Skb-RS ~ロードスターはじめました~

北海道でロードスター(NB8C)と
デミオ・スポルト(DE5FS)を放し飼いする日記。

Skb-RSとは・・・

東京モーターショーにスバルが出すコンセプトカーの

2009-10-09 23:26:57 | クルマ
東京モーターショーにスバルが展示するコンセプトカー


スバルは東京モーターショーに毎回「未来のレガシィ」とも言うべきコンセプトカーを出展するのが恒例で、代々「エクシーガ」というネーミングで出展されていた。今回、その名前がついに市販車に使われたので、「スバル・ハイブリッドツアラー・コンセプト」。

カッコイイと思う。

デザインは、例えばハッチゲートからテールレンズ周りの処理なんかは、むしろ先代レガシィとの共通性を感じ取れる。
フロントフェイスも完全に先代レガシィを思わせるもので、これは現行のレガシィのデザインスタディをもとに作られているのではないか、と勝手に妄想。
むしろ、こっちの案をデザイナーは推していたのでは?

コンセプトカーがカッコイイのは当然だし、ガルウィングドアには無理があるしルーフも低すぎる、キャビンも狭すぎるだろう。
けれど、ルーフもウェッジラインも水平貴重で、このまま煮詰めればフォルムを大きく崩すことなく現実的なものへと持っていけたんじゃないだろうか。


個人的には、現行のレガシィのデザインには「もうひとつ・・・」という思いがあるだけに、よけいにこのコンセプトがレガシィだったら、、、という妄想を進めてしまう。


現行のレガシィも、現行のインプレッサも、どこか謎のあるデザインだと思う。
それが確信犯の、あえて謎めいたデザインとするなら、徹底して貫いてスバルの味としていけば良いのだけど(特殊なエンジンのイメージとも合うはずだ)、先代レガシィのシャキっとしたデザインのイメージが強い目には、どうしても理解しずらい「謎」になってしまうんだよな。
どうも先代レガシィや、今度のコンセプトを見るにつけ、スバルはやはりアウディ的な方向性を目指したいんだなぁ、と感じてしまう。


でも「アウディ的デザイン」+「アウディに負けない4WDシステム」で勝負するとしたら、それは三菱の方向性とカブってしまうんだよなぁ。


三菱のランエボは既に、アウディ風の「シングルフレームグリル」を取り入れている。(これをアウディ風と言ったら、三菱は怒るのかも知れないけど)

しかもそのシングルフレームグリルを、かつてスバルがブランドイメージにしようとしてどうしても上手くいかなかった「台形グリル」という形状でうまく取り入れた。

狙ってのことかは分からない。
真似だとか、違うとか、真似が良いとか悪いとか、
そういうことを言い出すとキリが無いんだけど、

少なくとも、最近の三菱のデザインはすごく良い。
「三菱っぽさ」がある。
マツダのような分かりやすいやつじゃない、わざとらしくない、
「三菱っぽさ」。

個人的には結構良いと思う。
スバルには、そういうスバルっぽさが無いんだよなぁ。

それだったら平成初期のアルシオーネSVX、2代目レガシィ、初代インプレッサ。vivio。
この頃のほうが、スバルらしさがあって、良かったかも知れない。


そんなことを思いました。