれ聴くと、高校のあの絶望的な春を思い出す。なのになぜか懐かしい。
万人ウケを狙うGLAYの様子を象徴するような曲調とPVで、古くからのファンを失望させた、という説明をよく見るのだけど、
そんなことは全然思わない。
そういう意味では、俺はべつにGLAYが好きなんじゃなくて、GLAYの曲の、たまたまその多くを好きであるだけなのかも知れない。
そんな春です。
会社の同期入社の
はがえる氏が、この春から違う会社へ、しかも東京へ行ってしまうことになった。
東京だから、クルマは不要ということで、クルマを処分してまでの上京物語。
買って3年で7万キロ以上を運転した彼が、クルマを手放してまで行くという東京には、何があるのだろうか。
都会の絵の具に、染まらないで帰って。ね。
彼の転職が成功だったのかどうかは、次の会社で働いてから決まっていくのだろうけれど、その決断力には尊敬させられる。
俺も、彼に負けないくらい運転ばかりする人間だと思うけど、同じようにクルマを手放してでも飛び込んでみたい世界なんていうものを、一度も見つけていない。
俺は仕事を今後、いろいろ変えていったとしても、
クルマだけは生涯の生きがいで、これだけはひと時も手放せないと思う。
そのクルマがBMWであれ中古のアルトであれ、かまわない。
自由に乗れるクルマが一台無いと、生きていけないような気がする。
結局最後は車の話・・・。